ぶつぶつむにゃむにゃ

ただで動くのは地震と風だけ
ちょっといい方法
加速度の話し

素朴な疑問
シャボン玉の歌
遠慮と貧乏はするな


ちょっといい方法

 

最近、暇なとき(まぁ、ほとんど暇ですが・・・)、よくかかってくる電話でのセールスなんですが、その電話セールス対処法です。

ルルルウ−(電話の音は難しい)』、『カチャッ、○○です

こちら××コーポレーションです。ご主人様でしょうか』という切り出しで、相場マンション健康食品お墓など、いろんな電話がかかってきます。

 この電話うっかり『金がない』、『必要じゃない(間に合ってる)』とかで受けると大変なことになります。 

先方様は『マニュアル』を持っているので、この辺の応酬話法は心得ています。 

そこでちょっといい方法、『今新築中の□□マンションが・・・・・・。』とセールスが始まります。

一息ついたときに『あのねー、いい情報を教えていただくのはうれしいんですがねー、私、いま失業中プー太郎なんですよ、去年の1月から仕事が無いんですよー、それで昼間から電話に出れるんですよー』と言うと、ほとんどのセールスは『ご愁傷様』という感じで電話を切ってくれます。

これ、けっこう使えますよ?!

よろしかったら一度お試し下さい。

 開き直りかなぁ〜・・・?!?

   


 

加速度の話し

2000/04/04

3月24日、藤崎稔さんの住宅公団との入居契約の日、通所授産施設『べしみ』施設長の本田さん、生活ホーム『もんてん』職員の村田さん、本人(藤崎さんは手動車いす)と介助者として同行した。

東武線、武蔵野線、埼京線と乗り継いで新宿へ向かった。この行程でいろいろ勉強した。まず東武線武里駅では上り線、下り線が分かれていて、券売機、改札などが駅橋上にあり、通常階段を上って切符を買い改札を通り階段を下りて各ホームへ行くようになるが(各階段にはエスカレーターが設置されている)、もうひとつの方法(新発見)は上り線へ行く場合、東口のほうから駅の階段下に大きい鉄扉があり、その脇のインターホーンで駅員さんを呼ぶとその鉄扉を開けてくれる。すると目の前にホームへ直結したスロープがありスーッとホームに入れた。このスロープは大変便利な代物でお値打ち品だ。本田さんたちが東武鉄道へ働きかけて作ってもらったそうだ(東武さんありがとう)。

東武線の新越谷駅エスカレーターエレベーター両方とも設置されており安心だった。高架(3階)から2階の駅へおり、さらに地上に降りて東武線と十字に交差するJR南越谷駅から武蔵野線だ。藤崎さんはこの駅の常連らしく改札を通る時、駅員さんから挨拶された。武蔵野線ホームは高架(2階部分)で2本のエスカレーターを乗り継いで上がる。このとき本田さんたちが面倒だからこのまま上がろうとエスカレーターを止めないで車いすを乗せた(お奨めできないが)。2本目のエスカレーターは私がやってみた、意外と簡単で力もいらない(クセになりそう)。

武蔵野線の武蔵浦和埼京線に乗り換えだ。武蔵浦和駅は武蔵野線ホーム(高架)からいったん下に降り、埼京線ホーム(高架)に再度上がるが、両方とも駅員さんを呼ばないでエスカレーターを使って「覚えたてを」やってしまった。そして、予定より30分ほど遅れて新宿に着いた。

新宿駅の埼京線ホームの中央口通路への階段には手すり式の昇降機が付いているが、こればかりは駅員か?すると本田さん「どなたか手を貸してくれませんか」、サラリーマン風のナマリのある方が寄ってくれて車椅子を持ち上げて降りた(ありがとう)。

午前中との約束だったが12時近くだったので村田さんが少し遅れる旨の電話を入れ、西口広場を横切り動く歩道を歩き公団へ急いだ。時々、後ろを振り向くと本田さんの姿が見えない、はるかかなたに帽子が見えたので安心して、「めったに都会へこないので見物しながら歩いているんだろう」と思いながら先を急ぐ。

12階の公団の募集受付に行くと昼休みに入ったらしく誰もいない、守衛さんみたいな人に事情を話すと担当のHさんと“お受験”に出てきた野際陽子みたいな女性の方がでてきて『話しが長くなりそうなので、奥のほうへ』と別室へ案内され我々は顔を見合わせた。

道中、申し込みから今に至る経緯を反復し、「ひょっとすると契約を辞退してほしいとの要請があるかもしれない。」と話し合っていたので「これはいよいよ、入居拒否か」と気を引き締めあったのだ。ところが本田さんと村田さんが要常時介助藤崎さんへの介助表などと“わらじの会”と“わら細工”の歴史と実績を説明し理解を求めたところ、意外とスムースに進展し正式契約が出来た(ほっ)。

ホッとして下りのエレベーターの中で本田さん『大坂さん、帰りはもう少しゆっくり歩いてください。速すぎて付いて行くのが大変なんです』と!?『すいません、「学生時代に加速度的に生きると年とらないよ」と言われて以来、チョコチョコと加速度的に生きてるもんで』?!?(大笑い)

 

        


 

素朴な疑問

2000/03/22

昔からよく『薬と化粧品は水と粉と宣伝費』といわれてますが(薬屋さん・化粧品屋サンごめんなさい)、最近のマスメディアに昨年は目立たなかった宣伝が目立つようになったと思いません?。

??スン・???学館・等などの『◯◯介護は××へ』『☆★介護の▲▲』のコピーと共に、軽自動車に乗った白衣のおばさんがニコニコと降りてくるCF見たことありませんか?。

2000年4月から始まるあれよですよ、あれ、4兆円産業と呼ばれる『あれ』です。

素人考えなんだけど、アレッてものすごく儲かるんですね。化粧品と同じようにあんなに宣伝費かけるんだから。また素人考えなんだけど、あの宣伝費、介護の品質向上に使ったらと思っちゃうんですよね。またまた素人考えなだけど、アレッて厚生省の思いつきを、金儲けの名人が目をつけ乗った事業と言うことだろうか、まぁ、我々素人には役所の人の頭の中まで見えません。

本当にお年寄りが幸せな生活が出来ればいいことで、心配性の私の老婆心で(ばあさんゴメンナサイ)、とにかく『老人介護は?と?と宣伝費』と皮肉をいわれないように・・・

          


 

遠慮と貧乏はするな

00/02/20

以前、勤めていた会社の氷川台中古車業販営業所にいたとき、大井松田のほうのご出身で内田源三と言う所長がいました。ずっと中古車畑を歩まれた方でお若い頃は鬼の源さん(最近流行った大工の源さんとは違います、でも本人はパチンコ好きでした)と恐れられたといいます。ご本人は仏だと思っていたようです。

ある日、その源さんと数人で中華を突っついていたときのこと、やがてほとんどの皿が空っぽになり、餃子がひとつポツリと残りみんなのハシがフッと止まった瞬間、源さんその餃子をパクリ、「アッ!」、やおら源さん曰く『遠慮と貧乏はするな!!』っと・・・・・・・・、子供の頃よく言われたそうです。

なんとなく味のある面白い(身につまされる?!とくに貧乏は!!)言葉ですね。その後商売によく使わせてもらいました。