以下は私が登ったルートの印象です。
グレードは小林敏さんのホーム・ページのものを採用させていただきました。
- ラッコ(5.10b)
- ボルト一本のやや被り気味のボルダーです。
ボルダーととらえれば 4+ 程度ではないでしょうか。
- ホワイト・ラット(5.10b/c)
- 一本目のボルトが遠いけれど、ガバなので慎重に行けば大丈夫です。
三本目のボルトにクリップした後で、私はボルトの右側を登ったのですけど、
左側を登っている人もいました。
- ハリネズミ(5.10b/c)
- 名前の通りホールドが少しバリバリしている。
中間部と最後がポイントでしょうか?
- アルマジロ(5.9)
- ガバガバのルートです。
ホールドに裏切られることがありません。
中間部はボルトが少し遠いので慎重に。
- ガバ丸(5.10a)
- 最初と最後がポイントです。
二回目からは簡単に感じられるでしょう。
- ウイリー(5.10b/c ★★)
- 右は 5.11b らしいです。
出だしが少し難しい。
あとは全部ガバだけど被っている。
ボルトの二本目が少し遠いので慎重に。
フリー・ソロする人もいる。
- バブルス(5.11b ★★)
- 下部で力を使っていると上部の縦ホールド(コルネ)で苦労する。
体を振って思い切って行きましょう。
- 割り箸(5.10d ★)
- 出だしで、やや被り気味のフェイスを乗り越すのが恐い。
その上は二本の縦ダイクを登る。
少し持久力が必要で、いかにも 10d という感じのルートです。
高さは 20m 程度、やや被り気味のこじんまりとした小さな岩場です。
岩質は石灰岩で、カバが多く、表面がゴツゴツ・ザラザラした感じなのでフリクションは良いです。
十数本のルートがあり、奥多摩周辺には珍しい長いルートも何本かあります。
岩場の前は小さな広場になっていて、たいらで居心地はよいです。
ただし谷間の杉林の中なので、日は当たらず、展望も望めません。
夏は蚊がうるさいので虫よけは必携です。
地元の人の好意で登らせていただいている岩場です。
次のことに気をつけてください。
- 集落の中の道は狭いです。迷惑駐車は絶対にしないように。
- 山道の途中と岩場の前に祠があります。壊したりしないように。
- 地元の人に挨拶されたりします。にこやかに挨拶をかえしましょう。
- 岩場に向かって左上にトイレが作られているので利用しましょう。
神ノ戸岩のルート図としてはつぎのものがあります。
ビニール・ケースに入ったルート図が岩場においてあります。