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よしむら あかしこ

吉村証子

よしむら あかしこ

?〜 1979.4.23(昭和54)

昭和期の科学史研究家

埋葬場所: 26区 1種 2側
〔小出満二家墓〕

 小出満二(同墓)の子。旧姓は小出。結婚をし吉村姓となった。東京大学理学部卒業後、津田塾大学で科学史の講義をしながら子供向けのわかりやすい科学の本の普及に長年携わり、1968(S43)から科学読物研究会を主宰する。著書に『子どものための科学の本』、『ちずあそび』、翻訳書に『たしかめてみよう』などがある。
 また日本子どもの本研究会副会長などもつとめる。没後、'80吉村証子記念文庫設立。 '81吉村証子記念会が設立され、科学読みものの研究・普及・創造に生涯をかけた吉村証子の業績を記念し「日本科学読物賞」が制定された(〜'96)。 受賞者には賞状と彫刻家・佐藤忠良制作のブロンズ像「花」が贈られた。出版関係の賞では珍しく本物の美術品を賞としていた。

<日本女性人名辞典など>


*洋型墓石に小さく十字が刻み「小出満二家墓」と刻む。裏面が墓誌となっている。同墓には農学者の小出満二、日本語教育の開拓者・指導者と称され多くの日本語教師を輩出した小出詞子も眠る。

*同墓には小出姓(満二、貞子、行子、詞子)と鈴木姓(恒治、さや子、稔、法子)の人物が眠る。


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