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たかしま きゅうほう

髙島九峰

たかしま きゅうほう

1846(弘化3.5.30)〜 1927.2.23(昭和2)

明治・大正・昭和期の書画家

埋葬場所: 20区 1種 17側

 長門国萩(山口県萩市)江向村出身。萩藩の藩医の髙嶋良台の長男として生まれる。本名は張。字は張甫。通称は髙島張輔(ちょうすけ)。九峰は号。弟に日本画家・地質学者の髙嶋北海(5-1-13-4:髙嶋得三)がいる。姪に映画女優の髙嶋愛子(5-1-13-4)。
 宮内省図書御用掛をつとめ、随鴎吟社の客員もつとめた。弟の北海が画を描き、九峰が詩文を書す作品を多く残しす。「大正詩文」にも寄稿。著書に『九峯詩鈔』がある。享年82歳。

<20世紀日本人名事典など>


*墓石は和型「高島家之墓」、裏面「昭和十六年九月建之」。右側に墓誌が建つ。戒名は喬壽院九峰張輔居士。墓誌には通称名の高島張輔と刻み、九峰の字は戒名の一部に含まれるのみ。

*弟の髙嶋北海の墓石は「髙嶋」と刻む。


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