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しばもと しげみち

柴本重理

しばもと しげみち

1909.11.24(明治42)〜 1992.6.21(平成4)

昭和期の実業家(ブリヂストンタイヤ)

埋葬場所: 13区 1種 25側 1番

 長野県出身。1933(S8)東京帝国大学経済学部卒業。'39石橋正二郎(9-1-7-2)のブリヂストンタイヤに入社。 以後、正二郎やその息子で二代目社長の石橋幹一郎(9-1-7-2)をサポートし、ブリヂストンタイヤの重臣として活躍。 '47取締役、'49常務、'58専務、'63幹一郎が社長に就任すると同時に、副社長に抜擢される。'73幹一郎が社長を退き、3代目社長に就任した。 '81副会長、'82取締役相談役となる。'71藍綬褒章受章、'80勲二等旭日重光章受章。心不全のため逝去。享年82歳。
 柴本のビジネス名言として下記が有名である。「理論よりも、やはり、実行。これが先に出て、理論というものは後からでもいい。」「日本のビジネスマンは地位が上になるほど『現場』を忘れがちなところがある。机の上に積んだ書類を眺めているだけで総てをわかったと思うようになる。これは、重大な欠陥である。」

<物故者事典など>


*墓石正面は「先祖累代之墓」。裏面に建立者・喪主として柴本重理の名が刻む。右側に墓誌があり、十字架とヨハネ・重理の左横に戒名の顕正院禅輪明澄居士と刻む。墓誌裏面に勲二等旭日重光章・藍綬褒章と、俗名、没年、行年が刻む。

*娘の柴本澄子は歌人であり、『遺歌集 / たまゆらの』がある。


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