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なかだ うごお

中田羽後

なかだ うごお

1896.9.9(明治29)〜 1974.7.14(昭和49)

昭和期の作詞家、教会音楽家、牧師

埋葬場所: 19区 1種 3側

 秋田出身。父で牧師の中田重治(同墓)と母で基督教伝道師のかつの次男として生まれた。長男は生後1ヶ月で亡くなったため、羽後が後を継ぐ。 当時、重治とかつ子は秋田大館にて伝道活動をしていたこともあり、羽後の国にちなんで羽後と名づけられた。
 1960(S35)森山諭牧師と荻窪栄光教会を開く。日本を代表する教会音楽の権威者として活動し、また、教会の礼拝で歌われる聖歌の編纂者としても知られた。 『リワ"イワ"ル聖歌』や『聖歌』はもとより日本基督教団讃美歌委員会編集の『讃美歌・讃美歌第二編』には「カルバリ山の」「シャロンの花」「キリストにはかえられません」の訳詞が収められている。 教会音楽に生涯を捧げ、多くの基督教音楽を作詞したが、その中で誰でもご存知の曲がある。それが「おお牧場はみどり」である。

<五輪塔様より情報提供>


『おお牧場はみどり』
作詞: 中田羽後 チェコスロバキア民謡

1.おお牧場はみどり 草の海 風が吹く
  おお牧場はみどり よく茂ったものだ(ホイ)
   雪が解けて 川となって
   山を下り 谷を走る
   野をよこぎり 畑をうるおし
   よびかけるよ わたしに

2.おお聞け歌の声 わこうどらが歌ううた
  おお聞け歌の声 晴れた空のもと(ホイ)
   (以下同じ)

3.おお仕事は愉快 山のように 積み上げろ
  おお仕事は愉快 みな冬のためだ(ホイ)
   (以下同じ)


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