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ながお よしみ

長尾義三

ながお よしみ

1922(大正11)〜 1998.9.3(平成10)

昭和・平成期の土木学者

埋葬場所: 22区 1種 38側 1番

 祖父は医学者・医文学出版人の長尾藻城(同墓)。兄に英米演劇研究家・翻訳家の長尾喜又(同墓)がいる。
 京都帝国大学工学部土木工学科卒業。運輸省に入省し、港湾局防災課課長などを歴任。退職後、京都大学教授となり、工学部交通土木工学研究室にて水理学、港湾工学、海岸工学、土木計画学、沿岸域計画などを研究・指導。退官に伴い京都大学名誉教授。1986日本大学理工学部教授となる。主な著書に『港湾工学』『土木計画序論』『沿岸域計画思考入門』『物語日本の土木史』などがある。土木学会より功績賞受賞。享年76歳。

<第7回助成研究ワークショップ 河口域、沿岸域の自然環境のプログラムより>


長尾藻城翁之碑

*墓石は「長尾家之墓」。左右に墓誌があり、左の墓誌から代々の刻み、右の墓誌へと続く。義三は右の墓誌に刻む。墓石右側には「長尾藻城翁之碑」が建つ。墓石は昭和十一年八月に長尾正男と健弘が建之したと裏面に刻む。


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