神尾元雄

　東京出身。旧姓は岡島。陸軍少将の神尾直次（同墓）の娘の壽子（同墓）と結婚し婿養子となった。
　1926.7.16(T15) 陸軍士官学校卒業（第38期）。同期に陸軍大将の吉田豊彦(9-1-8)の次男で陸軍大佐となる吉田又彦らがいた。同.10.25工兵少尉に任官。'29.12.10(S4)陸軍砲工学校高等科を優等で卒業（35期）。
　その後、陸軍省兵器局課員を経て、'30.12.2関東軍参謀として日中戦争や太平洋戦争に関わり、'44.6.8第10陸軍技術研究所所員となった。'45.3.1大佐に昇進し、終戦を迎えた。従5位 勲3等。享年72歳。

＜陸海軍将官人事総覧など＞

＊墓石は和型「神尾家之墓」。左側に墓誌があり、陸軍大佐の刻みと共に俗名、没年月日、享年が刻む。享年は72歳。妻は壽子。

神尾直次、 吉田豊彦