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おおた よしあき

太田美明

おおた よしあき

1949(昭和24)〜 2021.10.25(令和3)

昭和・平成・令和期の実業家(太田胃散)

埋葬場所: 6区 1種 5側 3番

 東京出身。初代太田胃散創始者の太田信義(同墓)の曾孫。4代目太田胃散社長の太田昭(同墓)の長男。
 1978.5(S53)太田胃散に入社し取締役に就任。「太田胃散」ブランドの持続的成長と共に、「太田漢方胃腸薬II」「太田胃散整腸薬」などの新製品の上市・育成、健康食品事業への参入などに取り組み、同社の経営基盤強化に注力した。1994.5(H6)代表取締役副社長、次いで、2002.6 代表取締役社長(5代目)に就任。
 長年にわたり家庭薬業界の発展につとめ、2006.6(H18)日本家庭薬協会会長に就任。日本一般用医薬品連合会副会長なども歴任し、OTC医薬品や家庭薬の正しい普及・活性化に尽力した。2016 公益財団法人全国防犯協会連合会の会長として“安全で安心な社会”の実現に向けた取り組み・功績が認められ、藍綬褒章を受章した。
 2021.10.1(R3) 約19年間にわたって務めた社長職を長男の太田淳之に譲り、代表取締役会長に就任したが、同月25日に心不全のため逝去。享年73歳。通夜および葬儀告別式は故人の遺志により、近親者のみで執り行った。同社主催での「お別れの会」を後日執り行われた。

<ヘルスビジネスオンライン・日刊薬業や訃報記事など>


墓所 墓所

*墓石は何も刻まれていない土饅型。。左側に初代太田信義以降の太田家墓誌。右側には吉田家の墓誌が建つ。初代太田信義には太田胃散創始者と刻む。

*初代太田信義の5男の五十八は、母方の実家断絶を防ぐため母方祖父の吉田道伯の養子となり吉田姓を名乗り、吉田五十八として現代数寄屋建築の創始者として活躍した建築家。


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