歴史が眠る多磨霊園 |
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阿南 尚 | |
あなみ ひさし | |
1845(弘化2)〜 1920(大正9) | |
維新・明治期の政府軍警部、書記官 | |
埋葬場所: 13区 1種 25側 5番 | |
陸軍大将の阿南惟幾(同墓)の父。竹田市玉来の阿南右兵衛の嫡男として生まれ、後に庄屋の阿南仙平の養子となった。 18歳の時に岡藩士熊田陽助に仕えて若党となり、岡藩武具方詞役。1876(M9)仕官して小倉県一五等出仕となり、後に警部として福岡県に転任した。 在任中に秋月の乱が起こり、当時小倉連隊にいた乃木希典と共に、政府軍としてその追討にあたった。 1877(M10)西南戦争の際には、巡査隊を率いて田原坂の戦いに臨んだ。 山県有朋に見いだされて大阪府警部に転じ、さらに石川県、警視庁を経て1887(M20)東京地方裁判所検事、 1893(M26)大分地方裁判所検事を歴任した。後に徳島県警部長となり、1898同県書記官に任じられ八年間在職。さらに香川県と石川県の書記官を務めた。 <大分県歴史人物事典16頁>
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