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敬仰忠烈

敬仰忠烈(忠霊塔)

碑石所在地: 20区1種51側と58側の間
       (名誉霊域道小金井方)
建立年月日: 昭和 20年 3月
建立者  : 東京都(西尾壽造)

「敬仰忠烈(けいぎょうちゅうれつ)」またの名を「忠霊塔」ともいう。
敬仰(けいぎょう)=つつしみとうとぶこと。
忠烈(ちゅうれつ)=忠義の心で困難に打ち勝つという意味。
忠は「まごころ」、霊=烈、塔=碑  忠烈碑ともいう。

忠烈=忠勇義烈
  忠義で勇気があり、正義の心が強く激しいという意味である。

「敬仰忠烈」の刻みの左隣に「東京都長官 陸軍大将 西尾壽造 謹書」と刻み、碑の裏面「昭和二十年三月建之 東京都」とある。

 1944年7月25日、第36代 東京都長官として、予備役となっていた陸軍大将の西尾寿造(16-1-8)が任命され就任。同年11月24日から東京本土にもアメリカ軍による空襲が始まる。都民を鼓舞するために多磨霊園にこの忠霊塔を建立したが、建立した月の1945年3月10日、東京大空襲の惨事により100万人が罹災者となる。その後も空襲は続き、8月15日の終戦まで東京は計106回の空襲を受け焼け野原になった。


敬仰忠烈(近景)
敬仰忠烈(遠景)



第135回 東京大空襲 終戦時の東京都長官 西尾寿造 お墓ツアー
敬仰忠烈の忠霊塔


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