蕎麦の産地「北落合」


「おち庵」は北海道上川郡南富良野町落合にあります。
落合は古くから森林伐採時の集積地として開かれ、また狩勝峠を鉄道が開通するまでは、現根室本線の終着駅として栄えました。
かつては落合から北落合まで木材運搬用の森林鉄道が走っていましたが、現在レールは撤去され跡地が北落合への立派な道路になっています。
この道路を奥へ進むと標高600m程の畑作の大地、そこが北落合。
北落合は観光地ではありませんが、遠く十勝連峰の眺望が得られるまことに素晴らしい台地です。

この地は明治後半に開拓農家が入植しましたが、冬はマイナス30℃にもなり夏でも冷涼な気候のためなかなか入植者は増えず、本格的開拓は戦後になってからという厳しい土地。
現在は人参の産地として有名になっていますが、人参生産の傍ら生産される蕎麦が大変良質で、「おち庵」ではこの地場で収穫される蕎麦を風乾させて使っております。


             
              おち庵の天然水


「おち庵」は狩勝峠にまたがる佐幌岳(1060m)を水源とする、清らかな伏流水を汲み上げて使用しています。
この伏流水が浸透してくる山肌には人家や農地が存在せず、何にも汚染されていない天然のままの清浄な水は、地下深くに浸透して濾過され「おち」庵の地下7mより井戸水として汲み上げられております。
この水は濁りはもとより臭いも全くない、夏でも手が切れるほど冷たい天然水です。
水質は地元保健所によって飲用が保証されているミネラルたっぷりの天然水のため、良質な蕎麦の香りを最大限に引き立たせてくれます。

香り高い蕎麦と冷たく美味しい天然水。
蕎麦の一口目は、是非この美味しい天然水で水蕎麦としゃれこんでみてはいかがでしょうか。