九州の旅(序章)

 約27000km乗ったアベニールを01年に買い、05年で80000kmほど乗ったので、06年の3月で4駆のレガシーの新車にしましが、その年はまだ慣れていないのであまり長距離は乗らず、07年の春、九州ドライブを行ないました。

 九州へは、名古屋の会社に立ち寄り、仕事、飲み会、ゴルフとやって、そのまま、九州に向かったのです。

 ただ、行くのも面白くないので、今回は、富士五湖身延山を経由し、山口の湯田温泉瑠璃光寺などを見て、九州に行くことにしました。

 

(第一日 3/22)

 5:30に家を出て、三郷までは1時間以下で快調(過ぎる??)に行きましたが、やはり首都高から新宿辺りが混んで、石川PAで8時過ぎとなり、コーヒーなど飲んで休憩。其処から河口湖までは、快調に進みました。

 

                        河口湖

天気は、快晴、富士山も良く見えます。写真を撮り、湖をぐるーと周り、西湖に行き、

             

                       西湖

二つの湖の間から139号にでて、16種類の湯があるという、富士展望の湯「ゆらり」に入るましたここで休んで、近くの道の駅「なるさわ」で昼食です。ここからも富士山が綺麗に見えます。

            

                      道の駅から

 少し休んだので精進湖、本栖湖と写真を撮りながら進みました。写真と言っても皆、富士山です。

  

             精進湖                        本栖湖

そして、300号から52号(身延線)に入り、県道845号から総門を経て今日の二つ目の目的地である身延山久遠寺に向かいます。

           

                          総門

ここは、ご存知、日蓮宗の総本山です。

この辺は、すでに桜が7分咲きに近く、枝垂桜が多く、古い寺の建物に映えて綺麗でした。

 総門を過ぎてしばらく行くと、先は駐車禁止となり、その辺をうろついて、道端の空き地に駐車し、山門に向かいました。

山門は、非常に大きなもので、今、焼失した五重塔を建てるとかで寄付を集める大きな看板があり、いささか興ざめ。(20年11月完成、21年5月落慶法要)

  

             三門                             菩提梯

山門三門と言う)を潜ると、久遠寺への参道(菩提梯)と言う石段です。

高低差107m、段数287段、すなわち、1段=37.3cmで、ここを登ると菩提梯と言う様に、ご利益があると言うよりも、高いものを見ると上りたくなる我家の悪癖で、登って見ました。途中で休むこと、数度、ようやく本堂に辿り着きました。

            

                          本堂

 そして、あまり時間もないので、本堂からロープウエイまで行き、700mを一気に上ったのです。その結果,100mを疾走すると貧血を起こす体質ですから、やはり上で貧血状態。しかし、そんな人が結構いると見えて、横になって休めるような所がありました。ここで、10分ほど休み、奥の院へ。

  

              奥の院                         山頂

奥の院は、思親閣と言い、身延山山頂の傍、日蓮が、遠くはなれた房総の親を思ってここに篭ったと言う場所です。

                 

                        道すがらの桜

 目的を達し、ロープウエイで下り、石段はやめて、女坂を下り、途中にある堂宇など見て、桜を愛でつつ、車へ。

 52号に出ると後ろから来た、派手なローリーがそこのけそこのけと走るので、これを前において、後を快適に飛ばし、1号から東名に乗り、焼津まで行き、降りてすぐ横のホテルNANVANに泊りました。

最近流行の、自動車族のビジネスホテルで部屋も広く、ネットの完備。中々快適です。

(第二日 3/23)

 朝飯を食って、部屋に戻ると、テレビで浜松のフラワーパークと言うのをやっていました。若干時間的に厳しい所がありますが、行ってみようと8:30に出発。9時過ぎにつき、入場し、アーモンドの花など見て、9:45に出てきました。

              

                       浜松フラワーパーク

   

          アーモンドの花                    フラワーパーク入り口を見る

写真を撮って、駆け足で見たようなものです。10時過ぎにここを出て、昼飯を食って

12時過ぎに稲沢に着き、会社の連中と話しをして、名古屋の本社に行き、夜は会食。10時過ぎに一宮のビジネスホテルに泊まる。

(第三日 3/24)

 6:40にゴルフメンバーが迎えに来たので、運転してもらって、中央道で、明智カントリーへ。これは、旅行の方向とは逆ですが仕方ありません。昼からは雨になり、5時半ごろ終って、暗い中を中央、名阪と走って、大津ICまで行き、宿に行きましたが、一方通行で、分かりにくく、ついたのが8時半過ぎになってしまった。

(第四日 3/25)

 宿を7時過ぎに出発し、京都東ICから中国自動車道へ出ましたが、途中、NAVIの指示が兵庫東条ICで下りろといっています。

下りて少し行くと西国23番霊場朝光寺という看板がありました。行ってみると新しく作ったような寺で古い霊場といった感じがありません。

 

                        山間の田地

少し離れた所に東条湖と言うのが有ると言うので、ここに行ってみましたが、ここもたいしたことはありません。しかし、途中の田圃を見ると、典型的な日本の田といった風情で、これを写真にとって、次の滝野守ICから、再び高速に乗り、途中、昼食やら仮眠やらをして、4時前に山口に着き、瑠璃光寺に行きました。

  

           瑠璃光寺                         五重塔

 この五重塔は、以前にも来ましたが、大内氏時代のもので素晴しい。横の色々な五重塔の模型などのある展示館を見て、湯田温泉の宿湯別当湯原に向かいます。

ここは、湯田温泉で最も古い宿で、源泉掛け流しです。

ここは一本道ですんなりと着きました。有名なだけあってなかなか良い泉質です。

               

                        湯別当野原

 晩飯になったら、宿のマスターがもう一人の仲間とオールディズなどをライブで始めたのには驚きました。いかにも古めかしい宿の名「湯別当野原」と一寸イメージが違いますが、嫌いでもないので、つい、酒を2本飲んでしまいました。

いよいよ、明日からは、九州です。

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