98年8月31日 | AV女優対抗 AV機器配線して宣伝合戦! | |||||||||
ゲスト:浅草キッド、杉作J太郎、成瀬真奈美、新庄愛、若菜瀬奈、君崎ゆい、森本みう | ||||||||||
近年のアダルトビデオ(以下AV)の量の多さといったらない。これ、というものを選ぶのも大変だしその難しさは映画以上。今回は恒例企画、映画宣伝マン対抗宣伝合戦に目をつけてそのAV女優版をやり、AV選択の指標を与えようというもの。久々のAV絡みのエロネタである。スタッフたちの雰囲気も大いに盛り上がっている様子。ルールは映画宣伝マンの宣伝合戦とさしてかわりなく、集まった5人のAV女優が課題に挑戦、最初にクリアした者に一定の宣伝時間が与えられるというもの。まずはビデオとテレビの配線を行って一番最初にできた人に15秒間の時間が与えられる。次はAV関係のクイズ。正解者は10秒の宣伝。このクイズが絶句もので、何故それがわからん、という世界。喋りにもそこはかとなく別世界の感じが漂っている。また、合間合間で女優さんのエピソードが聞ける。最後はわけのわからん「そこそこウッフ〜ン」。目隠しをしてマドラーを持った男性が耳元での女優のささやきによる誘導によってフラスコにマドラーを入れるというもの。クイズの最終問題に正解した女優がタモリを導く。これに成功すると20秒の宣伝時間である。今後もシリーズ化していきたい、というようなことを言っているがそうなるのだろうか。エロネタとなると妙にテンションも上がるが客観的に見るとそんな面白い回でもないかな。ごく普通。C。 空耳アワーの結果
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98年8月24日 | 真夏の納涼怪談大会 後編(タイトル提示なし) | |||||||||
ゲスト:関根勤、つまみ枝豆、桜金造、なぎら健壱、金子祐也、有川周一、ビーナス高木 | ||||||||||
今回は前回に引き続き百物語形式で怪談。話はホテルの霊(桜)、標識にまつわる話(つまみ)、自縛霊(桜)、
崖に落とそうとする霊の話(桜)。その後タモリが金子に映画「スクリーム」の内容を説明させるが説明になっていない。火のついた蝋燭がなくなったところで金子と有川の怖がりを克服させようと「第1回
有川・金子 恐怖克服 肝試しツアー」なるものを行うことにする。霊能者のビーナスを加えた3人で池を1周、勇気を授ける宝物が途中にあるのでそれを取ってくるというルール。ビーナスはもちろん「霊が多い」とか「絶好の幽霊日和」とか言って怖がらせる役目で他の5人はモニターでそれを観察。ふたりはそれはもうびくびくでビーナスが池に落ちそうになるほどの怖がりよう。しかし関根がみんなを驚かそうと3人の近くを走り抜けた時、一番驚きの声を上げたのはビーナスだった。失笑。肝試しの結末はわからないまま終了。さて評価となると、前回とさして変わりないからなあ。前回よりはほんの少し話が怖かったのとビーナスがいい味だったのを併せてD。 空耳アワーの結果
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98年8月17日 | 真夏の納涼怪談大会 前編(タイトル提示なし) | ||||||||||||
ゲスト:関根勤、金子祐也、有川周一、桜金造、つまみ枝豆、なぎら健壱 | |||||||||||||
夏といえば恐い話。そこで今回は業界でも恐い話をたくさん知っていると評判の桜とつまみ(稲川淳二じゃないのか?)から、百物語に似た要領で怪談を話してもらう。さらには、恐い話には怖がる人がいなければつまらない、ということで「めざせ!'98リアクション王!!」
で大活躍だった金子、有川という二大リアクション王を呼んで存分に怖がってもらう。一応ルールとして、もう駄目、我慢できないという時には挙手して怪談を中断することになっているが、手を挙げたものには過酷な罰ゲームが待っている。怪談は坂道の幽霊(桜)、トイレの霊(つまみ)、トイレの霊(桜)と流れていく。最後に怪談と思わせるタモリのネタ(傑作)。金子、有川の反応は非常に大きいものであるが、それは話そのものに反応するというより、タモリや関根らが随所で入れる茶々によるところが大きい。しかし、関根の茶々はデスマスクを使って驚かしたりする系統であるものの、タモリのそれは単に「セブンイレブンいい気分」などのありふれたフレーズをちょっとおどろおどろしく喋るだけなのだ。それでも金子など叫びっぱなし。震えも止まらないし、シャンパンを開けるのにもびくびくだし。スタッフや出演者にはバカ受けだがここまで見せられると笑いを通り越してかわいそうとしか思えない。結局は手を挙げるものが現れなかったので罰ゲームは見られずじまい。だが、なんと来週もこの続きらしいので見られるかもしれない。そうはいってもこれとほとんど同じ内容を来週も見ると思うと、ちょっとつまらんな。新展開はあるのか?ちなみに、怪談はわざわざ部屋を真っ暗にして見たのに全然恐くなかった。E。 空耳アワーの結果 金子はここでもいじめられっぱなし。何故にそこまで、というくらいの過敏な反応を示す。
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98年8月10日 | 夏休み 短期集中ツッコミ講座 | ||||||||||||
ゲスト:松尾貴史、中村有志(師範)、山崎邦正、松村邦洋、パンチ佐藤 | |||||||||||||
最近自らの芸風に限界を感じ、芸風の幅を広げるためツッコミに手を出そうとしている芸能人が多いらしい。それは芸能界で生き残るための戦略でもあるらしく、そんなことを考えているのであろう山崎、松村、パンチが中村を師範とするツッコミ講座に集まった。今回はタモリや松尾は傍観者、アドバイザーとなり、3人が様々なレッスンを経てツッコミを覚えようとするさまを観察する。CMに入る前に軽く「なんでやねん」の練習、また、本格的なレッスンに入る前にも中村なりタモリなりがボケていくらでもきっかけを与えている。しかしみな反応が遅くどうにもならない。さて本格レッスンの第一弾は「世界の喜劇王をツッコむ!」。古今東西の世界の有名コメディアンのビデオを3人それぞれが見て映像に対しツッコミを加えるというもの。山崎がツッコむのがミスター・ビーンことローワン・アトキンソン、松村がジェリー・ルイス、パンチがバスター・キートン。だが山崎は実況中継をするだけ、松村はそれにものまねが加わるだけ、パンチは唯一ツッコミと呼べるかもしれない新しいかたちを提示しかけるがタイミングを逃し続けと惨澹たるもの。第二弾は「実際にツッコむ!」と題し中村のパントマイムにツッコミを入れる。最初はひどいものだが後半になってようやく山崎のツッコミが冴えだした。そこから変な方向に走って山崎がパントマイムに挑戦するも、よくわからないまま収拾がつかずに終わる。タモリもキッチュも「まったく無駄だった」と評価を下す回。全体を通してみると結果的にタモリ、キッチュ、中村がひたすらツッコミ倒している感じで、それが目的だったかと思ってしまうほどである。そんな狙いないか。E。 空耳アワーの結果 安斎がナレーションをしていることが発覚。関西ではよくわからないがJR東日本のCMか?スタッフみんな大いに驚く。3本目はタイトルの意味と映像とが見事にマッチ。
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98年8月3日 | 飛び出せ!夏の乳STAR 第1回B・Bグランプリ | |||||||||
ゲスト:極楽とんぼ、高杢禎彦、安生洋二、石川瞳、廣瀬真弓、内山信二、柴田あさみ、吉田里深、素人さん7人 | ||||||||||
夏といえばプール。ここは水泳ばかりでなく水着の美乳を拝める格好の場らしい。特に今回のロケ現場、東京マリンはグラビアの撮影も多く美乳が多い。そこで今回は「美乳ハンティングカメラ」が探した美乳をチェックしながらよいものは実際に近くに呼んでグランプリにノミネート、最終的に優勝を決める。それって一種の覗きと違うのか、とは思うのだがまあいいだろう。B・Bはビューティーバストの略。美乳であればなんでもよいというスタンスに立っているので内山や素人のニューハーフ、果ては極楽とんぼの山本までも候補に上がる。しかし、美乳すなわち巨乳、という傾向に流れがちだったのはやや残念か。小さい人もいたことはいたけど、どちらかといえば大きめの方が整えやすいだろうから仕方ないのかな。候補者はバストのみが見える枠に立って公正な審査を期している。候補者にやけに芸能人が多く、「プライベートで来ていた」とテロップが入ったりしたが仕込みもいただろうな。優勝は、番組的にはニューハーフが優勝するはずと踏んでいたが、高杢の独断と偏見により吉田になる。ちょっとつまらない結末になったか。優勝の吉田にはタモリ倶楽部特製のB・Bグランプリのブラと、低周波でバストを整える機械が贈られた。そして、エンディングはいつものヒップものではなく美乳バージョン。これは貴重、ではあるがこれだけのために保存する気分にはならない。D。 空耳アワーの結果 2曲目は、安斎が「オジー・オズボーントリビュート」といったのにテロップはオジー・オズボーン。トリビュートなのに本人が歌うのか?ようわからん。一応テロップ通りの表記で記載。
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98年7月27日のはずの分 | 今夜決定!スターが選ぶ第1回携帯電話着信音電話リクエスト | |||||||||
ゲスト:浅草キッド、堀井憲一郎(テロップは健一郎だったが)、吉野紗香、沢木涼子、素人さん3人(以上出演)、さとう珠緒、パンチ佐藤、ひさうちみちお、嵯峨根正裕(X-GUN)、北野誠、橋本志穂、大木淳(ビビる)、中野浩一、桑野信義、ユースケ・サンタマリア(以上電話出演) | ||||||||||
いまや国民の4人に1人が携帯電話を持つ時代。それだけ使用者が多くなったこともあってか、世間のニーズに対応して着信音も130種類も選べるようになっている。「憧れのスターはどんな着信音を使っているのだろう」と思う人もいるようで、そんなことに端を発した企画と思われる今回は、芸能人に好きな着信音を選んでもらって人気ナンバーワン着信音を調べようというものである。基本的な流れは、スタッフが厳選したノミネート曲30曲(曲名は割愛)の中から1曲選んで、お気に入りの曲が入っている携帯電話に電話をしてもらうというものである。そんなものであるからして、当然携帯電話は30種類用意されているし、全ての電話番号も回答を依頼した芸能人には連絡済。こうした電話を待つというシステムは、ちょうど下むき連の回と類似しているように感じられる。ただ電話を待つというのも何なので、他の関連企画もとりいれ進行。その一つは「携帯電話着信音イントロクイズ」、もう一つは「街のヘビーユーザー参上!携帯バカ一代」である。前者はその通りの内容。鳴った電話に出てから曲名を当てる。当てた人には携帯電話関連グッズが贈られるのだが、携帯電話を持っていないタモリは出ようとして切ってしまうということもする。後者は携帯電話のヘビーユーザーの素人さんを呼んで多様な使用法を聞くもの。地下でも受信できるキャバクラアンテナを使っていたり用件によって3台使い分けたりと、はるか遠い世界だな。そんなことをしているうちにもリクエストはたまってゆき、優勝は圧倒的な差をつけて「兄弟船」。これを記念してタモリに「兄弟船」の着信音入りの携帯電話が贈呈された。彼の初携帯電話。番組の冒頭から「電話は好きじゃない」などといっているわりには意外とはしゃいでいる感じなのが印象的。それでもやはり苦手なのか、「やっぱり俺電話苦手だよ」などと言いながら終わる。なかなか良いのだが、多少進行がだれている。こういう企画ならキッチュから電話がかかってきてもよさそうなのにかかってこなかったというのも気になる。噂には聞いていたが吉野紗香が本当に出演していてちょっとびっくり。B。 空耳アワーの結果
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全米シニアオープンゴルフハイライトのため関西圏では放送なし。上記のレビューは実家に録画を依頼し、そのビデオを見ながらとったメモをもとに書いたものである。
98年7月20日…放送なし
98年7月13日 | タモリ倶楽部 風俗食わず嫌い王決定戦 | ||||||||||||
ゲスト:北野誠、蛭子能収、ユースケ・サンタマリア、梶原しげる(進行)、風俗嬢8名 | |||||||||||||
男性には誰でもエッチなところがあるものだがどうしても受け付けないエッチのタイプ(俗にいうプレイ)があるのもまた然り。今回はいろいろな風俗プレイを勉強しながら(といっても有名なのばかりだけど)蛭子とユースケの好みを暴き出す。タイトルでわかる人はわかるように、形式はとんねるずのみなさんのおかげでした。の同名企画をほぼパクったものである。本家との違いは好きなものの中に嫌いなものが入っていてそれを当てるというものでなく、やってみたいプレイの順番を当てるということ。先手はタモリとともに現れた蛭子、後手は北野とともに現れたユースケ。蛭子側に用意されたプレイは全身リップ、A・F、赤ちゃんプレイ、素股、ユースケ側に用意されたプレイはソフトSM、パイズリ、ローションプレイ、前立腺責め。本家は実際に出てきた品目を味わうのだが番組上そういうわけにもいかないため、対戦者それぞれ風俗嬢がモデルに対してプレイを再現するさまを別室にて観察、その感想を聞いて両陣営予想を立てていく。予想を書く本家でいうところの「筆入れ」が「筆おろし」になっていたのは笑えた。両者の予想とは結果とは食い違い、ともにひとつも当てることはできなくて賞品となる予定だった出演風俗嬢のお店の優待券も宙ぶらりんになってしまった。ちなみに両者のやってみたい順番は蛭子が素股、全身リップ、A・F、赤ちゃんプレイ、ユースケがローションプレイ、パイズリ、ソフトSM、前立腺責めであった。両者ともに普通の嗜好といえるであろう。別室(隣の部屋)にて実演される様子を耳をそばだてて聞く残された人々のさま、蛭子とユースケの反応など、個人的な好みもあろうがかなりいい感じの作品。というか個人的には蛭子とユースケ、という段階で保存版になるようなもの。今回露骨にプレイ名を書いてしまったがいいんかな。内容まで書いてないしまあいいか。保存版。A。 空耳アワーの結果
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98年7月6日のはずの分 | タモリ倶楽部 フィギュア愛好者の優雅な世界 | |||||||||
ゲスト:浅草キッド、河崎実、塚本兼司、山田五郎、岸竹志 | ||||||||||
近頃はフィギュア(タモリ曰く「人形」)ブームが再来しているようで、特にプロレスものだとかエヴァンゲリオンものあたりの人気が高いらしい。今回はそんなフィギュアの奥深さを堪能し、その世界を垣間見る。
まずは塚本が店長を務めるフィギュア専門店でフィギュアを観察するのだが、そこにはアニメなどとは関係ないオリジナルのエロフィギュアも多くあり、とくに塚本の趣味か、ボンテージものが多いのである。このへんはタモリの嗜好と一致するところ、おりしもどこからともなく河崎(番組の恒例企画、ビデオ大賞で大賞受賞作品「メスパイ」を撮った監督)、山田といった同好の士も集ってきたところで実際にエロフィギュアを作ろう、ということになる。つくる段階に入る時はきちんと講師としてフィギュア界の巨匠である岸を招き、段階を踏んでつくってゆくことになる。実際に彩色も行っているのでそれなりに本格的である。一応完成見本もあるがそれにはとらわれず塗っていこうということになっている。この段階についてはプラモデルの製作と重なる部分が多いので割愛。みなテレビの仕事を忘れ無口になってしまったのでエロ言葉しりとりなぞに興じながらの彩色である。その途中で安斎が乱入して空耳に突入。空耳後は各自の完成品を、タイトルをつけたうえで発表である。河崎のそれは「アンヌの午後」、山田は「未完の失楽園」、タモリは「普段えらそうな事言ってるくせに…」、水道橋は「妄想の果てに」、玉袋は「チョコボール・ナオミのスネーキー・モンキー蛇拳」。軽い品評を経てからそれぞれが自分の作品をもらうというかたちで締めである。フィギュアは好きなわけではないからどのくらいすごい人が出てるのかとかはわからんのだな。可もなく不可もなし、といったところか。C。 空耳アワーの結果 他の出演者が必死に塗装している中で進行するという異様な状況。ゆえにしょっちゅう後ろから「うるさいよ」などといった声が飛び、玉袋に至ってはフィギュアの手を左右間違える始末。安斎が早く来れば番組が押し、番組が巻いた時は安斎が遅れてくるというのがパターン化しているらしい。
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全米女子オープンゴルフの中継が突然入ったため夕刊の時点で差し替えのため、この週の回は関西圏では放送なし。上記のレビューは実家に録画を依頼し、そのビデオを見ながらとったメモをもとに書いたものである。