06年10月31日 | 立ち飲みながら立ち飲みを語る 立ち飲みシンポジウム | ||||||||||||
ゲスト:なぎら健壱、井筒和幸、堀部圭亮(進行)、吉田類、「酒とつまみ」編集部員 | |||||||||||||
登場時点からほろ酔い加減のなぎらと井筒。連れ立ってやってきたのは立ち飲み屋。立ち飲み屋といえば安く飲み食いできる都会のオアシスだが、今回はこの立ち飲み屋について一家言を持つ吉田を迎え、みんなで語りながら飲み食いする。 呑みといえばビールで乾杯というのがありがちだが、そこはこの面子、一筋縄ではいかず、生はタモリのみで、井筒は55ホッピー、なぎらはガラナサワー、吉田はチューハイ、堀部はマッコリを注文。つまみとしてはカシラ、ピートロ、ポテトサラダ、ハラミのスタミナ焼、モツ煮込み、レバカツが注文された。井筒はポテトサラダが旨ければその店は大丈夫と主張するが、吉田によればそれは煮込みで確認すべきなのだとか。 ところで今回の面子、同じ立ち飲み屋でばったり会ったこともあるというなぎらと井筒はともかく、タモリも実はけっこう立ち飲み屋に行くらしい。吉田と会ったこともあるとか。ただ、仕事上絡まれることもあるようで、若干行きづらいようだ。立ち飲み用語も学んでみる。「角打ち」とは酒屋の店内で酒を飲むこと、「ダーク」とはカウンターに半身で立って飲むこと(ダークダックスの立ち姿に由来)。 話題は立ち飲み屋でのマナーへ。基本的には一人で訪れ、大声での会話は避けたいところ。一方で、見知らぬ他人との会話を楽しむ場でもあるようだ。それでも自慢話をしたり粋がったりするのはやめたいところ。また、カウンターの奥は常連や古参客の指定席なので行かないほうが無難らしい。滞在時間としてはそう長いものではなく、一杯に5〜10分かけて、三杯飲んだら出て行くのが粋とのことだ。そうすると予算も1,000〜2,000円程度に収まるようで。 ここですっかりおなじみ「酒とつまみ」の一同も参加。「酒とつまみ」の一同が呼ばれたのは近号で立ち飲みを特集したこと、「全編余談みたいな」本を出版したことが関係している模様。軽く呑むつもりが3時間ということがザラで、最長7時間ということもあるという面々を加え、さらに酒は進んでゆく。長く飲んでも悪酔いしないのが立ち飲みのいいところ、と言いつつも、つま先立ちで呑むだの瓶をダンベル代わりにするだの、普段ありえない方法で呑み始めてだいぶ酔いは回ってきているようだ。 勘定は8人飲んで15,000円と驚異的な安さ(うち3人は後から来てるけど)。この安さこそが立ち飲みの魅力なのだ。 立ち飲み屋に行っても普通の飲み屋と同じ感覚で行ってしまう自分にはよくわからない回。酒企画、といえばなぎらと井筒なわけだが、まあいつものとおりの展開になるわけで…。何度か書いているように、酔ってクダを巻くのは好きではないので途中からあまり気分よく見られず。せめてもう少し人の話を聞けばなあ…。せっかく吉田が引き出しを多く持ってそうだったのに、いまいち引き出せなかったような印象が残る。吉田にしてみれば井筒のような客を相手にすることも多そうだけど、彼は彼で見た感じけっこう気が強そうだし、幾度となく発言がかぶってたし、成功とも言えないように思った。長い時間ではなかったけど、酒とつまみメンバーが来てからは立ち飲み論よりそのダメっぷりが話題の中心になってヘラヘラやれたのでそのあたりはよかった。まあいちばん災難だったのは堀部だけどネ! D。 敷島がRSRでちゃんこ屋(その名もジャズチャンコ・ラインハルト笑)を出店したらしいが去年も今年も赤字なんだとか。安斎がそのスポーツタオル?を持参、賞品になった。
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06年10月24日 | 自家用バスオーナーが集結! 新マイバス・マイヒーロー | ||||||||||||
ゲスト:劇団ひとり、YOU、おぎやはぎ(矢作が進行)、渋谷裕史、渋谷眞規子、荒井圭介、石田岳士、能城誠司 | |||||||||||||
東京都内の公共交通機関というと真っ先に浮かぶのは電車だが、バスも意外と多く、ダイヤはそこそこしっかりしているし路線も網の目のように張り巡らされている。今回は、そうした路線バスに魅せられて実際に所有までしてしまったバスマニアの愛車を拝見、乗ってみたりする。 早速やってきたのが、渋谷夫妻が乗ってきたボンネットバス、いすゞBXD30(1965)。さすがに昔風の外装で、フラップ型の方向指示器がついている。なんでも古い車が好きで、古バスの写真集を見ていた際に個人でも持てることを知り、中古バスショップで購入に至ったのだとか。実際に乗ってみると、乗り心地、デコンプのついた運転席、両替機など、物置になっていたものから全ての設備を整えたわりに外観のイメージを壊さない雰囲気になっていた模様。奥さんは付き合いだと言いつつもなぜかガイドのコスプレで車内放送をこなすなどノリノリだった。 続いて来たのはバス会社に勤める荒井が乗ってきた日産ディーゼルU20H(1978)。沖縄で使われている車両で、いまも1台だけ現役で走っているという代物だ。乗り心地はさすがにBXD30より今風のよう。ただし、せっかく持っているのにナンバーをつけずに私有地に置いているため乗る機会が少ないらしい。また、荒井は路線バスのフロントで行き先を示す方向幕コレクターで、その数は100本にものぼるという。 途中では番組を見て中古バスが欲しくなった人のために物件情報も流れた。元東洋バスの三菱自動車工業U-MP218N(1994)が70万円、元川崎鶴見臨港バスの日野自動車工業U-HT2MLA(1994)が80万円、元立川バスの三菱自動車工業U-MP218M(1991)が30万円と、意外とお値打ち…。 さて、次のマニアは趣向を変えてバスではなく、降車ボタンのコレクター、石田。その数は200を超え、日本の降車ボタンは9割方持っているという。ずらっと並べていろいろボタンを押せるような装置を作っているうえ、数多の降車ボタンをきっちり分類している徹底ぶりだ。群馬で使われていたという紐式の装置を見せてもらったりハングルの降車ボタンを見せてもらったりした。また、昭和30〜40年代のボタンのメーカー・型式に関する情報提供依頼も。 最後は中古ではなく新車でバスを買ったという能城の富士重工17B(1996)。ディーラーに行ってカタログをもらい、そこから買ったというまさしく新車の買い方だ。ただし、外装から内装まですっかりがらんどうで、全てのデザインを能城が行ったのだそう。それはサッシの色、窓の色味にまで及ぶのだという。まあ今回のバスで3台目、自家用車も中古のタクシーということなのでマニア度も高い感じ。新車なので中は涼しい、音は静か、乗り心地もよいという素晴らしいもの。そんなクルマをなりゆきで小木が運転することになった。矢作がかぶっていた運転手風の帽子を借りていっぱしの運転手気取り、最初は不安がられもしたが右折もこなすくらいスムーズで、「公道出よう、ちょっと(活動)自粛すれば済むから」と矢作から言われるほどの気持ちよさだったようだ。 オープニングが珍しく「毎度おなじみ流浪の番組です」というものだった。暑くて朦朧としたのか。その気温はぶどう狩りと同じ温度(ついでにいうとぶどう狩りが午前中)だったので、たぶん同じ日の収録なのだろう。さて、バスを所有するというのはなかなか考えが及ばないところであるが、見た印象よりはお値打ちとも言えそうで、場所さえ確保できればこういうのも楽しいかも、と思ってしまった。降車ボタン集めなんて楽しいだろうなあ。キャリア的には大先輩のYOUに向かって「興味がないなら帰ってもいい」とばっさり言える矢作はなかなかいい。「そんなにあるほうではないですけど」と正直に言ってしまうYOUもやっぱりいい。「古い船乗りみたい」とほめてるのかけなしてるのかわからないコメントもさすがだ。素人出演者では渋谷夫妻の息がぴったりで慣れてる?って感じがあった。B。 ずいぶん前から言っていたような気がするが、以前番組を通してタイル貼りを依頼していた安斎家のバスルームが完成したらしい。また、遅れていた仕事を片付けた際、最後の詫び状の件で「うちには届かない」と言ってる人がいるとのこと。
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06年10月17日 | 都内で済ます秋の行楽 ぶどう狩り in 世田谷 | ||||||||||||
ゲスト:石田靖、ほっしゃん。、乾貴美子(進行)、木村孝一郎(指導)、石川一憲(解説) | |||||||||||||
秋とはいえ番組の中では撮影時期の関係でまだ暑い盛り。それでも秋を楽しもうということでぶどう狩りをすることになったが、当然ながら遠出するだけの予算はない。しかし実は世田谷は隠れたぶどうの名産地で、区内には14ものぶどう園があるという。今回はその中の一つを訪ね、ぶどう狩りを満喫。ぶどう棚は丈が低いので常に中腰体勢、となると番組の企画でも取り上げられた中嶋ちゃんの腰痛が気になるところだが、何はともあれぶどう園へ。 今回の木村ぶどう園では藤稔、紅瑞宝、ハニービーナス、高尾、高墨をつくっていて、まずは木村や石川からいろいろと教えてもらう。上記5品種は概ね巨峰から派生したものだそう。他にうらなりとは何なのか(間引きした枝に生えてきた商品にならない栄養不良のもの)、葡萄の品種数(約5,000)、葡萄はどこが美味しいか(肩;枝に近いほうが旨い)を教えてもらったが、葡萄を撮ろうとすると中嶋ちゃんは下から攻めなければいけないので相当苦しそう。乾が指で果実を押し出し口で吸い出すという、一般的?と思われる食べ方をやったことがないことも判明した。いつも果皮を爪で剥いてカスが残るのを悩んでいたようだ。 さてぶどう狩りへ。しかし、撮影中にカメラが当たったりで買取が結構出ているらしく、一房限定。当然ながらブーイングだが、それだけに探す目は真剣だ。藤稔、ハニービーナス、紅瑞宝、高尾と見て(高墨は時期が早い)、最終的には糖度が21度にもなるというハニービーナスをとることにした。そしてあっさり収穫。一房だけなので、収穫するだけで拍手があがる。早速その場で試食する一同、一様に「甘い」と大絶賛。と、とった房が小さかったらしく木村から藤稔の収穫許可が下り、これも高評価。瑞々しさがあって量をこなせるとのことだ。 最後は撮影で苦労して、しかも葡萄大好きな中嶋ちゃんにも葡萄を食べるチャンスを与えようということで、流し葡萄をすることに。流しそうめんの要領で、転がってくる葡萄の粒を出演者が箸でつまみ、つまみきれなかったものを中嶋ちゃんが食えるという仕組み。石田やタモリが器用につまむものだからなかなか食えずにいた中嶋ちゃんだったが、最後に流れてきたものを直接口でキャッチというお行儀の悪さでゲット。それでも十分旨かったようだ。 葡萄旨そう。ぶどう狩りなんて特に興味なかったけれど、それでも行きたいと思わせてしまうあたり見事な構成かもしれない。というか、メインは葡萄というよりは中嶋ちゃんの腰になってた感もあるが、まあいいだろう。石川が説明するたびに「オゥ、オゥ」という吐息が漏れるという下りはヒドくてよかった。流し葡萄もくだらなくてよかった。一房限定というのは当然予算云々というより演出上の都合だろうけど、それもうまくはたらいていたように思う。乾ちゃんが進行の回は男性陣も(というかタモリが)気にせず下ネタを使えるので良いです。もちろん乾ちゃんも良いです。石田が前に出すぎでほっしゃん。が目立たないのが残念といえば残念。C。 なお今回から中京地区は放送曜日が変更になった。 安斎、子どもの頃のはじめてのぶどう狩りは重量制限があった上に親戚がそれを無視してガンガンとっていったため、楽しくなかったらしい。また、いまさらながら空耳役者について「萩原流行さんではない」という確認があった。
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06年9月29日…放送なし
06年9月22日 | 台本が間に合わなかったので自分で製本しよう!! | ||||||||||||
ゲスト:伊集院光(進行)、山下樹範、やくみつる、渡邊博之(指導) | |||||||||||||
タモリ倶楽部にも台本があることは番組でも何度か触れられているが、今回はその台本ができていないのだという。正しくは、印刷はされているけれど製本されていない状態。これを受け、今回は台本を自分で製本しようということになった。台本が間に合わなかった内容が既に未製本台本に書かれているし、台本が完成すれば企画終了というパラドックス企画だけど…。 製本にはいろいろと種類があるが、その中でも初心者でも比較的やりやすいハードカバーの角背本をつくることに。まずは折り。紙の両面に16ページ印刷されており、正しく折るとページ順になるため、そのように折る。折り返しべらを使ってぴしっと折るのだが、紙の端に合わせるのではなく、トンボ(断裁の目印)に合わせて折るのがポイント。タモリと山崎はうまくできたがやくは失敗した。と、ここで普段は機械で折っていることが判明。古い機械ながら折るスピードは相当速く、一同びっくり。折るだけでなく、糊がしみこみやすいように背の部分にミシン目まで入っていた。 折りが終わったら見返し紙を先頭ページと最終ページに張り込み、丁合を済ませた本文を挟み込む。丁合とは折った本文を部単位でまとめることをいう。学校でよくやる形式だけにみんな懐かしがっていた。業界に関するクイズ(「ヤレが出た」「ケツをなめる」の意味、職人の熟練度の見分けかた)を挟み、背の部分をボンドで接着する綴じ作業へ。万力でしっかり固定し、刷毛を使って接着剤を塗り30分ほど置くのだが、機械ではものの数秒で終わるとのことで結局機械でやることになった。ぐるぐる回る機械に入れ込む作業はなかなか難しく失敗もあったが、なんとか終了。 仮付けされた紙を剥がして断裁に入る。背以外の三方はすべて切る。ここで先ほどのトンボが意味を持ってくるのだ。機械の武骨さからは想像できない刃の切れ味に少々びびりながら終了。若い山崎にはバラエティーだから空気読めみたいな振りがあったが、やらかしたらただの事故だけに何事もなく終了。続いて背固め。スピン、装飾用の花布、メッシュ上の寒冷紗、厚めの地券紙を貼り付ける。乾かしている間に表紙作り。表紙にニカワを塗ってボール紙に貼り付け、外側を折り返し、ローラーでプレスする。折り返しに失敗したタモリはかなり口惜しそうだった。 最後は表紙と本文を合体させる。機械にかけてあっさり完成。早速できあがった台本を棒読みしながら企画を進めるも、できた時点で企画終了なだけに、あっという間に終わってしまった。 企画は最近よくある町工場訪問ものというか、そういった内容。最近はこういう、興味をひくという意味での面白さはあるけれど、くだらないとか何も考えず笑えるとかそういうものは少なくなってきておりちょっと寂しい。今回も淡々と進んでいってそのまま終わってしまった感じ。前も書いたように山下がだいぶなじんできてそこそこ動けるようになったのはいいと思うが、一方でやくがここしばらく目立たなくなってる。今回もほとんど発言してないんじゃないか。頭数だけの文化人タレントではないと思うのだけど、守備範囲が偏ってるってことかしら。D。 関連リンク:博勝堂 安斎、昔つくったバービーボーイズのツアーパンフを講義で紹介したら「最低」と言われたらしい。
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06年9月15日 | 誰もがプチな知識しかないプチプチをもっと知ろう!! | ||||||||||||
ゲスト:ほんこん、半田健人、堀部圭亮(進行)、杉山彩香(解説) | |||||||||||||
梱包材・緩衝材としてすっかりおなじみのエアキャップ(番組では気泡シート・気泡緩衝材と呼ばれてた)、いわゆるプチプチ。エアキャップのニーズが増している現状を踏まえ、今回は気泡緩衝材入門としていろいろなエアキャップを見る。ロケ現場のテーブルからしてハート型のエアキャップが敷かれているという状況だ。このエアキャップ、国内では5社が生産しており、杉山が勤務する川上産業が「プチプチ」で商標登録している。
以後、さまざまなプチプチが届けられてきて、それを見るという仕組み。目(?)の細かいものから徐々に粗くなっていく。化粧品などの保護に使われる#20(20号)、菓子等の表面保護に使われる#36、食品や工業製品に使われる#37、もっとも一般的な#38、自動車部品の包装や養生に使われる#40L、サーフボードやプールカバーに使われる#42L、嵩増しや充填材に使われる#60、青果・美術品などに使われる#78を見た。また、プチプチでつくられた浴衣・帯も登場。 途中ではクイズグランプチと題してエアキャップにまつわるクイズを催した。文学歴史とノンセクションの2ジャンル、10点・20点・30点の3段階の得点というよくあるパネルクイズの趣。早押しならぬ早プチで答えていく。ノンセクション10の「『プチプチはあれを出しません』の『あれ』とは?」や文学歴史10の「江戸時代、ガラス製品輸入時に緩衝材として使われた植物は?」は正解者なしで暗雲立ち込めるが、文学歴史20の「8月8日がプチプチの日なのはなぜ?」ではタモリと半田が正解して10点ずつ分け合う。ノンセクション20は選んだタモリに20点というとんでもない展開で30点の問題を迎える。 ノンセクション30は「厚木工場勤務の川島さんのプチ職人芸は?」というもので、辛うじてタモリが正解。この時点でタモリ60点、半田10点、ほんこん0点。最終問題の文学歴史30はお約束の5倍ルール。問題は「別の用途だったプチプチが緩衝材として使われることになったのは何を包んだのがきっかけか?」。解答者陣と堀部の無駄なボケノリが展開される中、タモリが正解。タモリが圧勝した。 最後はグランプチ優勝のタモリへ賞品贈呈。番組でみほんとして使われていた#36の200m巻き一ロールが贈られた。普通でも42m巻きだそうなので、タモリは迷惑そうだったが。 ほんこんが「引き延ばせと言われた」とバラしていたように、そうでもしなければもたなさそうなスカスカの内容。その流れに同調したか、序盤クドいくらいタモリが周りの発言にかぶせてきた(ツッコむ余地を与えて盛り上げようとした?)ことやらクイズにおける堀部らのオーバーアクションやら、妙に小技が目についたように思った。カメラワークも、なぜかクイズの正解のときガチョーンの動きになってたし。普段はそんなことやらないのに。こういう企画にしっかり細かく拾えるほんこんを配してきたのは正解かもしれないけど、全体的にはいまひとつ。半田がだいぶ番組に馴染んできて、ほぼ関西弁で通していたのが印象的。D。 関連リンク:川上産業 安斎家では家族全員でエアキャップを分けてつぶしていたらしい。きょうも2本採用の投稿者が。ネタ不足か。
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06年9月8日 | 銭湯煙突掃除 完全実況中継!! | ||||||||||||
ゲスト:竹山隆範、眞鍋かをり、勝田和宏(実況)、山田太一(解説)、田中仁(選手) | |||||||||||||
あるスタジアムで史上初の実況中継が行われるという。そのスタジアムとは、煙突。銭湯の煙突掃除の模様を実況しようというのだ。これに臨むのがこの道35年のベテラン、田中。今回はこの模様を見ながら煙突掃除の舞台裏に迫る。 今回の舞台となるのは戦前にできた薪を燃料とする高さ23mの煙突。この高さは戦前戦中にさまざまな見地から定められたものだそうだ。そういう話をしているうちに田中が無言でカメラの前を突っ切って仕事場へ。準備の間に彼に関するエピソードが紹介される。人生初の滑落をわずか1年半前に経験したとか、高層マンションでの情事の風景が目に入ってくるとか。ここで、実況席から様子が見える距離の田中のもとへ無理矢理竹山を派遣。現場レポートをしてもらうことに。 掃除のための準備としてはまず一服。滑らないよう地下足袋を履き、煤で汚れないよう手ぬぐいを顔に巻く。つなぎを着る。煤で真っ黒になったゴム手袋、ゴーグルを身に付ける。最後に膝と背中にゴザを結びつける。このゴザが滑り止めになるとともに、ブラシの代わりになるとのこと。なお、独特の装備や自分独自の道具はなく、煙突を登るのに3〜4分かかり、中に入って掃除をするのも3〜4分かかるらしい。竹山が質問を投げてもいかにも職人風の受け答えで、竹山は大苦戦。キレ芸も見せられないまま引き返してきた。 中では膝と背中で身体を支えつつ、手で拭くという掃除の仕組みを山田に教えてもらっている間に田中の準備が完了し、いよいよ掃除が始まった。といっても最初は煙突を登るだけ。田中の頭につけたカメラからの映像が臨場感を生み、タモリらも緊張気味。スムーズに3〜4分で登り切った田中は命綱をセットして煙突内部に入り込む。中は暗いだけによくわからないが、入った瞬間身体に煤が降ってきたことや手で煤を払っているのは確認できる。 時間を見計らって、竹山が再度出迎えのレポートに派遣された。真っ黒になって出てくる田中。一旦出て一斗缶を持ち出し、煙突の底にたまった煤を回収する。いろいろ質問しても田中はにべもない返事で、竹山は不完全燃焼のまま戻ってきた。それでも竹山の困った様子が面白いのか、「職人のレポートは竹山で決まりだね」との高評価。田中は帰っていくときも無言でカメラの前を横切ってゆくのだった。 たまにある「ふ〜ん」的なやつで、淡々と流れていった感じ。メンバーは低調だし、竹山を貶めているような感じも少々居心地が悪い。「掃除が?」というボケは良かったけど、今回のタモリは少々竹山をいじめすぎ。悪ノリはよくないとおもいます! でも現場ではウケていたようなので、職人シリーズはこの先も出てくるのかもしれない。山田は煙突掃除の経験があるということで登場、的確な説明を加えていたのだが、この人はホントに引き出しが多い人ですね…。まだまだカードを持ってそうで、彼の経験を活かした企画はもっとあってもいいのかもしれない。D。 久しぶりに?高橋力からの投稿が。
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06年9月1日 | ホリプロ南田持ち込み企画 第2弾 鉄道マージャン 東風戦!! | ||||||||||||
ゲスト:なぎら健壱、ken、南田裕介、豊岡真澄 | |||||||||||||
雀荘というぱっと見では鉄道と無縁なところへ、山手線ダービーで好評を博した南田がふたたび企画を持ち込んできた。持参しているのは駅名が印字された(というか、駅名シールを貼り付けた)牌。駅の名前で麻雀、鉄マンをしようというのだ。「初」を含む駅は發扱い、「十」も牌に入っている、二つ数字の入っている駅名はどちらの扱いにしてもよいなど特殊ルール満載だ。kenも電車に関しては「見るのは」そこそこ好きだということがわかったところで早速スタート。タモリが起家で、以降なぎら→南田→ken→タモリという回りだ。 東一局は一巡目でいきなりなぎらが立直。皆が振り込まないよう慎重になる中徐々にたまる捨て牌。そのうち、タモリと南田が捨て牌駅に関するトークを始める。そうこうしているうちにkenがタモリに放銃。対対和、三暗刻、白と麻雀としては高めだが、電車的にはいまいちのようで、電車的な組み合わせに期待したいという南田の独断によりわずか1,000点に。憮然とするタモリであった。で、なぜか流れて東二局。ここではkenが二順目で立直。東二からは南田持参の電車カードも点棒と合わせて出すことになった(和了るともらえる)。直後になぎらが作った槓子からの捨て牌で和了。立直、一発、平和と安めだが、都営つながりの順子があったためこれが一飜扱いになり平和と都営で二飜2,600に(立直一発は?)。自分の1,000点に対する得点の多さにタモリは「鉄道は厳しいなぁ」とボヤく。東三局は知らぬ間に手ができていたタモリが自摸。平和と一盃口があるうえ、JR順子を2つ、地下鉄順子、ドラ2つを乗せて跳満だ。 各地の駅弁を食べて腹ごしらえもしつつ東四局。ここではなぎらがまたしても槓子をつくり、「カンの上」というよくわからない独自ルールを編み出して手を作る。明らかに多牌で麻雀的に和了れるのかが懸念されたが、流局。南入。五順目くらいでなぎらが立直。kenも(カード欲しさに)追っかけ、下家のタモリの捨て牌で即栄和。立直、一発、平和、一盃口、さらにJR順子、赤ドラ(廃線は赤ドラ扱い)、ドラ2つに裏ドラも2つ乗って倍満。南二局では南田が振聴(正しくは振聴気味)立直。タモリの「六町」で栄和したのだが、立直のときに捨てたのは「六軒」。南田の言い分では、私鉄の順子をつくるためで、六町はつくばエクスプレス、六軒はJRだから振聴ではない、と。頑なに振聴でないと主張する南田だが、なぎらが順子が一つ成立していないことに気付く。錯和きたー。 南三局は南田が相当やる気で立直。わくわくしながら牌を待つ南田だが、そこでタモリがkenの捨て牌から門前で栄和。全部三文字以上という手に廃線赤ドラ、私鉄順子、JR刻子がついた。ただ、なかなか苦労したらしい三文字以上は一飜とされてしまいタモリはがっくり。と、オンエアはここまで。タモリの圧勝で終わったようだ。 萬子・筒子・索子の別がないことや組み合わせの妙が求められることを思えば、麻雀というよりはドンジャラに近いかもしれない。「これ見てる人面白いのかなあ」となぎらはぼそっと言っていたが、いやいや面白いですよ。どうも全部を流してはいないようだけど、これは全部見ても飽きなさそうだしまたやってほしい。タモリと南田のどうでもいいっちゃどうでもいい四方山話が次々に炸裂するのがいいし、南田のいいかげんな点計算もいい。そしてkenちゃんがとぼけた味わいを出しているのもステキだ。「鮮度が悪いのかと」あたりの天然発言はいいなあ。以前出演したときもそうだったけど、番組の空気に合ってる。もう少し出てもいいと思う。南田が出る企画ではおなじみの豊岡は電車アイドルの道をより突き進んでいるようで自前の帽子を持参。ただ、出番が極端に少なくてkenちゃんを抜くときに後ろに小さく控えるのが見えるのがちょっと切ない。なぎらは「今まででいちばん喋らないかも」と宣言した通り、あまり喋らなかった(あるいはカットされてた)が、チョンボに気付くのはさすが。電車企画ばかり面白いのもどうかと思うが、ともあれ保存版。A。 安斎とみうらじゅんのラジオ番組の後継企画がスタートしたそうだが、そこでエアギター企画のときに盛り上がったエアセックスから転じてエア前戯をすることになったらしい。ネタはシャルム鈴木から2本。好調だ。
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