02年8月28日第1回納豆王決定戦!!
ゲスト:勝俣州和、真鍋かをり(司会)、中川家(剛が司会)、町田忍(解説)
過日、菊川怜が第一回納豆クイーンに選ばれた。これに黙っていられないのが勝俣や礼二。自分も納豆は大好きだ、誰がいちばん納豆が好きなのか決めたい、と納豆王(キング)を決めるべく現れた。そこで今回は、やる気満々の勝俣・礼二とやる気のないタモリの3人の中から、クイズなどによって納豆王を選出する。

勝負は全3回戦。ポイントを加算してゆき、最終的にいちばんポイントを持っていた者が勝利というオーソドックスな形式。さらに、各ラウンド(というか、第1ラウンド・第2ラウンド)の優秀者には賞品が贈られる。いつもよりちょっと豪華。

最初は納豆に関するクイズ。やる気がないタモリが次々当ててゆくという奇妙な事態になった。3問オンエアされたのだが、ことごとくタモリが当てて早くも大幅リード。当然優秀者ということで、納豆かきまぜセットが贈られた。次に進む前に、自らの納豆の食べ方を紹介する納豆トーク(オンエアでは「納豆ーク」といってたが)。各人の醤油の使い方であるとか、かきまぜる程度とかが明らかになった。うずらの卵を使うかどうかというのが一つの焦点になったが、普段使わないタモリ・勝俣は今回入れてみてあっさりとうずら派に転換。解説の立場のはずの町田までころっと転換。

第2ラウンドは利き納豆。3種類の納豆を食べていちばん高額なものを当てる。ここでも当てたのはタモリのみ。最終ラウンドを前にして勝俣・礼二には絶望的な差になってしまった。なお、ここではタモリには納豆菓子セットが贈られた。しかし望まざる贈り物だったようで、勝俣と礼二にあげてしまった。最後は町田のコレクションを用いた納豆ラベル神経衰弱。一組取るごとにポイント獲得。珍しいラベルなんかは町田の解説付きで進行する。

神経衰弱は勝俣が調子を上げるがタモリも好調を維持し、大逆転ポイントも特になく結局タモリが優勝。賞品は手作り納豆セット。また、最下位となった礼二にも罰ゲームが与えられ、「汗の匂い」「雨の日の地下鉄の匂い」「夏の剣道」と評判の納豆パワードリンクを一気飲みすることになった。すっかり涙目の礼二。


タモリがトップを走ったせいか、はたまた最後が神経衰弱という大逆転しにくいものであったせいか、波乱もなく終わってしまった今回だが、問題云々より剛のつたなすぎる司会っぷりが見事であった。見事、という表現が合うのかどうかは疑問だが。町田の話を広げないし、周りから突っ込まれ放題だし、いつのまにか真鍋が進行してるし、大阪で活躍してた頃はこんなキャラじゃなかったはずなのになあと思いながらも面白いからまあいいかとも思う。もうひとりの進行であった真鍋は会話を広げるという点では剛と同様物足りなさがあるが、番組を進めるということに関しては堅実で、意外と進行役としても使えるかも。あと、町田がいろいろと自らの納豆に対する食べ方を披瀝しておきながらあっさりうずら派に転がったのが素晴らしかった。納豆が苦手な人には辛いかもしれないが、普通とか好きとかいう人にはオーソドックスなつくりでまあそれなりに楽しめるという回に仕上がったのでは。C

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
齊秦想う人〜思慕的人手ぬぐい
マイケル・ジャクソンゴーストTシャツ

 

02年8月21日ギョーカイ コワイ話 九死に一生SP
ゲスト:浅草キッド、山田まりや、井筒和幸、ふかわりょう
夏の盛りの暑い時期といえば怪談である。タモリ倶楽部でもやっぱり怖い話ネタは欠かせない。ただ、夏でなくとも普段から怪談企画が入ってくるこの番組のこと、ただの怖い話で終わるはずがない。今回は、関係者なら一度は体験する(?)業界の怖い話をいくつか聞く。もちろん、業界初・怖い話界初の試みだ。

別にゲストが体験談を語るというわけではなく、業界人(ほとんどがハウフルスの社員だと思われる)が過去に体験した、業界人だからこそ怖いと思える話をキッドが紙芝居で紹介するのが基本的な展開。紹介されたのは某FDの生放送に遅刻した(けれど何もなかったように収録に入り込んだ)話、某中島カメラマン(仮名・笑)が警察が踏み込む前にやくざの事務所に飛び込んでしまった話、ラジオの収録テープが切れてしまい手で回した話、夜の撮影でライトを忘れてしまった話、4秒間の放送事故の分を埋めるために再生速度をほんの少し上げた話。

これらのほかにも合間には出演者の体験談がいろいろと語られ、生放送間の移動時間が12分しかなかった話、モノをはみださせたら修正なしで放送されてしまった話、映画の撮影で事務所を汚してしまった話、熊と間違われて撃たれそうになった話、ラジオで流れていたCMを切ってしまった話、挨拶する人を間違えてしまった話、小型飛行機で追突しそうになった話などが飛び出した。番組のロケ中の話も出てきて、昔の遊び対今の遊びの企画の最中、三脚を持っていったスタッフを泥棒と間違えたスタッフが紹介された。とほほ。


業界人なら語られる話の怖さが身にしみるであろう今回は、雰囲気的には怖い話ということもなく、ドジっぷり・間抜けっぷりに笑いが起こることのほうが多い和やかな怖い話企画となった。「雑な業界ですよね」という井筒のコメントが全てを物語っているような感じ。本当に雑な話ばかりだ。怖さという点では、紙芝居のネタより出演者の体験談のほうが数段上で、これは関係者じゃなくとも怖いと思えることだろう。また、机に無造作に置かれたガラス瓶と紙コップが安すぎてすばらしい。紙芝居も絵は上手いが存在自体がチープなので、まるで予算がかかってない印象。そのわりには一見怪談と思わせておきながらもひねった企画でいいのではなかろうか。煽るSEもほとんどなかったし、単なる怪談よりはずっといいと思われる。最初のまともな発言(空耳直前!)が思い切りすべったふかわはさすがというしか。B

空耳アワーの結果

2本目、「これ面白かったね」と言いつつ手ぬぐいを出すタモリに、「最近『面白かったね〜』といってよく手ぬぐいを…」と安齋のするどいツッコミ。結局手ぬぐいのままだったけど。

ミュージシャン曲名賞品
コール・チェンバーフレンド?手ぬぐい
ジョニー・オズボーンスケンガッ手ぬぐい

 

02年8月14日ブランド品鑑定クイズ II 後編
ゲスト:梶原しげる(司会)、MEGUMI、なぎら健壱、山本太郎、大久保貴明、山田涼子、松本巳佳、小川麗奈、佐久間恵、田中真紀、松永のあ
先週に引き続き、ニセブランドクイズ。OPでタモリがいいこと言った。曰く、「ブランド物にはエピソードがあって、彼女らはそれら(ブランド物)に対する思い入れがある。その結果がニセモノとわかると思い出自体が崩れ去り、思い出すらニセモノになってしまう」と。そういう高尚な楽しみ方があったのですか。さて今回も3名ずつ、計6名の女性が登場し、ニセモノを掴まされたのが誰かをコインを賭けて当てる。

先週から数えて第3ラウンドは、これまでに比べると地味めのキャラクタの女性が集まったが、OPでタモリが語ったような思い出話をじっくり聞くまったりした展開。ところで前回終了時点でのコイン枚数は、タモリチームが3枚、なぎらチームが10枚。これに対して、両チームとも手持ち枚数全てを同じ人にベット。両チーム外してしまい、タイに。演出?

MEGUMIの私物もついでに鑑定。しかし以前の矢沢心の眼鏡のようにニセモノは見られなかった。つまんねえ。鑑定中沈黙が流れたのでMEGUMIは不安がってたけど。

最終ラウンドも普通の女性が…と思いきや、最後に不思議ちゃん風の女性が登場。彼氏の趣味が昆虫繁殖だったり朝起きたら枕元にブランド物の財布があったりというヘンな体験を披露した。クイズに使うコインはさっきの問題で両チームゼロのはずが、そのあたりの事情をスルーしてともに若干枚持ってた。で、これで当てたほうが優勝というお決まりパターン。

両チーム別の女性に賭けるが、意外にも賭けられたふたりともニセモノを持っていたという展開に。これで勝敗つかずかと思いきや、賭ける際にあやしい商品として挙げていたものも当てていたのはタモリチームだったので、タモリチームが優勝。


OPでタモリが高尚なことを言ってくれたが、それでもやっぱり低調。ブランド物の財布を拾った子がいたのだが、それがニセモノではなかったという単純な驚きが個人的な山場。うーん、ちょっと辛い。まだ怪談が2週続いてくれたほうがありがたかった。2週連続ものって、どうも合わないような気がしてきた。とりあえず、次週に期待する。D

空耳アワーの結果

安齋、みうらじゅんと「勝手に観光協会」を結成したらしい。活動内容は、観光地へ行って勝手にご当地ソングを作るというもの。担当はみうらがギター・唄、安齋がオカリナ。ネタの1本目は近田春夫から。しょうもないネタに「近田さん50になったっつうのに…」と半ば呆れた風。

ミュージシャン曲名賞品
ストロベリー・パスイエローZ手ぬぐい
リチャード・マークスシュドヴ・ノウン・ベターTシャツ

 

02年8月7日ブランド品鑑定クイズ II
ゲスト:なぎら健壱、梶原しげる(司会)、MEGUMI、山本太郎、中田絵里、斉藤まどか、光野真規子、堀口弘美、黒木春菜、山岡要子
以前行われたニセブランド当てクイズを見て、我こそはとなぎらがニセブランド鑑定に挑戦しに来た。そんなわけで今回は、ほぼ前回と同じノリでニセブランド品を掴まされた女性を3人の中から当て、タモリ・MEGUMIチーム、なぎら・山本チームで成績を競う。なお、前回のルールとの違いはせいぜいコインが10枚スタートになったことくらいか。

第1ラウンドはキャラが濃い女性が揃い、トークもやたらと弾んだが、クイズ・鑑定自体は意外とあっさりと。なぎらチームが見事に当てた。盛り上がったはいいが時間は食ってしまい、会場のだらっとした雰囲気とは裏腹に見ている側にとっては嫌な予感が。

第2ラウンドは過去に暗い思い出(?)がある女性が揃い、これは両チームともはずれ。

この時点でタモリチームは3枚、なぎらチームは10枚。しかし時間がなくなってしまい、来週に持ち越しということに。うわあ、やはりそんなことに!


前回に比して、ブランドに執着した金持ち!って感じの人が少なかったので軽い気持ちで見ることができたが、それでもなんだか見てるほうとしてはテンションも上がらぬまま不完全燃焼の印象。タレント陣もあまり強力じゃなかったし。一方で、素人女性たち(やらしい表現?)は濃いキャラが揃い、楽しませてはくれた。友達の彼氏が詐欺師だとか、「ヴィトンは海に浮くから…」と意味不明の発言をする子とか、ネタなのか天然なのかよくわからない。たぶん天然なんだろうけど。しかしオープニングの紹介の時点で12人の女性の写真が出てきたわりには遅い展開だなあと思っていたが、案の定こんなことになってしまい、ちょっと重い気分。D

…レビュー、あっさりしすぎか?

空耳アワーの結果

安齋の個展の商品、見事に売れてないらしい。ついでにいうと、初日に40枚くらい飾っておく予定が2枚しか飾れなかったらしい。

ミュージシャン曲名賞品
ナパーム・デスキュア・フォー・ザ・カマン・コンプレイントTシャツ
ドクター・フィールグッドパラダイス手ぬぐい

 

02年7月31日プロゴルファーの妻 穴井夕子の小遣いアップ大作戦!!
ゲスト:穴井夕子、伊集院光、香坂みゆき
プロゴルファー・横田真一との結婚生活もはや2年目の穴井だが、好まざる家事ひとつひとつに値段をつけて(例えばカレー1,500円とか)その分の金を貰い、それを家計なり自らの小遣いに組み入れているらしい。合理的?な手法であるが、この御時世であるし妊娠したこともあって、もう少し上乗せしたいという。そこで今回は、穴井の主婦としての賃金を上げるべく、さまざまな視点から可能性の提案を行う。

そもそもそうしたやり方でお金を貰う以外は生活費は出ていないそうで、光熱費等の一般的な生活費はすべて穴井のポケットマネーから出ているとのこと。この状態を打破すべく、まずどういったことでお金を貰っているかを検証。料理は結婚するまでやってなかったというから当然として、マッサージ・送迎・応援でもお金が出ている模様。

で、ひとまず穴井のカレーと餃子を体験することになるが、タモリは厨房に向かうなりいきなり餃子にダメ出し。結局餃子の焼きはほとんどタモリがすることになった。焼きはともかく、味はタモリに言わせると「うん、うん、うん…こりゃダメだな」といった感じ。しかしカレー(ほうれん草)はタモリも納得の仕上がり。料理はぼちぼちか?

また、どのへんで更に貰えそうかを見るため、平均的な一週間のスケジュールをチェック。苦痛な日常のつきあいについて、厚労省の賃金センサスまで持ち出してどのへんの賃金レベルが妥当かを探る。夫のクルマの試乗につきあう・夫の事務をこなす・夫の友人が来たときの接客あたりで貰えそうだということが判明。これによれば月に19万円程度の増収になる見込み。実際にそうなるかはわからないけど。それにしても、話を聞くにつれ穴井が大部分で自腹を切っていることが明らかになっていき、最後にはタモリも伊集院も「お前いいやつだな」「嫁としては最高だな」と最大級の賛辞を送るほどの良妻ぶりであった。


家事関係の話って好きなので、わりと楽しかった。穴井は結婚前と結婚後の変わりようについてぶっちゃけすぎだし、のろけもひどいけれど、全体的には好感度がだいぶ上がった感じ。というか、穴井の小遣いアップ作戦というより好感度アッププログラム?ってくらいに「いい人・穴井」のエピソードがこれでもかと。そんな中、片仮名がまともに書けてなかった彼女に向けて、「生まれてくる子どものためにも片仮名くらい覚えようよ」とミもフタもないツッコミをした伊集院はナイス。あと、料理シーンで目の色が変わった(ように見える)タモリもナイス。いきなりダメ出しするし! 香坂は何のためにいたのかよくわからないけど…主婦と芸能人を両立させている先輩タレント、ということか? B

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
ヴァン・ヘイレンジャンプ手ぬぐい

 

02年7月24日…放送なし

関東地区の放送が全英オープンゴルフにかぶっていたため放送なし。1週間以上遅れていてせっかく全英オープンのあおりを受けないのだからここで放送すれば差が1週間分縮まるのに…。と昨年書いたが、今年もそれは果たされず。

 

02年7月17日今夜は100%お持ち帰り! キャバクラ攻略マニュアル
ゲスト:出川哲朗、大島直也、ファンキーモンキークリニック、板尾(進行)、木村和久、河相我聞、ノンタン、ケイコ、ラム
キャバクラで女の子のハートをつかむのは至難の業であり若手芸人たちもそれが悩みの種であるが、木村に言わせれば攻め方によってはどんな醜男であってもキャバクラ嬢をおとせるらしい。今回はそんな木村から攻め方のツボを学ぶとともに、現役キャバクラ嬢からお持ち帰り等の実態を聞く。

ポイントは実際の流れに従って押さえられていく。よって、入店時間→狙い目のキャバクラ嬢→店内でのトーク→店外デートと順々に。出演者にとっての攻略法も披露されるが、木村の意見は彼らとも違う。木村によれば、
      ・21時頃行って、同じ日の25時頃再び行くのを週2〜3回やる
      ・週2、3回出勤しているアルバイトの大学生を狙う
      ・過去の恋愛話を聞いて恋愛パターンを探る
      ・同伴前に暗がりを下見しておき、同伴時そこでキスを狙う
      ・アフターは暗いカラオケ店
といった感じらしい。一番最初の話からわかるように、すぐというわけではなく、地道な努力が必要な模様。

ただ、その木村理論も現場のキャバクラ嬢の話とはちょっとずれている感じもしないでもない。盛り上がったのも攻略法よりむしろこの実態調査だったり。とくに、出演した3人が3人とも持ち帰られた経験ありとあっては、スタジオの男性陣の希望も俄然湧くというものだ。「おとなしいコを狙え」「友だち感覚から徐々に」といった現役嬢からのアドバイスもあったりで、はっきりとはわからないがたぶん芸人連には勉強になったのではなかろうかと。


キャバクラって行ったことがないので、どれだけ役に立つものなのかよくわからない。行ったところでたぶんお持ち帰りしようとは思わないので、はっきりいってどうでもいい。木村が出てきたのは、「(こんな大物が出演するなんて)すげえ!」と思ったけど。たびたび出るようになってきたファンキーモンキークリニック、しょうへいがすっかりいじめられキャラになってる感じ。実はタモリにも可愛がられてるように見える。一方で目立たずメモ取りにものすごく熱心なすぐるは、それでいいのか? 出川が思ったより良い動き・発言だったように思えるが、あくまで相対的な評価であり、全体的にいまひとつか。D

空耳アワーの結果

ミュージシャン曲名賞品
「ブルース・ブラザーズ2000」OSTファンキー・ナッソー手ぬぐい
トータルスペンド・サム・タイムTシャツ

 

02年7月10日胸キュンのアイドルビデオをプロデュースしよう!
ゲスト:石田靖(進行)、北陽、坂本ちゃん、伊藤絵里香、神戸みゆき、藤本綾、北川昌弘(解説)
北陽をグラビアアイドルとして売り出すために、石田が彼女らのイメージビデオを撮ることになった。しかしタモリをはじめ、誰もイメージビデオのイロハを知らない。そこで今回は、既にイメージビデオを出しているアイドルを招いて話を聞いたり作品を鑑賞して作成のノウハウを学ぶ。

はじめに北陽のふたりの特徴として過去のスポーツ経験の話題が出てきた。虻川はソフトボール(実業団にも誘われたほど)、伊藤は砲丸投げとどちらも異色といえば異色の経歴だが、あまりポイントにはならなさそう。それどころか、せっかく水着で登場してきたのにここでローブを無理やり着せられることに。逆効果?

さて、グラビアアイドルたちのビデオを見ると、案外と定番のパターンが多い。フリップにまで挙げられたように、海辺を歩いたり、何度もジャンプしたり、ベッドでごろごろしたり、しゃがんで胸を寄せたり(それを上から撮ったり)、水をぱしゃぱしゃしたり。伊藤絵のものには自宅を公開するという画期的な場面、神戸には特技を披露する場面(特技にしてはややお粗末?)、藤本にはバストを強調する場面、とそれぞれ見せ場はあったがタモリにとってはあまり琴線に触れなかった模様。

ビデオを見て研究したうえで、 ポージングの練習。脚を大胆に見せたり、上から降ってくる羽根をかき集めたりして無邪気さをアピールしたり。グラビアアイドルの実践的指導もあって、それなりのものができそうになってきた。

以上を踏まえて企画会議、撮影。完成した作品はソフトフォーカスにして彼女らの売りを最大限に活かし、クローズアップした一品。ただ、クローズアップが過ぎて顔は全く映らないというわかりやすいオチになった。


素材が素材なので、アイドルビデオのようなクオリティを期待しても駄目なのだが、オチも含めてそれなりにいいものができたように思う。過程はあまり面白くなかったけど。それにしても神戸みゆきは場慣れしすぎだ。坂本ちゃんに指摘されるまでだらっと脚を開いていることにも気付かず、ぴーちくよく喋る。もうこれが彼女のキャラクターなのだろうと思ってるし、番組としてもそういう役回りを期待しているのだろうからいいけど。彼女のユルいビデオをタモリが「麻薬撲滅のキャンペーンに使えるかも」と評したのは慧眼で、巧い例えだった。また、本筋と関係ないマニアビデオの話でたいへんに盛り上がったのが今回の低調さを窺わせた。ただ、一部には超がつくくらいの有名人、北川をひっぱりだすことができたのはそれはそれで意義があるように思われる。まさかこの番組に出るとは思わなかった。D

空耳アワーの結果

タモリ、オープニングで噛んだ。1本目に林家ペーが出演。

ミュージシャン曲名賞品
チープトリックヒーズ・ア・ホア手ぬぐい
クイーンフラッシュ・ゴードンのテーマ手ぬぐい

 

02年7月3日風俗店ネーミンググランプリ
ゲスト:中川家、アリtoキリギリス、蔵野孝洋、乾貴美子(進行)、岩永嘉弘(解説)
風俗店名は世相を映す(この番組も世相を映しているが)。流行モノを取り込む素早さはピカ一で、「うただヌケる」(漢字不明)のような店名もすぐに登場する。基本的には一般的な名前から駄洒落によるネーミングがほとんどだが、今回は数ある風俗店ネーミングの中からグランプリを決める。といっても店は数限りないので、事前に選ばれた20店から合議制で選定。

岩永によるネーミングのコツは「駄洒落は一文字替えにとどめておく」「元ネタが真面目なほど面白い」「5文字はいい」「文字を足して違う意味を持たせる」。そういったあたりも含めてランキングを選んでいったが、最終的には時代に流されなさそうな名前が多く並んだ。上位はなぜか現在ないものが多かったが…。結果は下の通り。放尿の瀧は、出た瞬間皆感嘆の声をあげるほどで納得の一位だった。

1位放尿の瀧11位さっペロどーむ
2位自慰ショック12位舐めでん亀でん
3位プッチモミ13位ルパ〜ン射ん性
4位ナメチャイナタウン14位パイナルアンサー
5位性部ヌケ袋15位あしたのピュー
6位痴漢車トーマス16位タイガーウッピュ
7位ぬき処 ちん太郎17位めちゃ2 ヌケてるッ!
8位亀屋マン舐め堂ちん舗18位ヌキバーサルスタジオ
9位ヌレヨンチンちゃん19位東京ヌコオーカー
10位サワリーマン金太郎20位シモ野マラビューティーヌキニック

最後に優勝した放尿の瀧に電話をかけてネーミングの逸話(といっても店長がつけたってだけだが)をかけてぼんやり終了。


風俗ネーミングといえばホンコン、エロも務められる女性といえば乾(史上初かもしれない中一週での再登場)、ということでいいコンビを手に入れた今回はネタも相俟っていい出来となった。顔色変えず店名を読み上げる乾、そしてタモリの提案する「サッペロ一番 塩ザーメン」に顔を輝かせて「上手ーい」と喜ぶ乾。素晴らしい。中川家・アリキリもバカキャラの石塚、喋らない剛と本人の意図とは違うとはいえそれぞれキャラが立っていい感じだった。中川家もこういうのに出ると重用されてる感じがしていい。岩永はなぜかタメ語で生意気! 時代の先端を走るギョーカイのヒットメーカーさまにはタモリ倶楽部なんてどうでもいいんですか? 蔵野・中川家・アリキリの絡みをみて「入りにくいね〜」とかいってんじゃねえよ! まあそれを除けば丁々発止のやりとりが展開されて弛緩することもなく、いい回だった。保存版。A

空耳アワーの結果

安齋、サッカーワールドカップのために36回ローンでテレビを買ったらしい。

ミュージシャン曲名賞品
ヴァンデンバーグヴードゥーTシャツ
シーナ・イーストンユア・アイズ・オンリー手ぬぐい