02年2月27日 | 会社を一番愛しているのは誰? 男子アナと女子アナが激突! テレビ朝日クイズ | ||||||||||||
ゲスト:高井正憲、松尾貴史(司会)、勝田和宏、富川悠太、木下智佳子、武内絵美、石井希和、龍円愛梨、下平さやか | |||||||||||||
テレビ朝日のアナウンサー連で今度朗読劇「voice2」をやるらしいが、みんな台詞の量に不満らしい。実はこの量は各人の愛社精神によって決まっているらしく、それを局に関連するクイズによって測り、局アナたちがどれだけテレ朝を愛しているかを明らかにする。タモリと高井が解説となり、高井以外のアナウンサーが解答者としてクイズに参加。基本的には早い者勝ちで解答権が得られる。 第1問は「テレビ朝日の正式名称を英語で答えなさい」だがみんな首をかしげ、石井が大体答えられるくらいと早速暗雲立ち込め。さらに「現在のテレビ朝日社長名をフルネームで書け」は、書けないアナが二人もいるし、「朝日系列のシンボルマークを描け」に至っては誰一人正しく描けないという体たらく(シンボルマークは苦しい気もするが)。高井も、社長を似顔でごまかした龍円に「退場!」といったり、さっぱり答えの出てこない解答陣に「アナウンサーはまず聞くことから」と半ば呆れながら説教しきり。 最終問題を前にして、下平が5点でリード、武内が3点で追う低レベルな展開。最後は当然ジャンプアップクイズで、富川が正解。優勝をかっさらった。賞品はテレビ朝日社史。副賞としてタモリが「この人はテレビ朝日を一番愛しています」と自ら記した名刺入れが贈られた。副賞のほうがレアだ。 今回は久しぶりに当たりらしい当たり。もちろん、わたしがキッチュ好きであり彼が生き生きしていたから贔屓目に見ているところが大きいけれど、久しぶりにキッチュが企画に恵まれたように思われる。いじりやすいキャラを複数得たことにより小ネタは至る所で展開されたし、タモリとのコンビネーションもしっかりしていた。やっぱりBSデジタルで司会をやったり赤恥青恥に出たりするより、こういう場のほうがいいんじゃないかしら。まさか出るとは思わなかった高井も、発言に重みがあっていい味。アナウンサー連の無学っぷりも気持ちいい。アナウンサーのみなさんはこれで放送後大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまうくらい。フジ系でこれをやったらもっとひどいんじゃないかと思われるが。ただ、こういう半素人くらいの層が一番面白いというのはちょっと問題ではあるような。保存版。A。 安齋、この前の空耳SPまで下平アナのことを本気で「しもだいら」だと思っていたらしい。
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02年2月20日 | 真の酒通をめざせ! 利き酔っぱらい選手権!! | |||||||||
ゲスト:矢沢心、浅草キッド(水道橋が進行)、アンタッチャブル、ドロンズ、有吉弘之、宿輪竜一、北村聡 | ||||||||||
酒通にとって利き酒は当たり前。真の酒通ならば酔っ払いの匂いや歩き方だけでその人の飲んだ酒の種類が分かるという。今回はそんな真の酒通を目指して、タモリ・矢沢・玉袋が利き酔っ払いに挑戦。登場する酔っ払いはアンタッチャブルをはじめとする6人の芸人だ。 6人が飲んだのはバーボン、紹興酒、ウォッカ、ラム、白ワイン、日本酒のうちいずれか。彼らはそれぞれ別の酒を(つまみもなしに)一晩飲み明かした状態で登場、それに対して解答側は主に彼らの呼気の匂いから「○○を飲んだのは誰?」という問題に挑む。匂いの判別にはスメリングボックスなる箱を使用。半密閉のスメリングボックスに芸人が頭を突っ込み、箱の上のほうにある管から匂いを嗅ぎ取る。 まずはアーモンド、カラメル等の甘い香りが強いバーボンから。それなりに真剣に各人を嗅ごうとする解答者たちだが一部の臭さに悶絶、タモリも「一問だけにしてくれねえかな」と弱音を吐く。スメリングタイムののち簡単な質問タイムを経て、予想。しかし全員外れてしまった。続くまろやかな甘さと薬草がポイントとなる紹興酒では、矢沢と玉袋が見事正解。以下、いずれも香りの強いズブロッカ、ダークラムが問題となって、最終問題を前に矢沢・玉袋が2ポイントで並び、1ポイント差でタモリが追う展開。 最後に選ぶのは白ワインを飲んだほう。白ワインのほうが酸味が強く、日本酒のほうが甘みが強い。これは二者択一ということもあって全員が正解、結局玉袋と矢沢が両者優勝。 解答者にとっては臭くてあまりありがたくなかったかもしれないが、企画としては目の付け所が独特でよいような気がする。ただ、芸人連が完全に酔っ払って呂律がまるで回らない状態だったので頭が回らず、トークが冴えなかったのは残念か。また、電波少年系番組出身の多さが目につき哀愁を誘った。質問タイムが途中から問題とはほとんど関係のない小ネタ披露大会になったのが良かった。矢沢はすっかり女性ゲストの筆頭格ですな。暇? C。 ※追記…ブランド真贋見分けクイズを後から見たから知らなかったのだが、矢沢・キッドともに前回出演から1ヶ月も経たないうちの再登板だったのね。出すぎじゃねえのか。 タモリ、1本目のネタ部分を唄って安齋を微妙に焦らせる。
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02年2月13日 | 井筒和幸癒し大作戦!! | |||||||||
ゲスト:雨上がり決死隊(進行)、井筒和幸、富田隆、塩田久嗣、関口まい、川村亜紀、高山のえみ | ||||||||||
不景気の割に金にまつわる事件は後を絶たず、庶民の怒りは増すばかりである。ただ、そういうことのあるなしにかかわらず、自分の身の回りの事象だけでもいつも怒っているような人もいるわけで、その代表が井筒だ。しかしあまり怒るのも健康にはよくないことであるからして、そんな彼を和ませようというのが今回の企画。 基本的な流れとしてはまず彼の怒れるエピソードを存分に語ってもらい、のち関口をはじめとする女性陣がなだめる、という繰り返し。井筒の頭には脳波の解析機を取り付ける。そしてα波・β波を見て彼がリラックスしているのか、怒っているのか(一般にα波が卓越すると癒し・リラックス状態、β波だと怒り・興奮状態)を目の前の挙動とあわせて観察、リラックス度を見る。 解析機を設置した段階で早くも怒り気味の井筒だが、とりあえず「怒りの履歴書」としてコンビニでパスポートを紛失した話を披露。さっそくβ波が活発に。癒すのは関口と高山だったが、ここではあっという間に脳波が逆転。特に高山についてはα波とβ波が同時に出るという、恋愛時に見られる挙動が表れた。続くパスポート関連の話題では川村が癒しを担当。怒ったような口調の井筒だが、その実β波の反応はなく、癒されていることが確認された。 最後はタクシーでのトラブル話が語られた。これに対しては3人が同じ手法で癒してみることに。その結果、一番α波が出たのは高山だった。ということで高山が井筒の癒しレディーに決定。井筒には高山の写真が待ち受け画像で、「監督、怒っちゃダメよ」との高山の声が聞ける携帯電話が贈られた(井筒の携帯電話をいじったのかもしれない)。 前回・前々回が個人的にはひどかったので、今週はそれだけでいくらか評価を上乗せしたくなるような回。塩田が小林よしのりに見えて気になったけど。雨上がりと井筒の絡みが妙に合っていて好印象。企画も、井筒の性格を巧く利用した、井筒でなければならないものであったと思われる。それにしても高山の可愛らしいことといったら。最近のオカマさんのレベルは高いですね。B。
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02年2月6日 | 真冬でも怖い話 ホラー・ストーリー・テラー・エイド 後編 | |||||||||
ゲスト:稲川淳二、堀部圭亮、つまみ枝豆、織田無道、須之内美帆子、加藤明日美 | ||||||||||
前回に引き続き真冬の怪談話である。前回は稲川だけだったが、今回は前回ラストで乱入した枝豆と織田も話をする。 出てくる怪談は枝豆の「物言わぬ訪問者」、稲川の「恋人が逝った日」、織田の「古寺での恐怖の一夜」、稲川の「五十年前の釣り人」、枝豆の「誰かが見ている」。先週から続いたひとつずつ消すストーブも最後のほうはごまかされていた。物理的に寒くなってしまうので消すのを止めたのかもしれない。 目新しいところは特になく、不毛。強いて言うなら枝豆や織田の語り口が稲川よりよかったような気がすることくらい。織田が意外にも(失礼!)巧いと思った。怖くはなかったけど。無理にみどころを見つけるなら挿入されるイメージ映像の女性の写真がどうも女装っぽいことか。前回よりはいくらかましなような気もするけれど、ダメであることには変わりない。E。 安齋の待ち受け画像、待ち受けサイト中ではかなりの不人気らしい。2本目はもう少しでジャンパーだった。
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02年1月30日 | 真冬でも怖い話 ホラー・ストーリー・テラー・エイド | |||||||||
ゲスト:堀部圭亮、稲川淳二、須之内美帆子、加藤明日美、つまみ枝豆、織田無道 | ||||||||||
怖い話は夏の定番であるが冬になると途端に需要がなくなり、それは語り部にとって深刻な問題らしい。そこで今回は冬の需要不足にあえぐ稲川を救済する企画として、彼の怖い話を聞く。そして百物語の要領で、話をひとつ聞くごとにストーブを一台消してゆく。 稲川の話すネタは「樹海を彷徨うタクシー」「見えない子供達」「三面鏡の恐怖」の3本。臨場感を持たせるためか、随所にイメージ映像が挿入されていた。それで終わるかと思いきや、怖い話ができると聞きつけた枝豆と織田が乱入、次週稲川も交えて3人が怖い話をすることに。 実にあっさりとしたレビューになったが、それで済んでしまうような内容。つまらなかった。「怖いね」「怖いですね」と言われていたが別に怖いとも思わなかったし。夏のコンテストの話のほうがずっとよかったと思われる。しかもこれが来週もやるのはちょっと辛い。夏だけでいいのに。これで今年度、怪談・恐怖もので4本目・5本目だよ。多すぎやしないか。せめてもっとリアクションのいい人を呼んでくれれば楽しめそうだが。唯一のみどころはロケ地に無造作に貼ってあるお札。「悪霊退散」「凍死寸前」「厳冬」「雪男・雪女」「冬将軍」「雪崩注意」あたりはまだしも、「午」「津軽海峡冬景色」「姫はじめ」って…。E。 安齋は1日1つ携帯電話の待ち受け画面を作っていたらしいが、今年からそれが1日4つになったらしい。
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02年1月23日 | クイズ! 私が買ったのニセ物なの!? | ||||||||||||
ゲスト:矢沢心、岸田健作、浅草キッド(博士が進行)、清原久美子、和田千穂子、伊藤友希、奥村典子、鈴木杏奈、小林恵子、高橋美保、山神千果、北山志保、大橋敦子、服部ゆみ枝 | |||||||||||||
不景気のこのご時世にあっても、女の子のブランドもの好きは変わらない。しかし市場に出回っている中には当然贋物も紛れているわけで、それと知らずに買っていることもままある。そこで今回は、ブランド好きの女子を集め、知らずに贋物を手に入れていた人をタモリたちが当てるクイズ。女の子連も今回の場で初めて自分が贋物を摑まされていたことを知るので彼女らにとってはスリリング。 クイズはギャンブル式で、タモリ・玉袋チームと岸田・矢沢チームの対抗戦。手持ちの15枚のニセコインを賭けていく。全3ラウンドで、各ラウンドに贋物を持っている女子が一人いるのでそれが誰かを予想。当たるとニセコイン倍返し、外れると当然没収。それで最終的なニセコインの数を競う。 ラウンド1は両チーム外し、ラウンド2で両チーム正解。各チーム、目の付け所までほぼ正解だった。さらには、岸田や矢沢が持ってきたブランド品も鑑定。二人で計4品だったが、矢沢の眼鏡だけ贋物だった。博士もしれっと自分の鬘を鑑定してもらおうとするが、これは結局鑑定してもらわないまま。 最終ラウンド時点ではタモリチーム15枚、岸田チーム13枚とタモリチームが一歩リード。最後は両チーム外すが、賭けた枚数の関係でタモリチームが優勝。賞品は本物の金貨。ただし一枚だけなので、もう一方には博士が持ち込んだ鬘が。 今回出演の女の子連はかなり極端なブランド好きが多いのだろうと察せられるが、その生活ぶりにちょっと腹が立つ人が多くて暗澹たる気分に。いっそ全員贋物持ちだったら面白かったのになあ。それはともかくとして一番驚いたのが、今回の出演素人の中に中学の同級生がいたことであって。一発でわかるくらい当時と同じ顔というのが凄いなあ。おかげでしばらく思考停止に。企画は清原と博士の豪華ダブル進行のわりにたいしたことはなく、というかダブル進行が実は一番の目玉だったかもしれない。D。 なお、この回は仕事の関係でオンエアを録ることはできませんでしたが、知人の某氏の多大なる力添えのおかげで見ることができました。この場を用いて御礼申し上げます。 ウルフルズのサンコンJr.から投稿があった。
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02年1月16日 | 業界人披露宴ビデオ大賞 | |||||||||
ゲスト:はしのえみ、真矢、松尾貴史(進行)、ポカスカジャン、ずん、プリンプリン | ||||||||||
業界人の結婚式は見栄などが渦巻いてひどいものだ、というのがタモリの持論らしい。しかしキッチュによれば、業界人の結婚式であっても感動できるものは多くあるという。今回はそうした経緯で業界人の結婚披露宴を収めたビデオを鑑賞し、これを審査する。持ち点はひとり10点で、タモリ・はしの・真矢が審査。 一組目は鳴り物なしで登場したポカスカジャンの紹介による佐藤正宏・恭代の披露宴。久本雅美・柴田理恵が司会を務め、ジェット風船を使った乾杯、新郎新婦の日本舞踊、キッチュの祝辞、梅垣義明の唄などが盛り込まれたものだった。鑑賞中はギャラリーにツッコまれ続けるなど受けはよかったが感動には遠かったらしく、得点は5点。 思い出の結婚披露宴話を挟んだ二組目はずんの紹介による浅井企画マネージャー、鷺坂勝の披露宴。浅井企画が総力を結集して新郎の生活をこっそり捉えたビデオが流れた。タモリから現場ネタはつまらないという不平が出たりで得点は8点。その後、引き出物に関する話。思い出の結婚披露宴もそうだったが、既婚のキッチュや真矢からは自身の体験談も飛び出した。 最後はプリンプリンが自ら田中の披露宴を紹介。強烈な個性を放つ新郎の父の挨拶が放送された。会場沸きっぱなしの披露宴は、実質新郎父の個性だけで26点を獲得。大賞の栄誉に輝いた。ただし、賞品はなし(触れられもせず)。 あまり面白さが感じられない企画だったが、企画自体は番組の原点っぽい感じでよかったかも。ホームビデオの安っぽさが効いていた。しかしいまどきの披露宴はだいたいホームビデオで誰か撮ってるものなのね。この企画用に撮ったわけでもないのに同じような感じのものが集まるのにちょっと感心。佐藤夫妻の披露宴に関するトークで、かつて番組の企画になった彼らの小さな家が話題に上ったのがよかった。懐かしい。で、何より目をひいたのは引き出物の一例として紹介された提灯。夫婦の名前入り・出席者の名前入りの2種類があって、出席者はディレクターのヤマダ氏。で、新婦に「信奈」と。たびたび番組にも出てきた片山信奈さん、結婚? OPでタモリが言ってたスタッフの結婚って彼女のこと? C。 安齋、自分の披露宴でも遅刻していたらしい。01年内に放送された地域では空耳SPの予告が流れた。
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02年1月9日 | フォークリフトを操作して巨大ジェンガに挑戦!! | |||||||||
ゲスト:ふかわりょう、ガダルカナル・タカ、北川えり、渡辺祐(進行)、福田守(指導) | ||||||||||
建設業界は斜陽といわれて久しいが、実は現在東京では建設ラッシュだそうで、テレビ朝日新社屋も03年に完成だとか。そうした建設現場に欠かせない重機の一つがフォークリフト。今回はこれを使って、1m四方・高さ1.8mの巨大ジェンガにチャレンジする。 まずは福田の指導を受けてフォークリフトの基本的な操作法を学ぶ。なぜかラジオ体操のおまけつき。操作は比較的実践的な練習を通して習得し、タモリ、タカ、さらには元自動車教習所教官という北川もきっちりこなす。ふかわはちょっと不安げだがこちらもなんとか成功。フォークを交換していよいよ本番開始である。タモリ・北川、タカ・ふかわのチーム対抗で競う。片方が操作して、もう一人が外す木を指示するという按配だ。 タモリチームの先攻でスタート。フォークリフト運転手からはフォークの先の状況がよくわからないようだが、両チームともパートナーの指示もあって順調に数を重ねる。ふかわは操作に不安が残るということでしばらく指示係。途中から上方が次第に不安定になってゆき、崩壊の不安が募りだす。このあたりでタカチームは思い切った場所を抜き始め、戦いは佳境へ。ついには最終兵器・ふかわも投入してさらに緊迫した戦いに。そんな折、フォークが折れて続行不能の危機。 フォークが折れても現状で続行、ふかわが一本抜くもタモリが失敗してタカチームが勝利ということになった。賞品は20万円相当の木材(ジェンガに使った木材)。タカもふかわも心底嫌そうだった。 当たり障りのないゲームものかと思っていたが、ゲームがゲームだけに妙な緊張があって見ているこちらまで緊張してしまう。特に後半、ふかわが運転に参戦したあたりからは思わず息を詰めて見てしまうくらい。しょうもないといえばしょうもない企画だが、意外と良いかも。特にふかわが自分の役割というものを理解して臨んでいるようで、いい動きを見せていたと思う。彼もだいぶ番組に馴染んできたのかも。B。 空耳アワーの結果 昨年内オンエア版では空耳終了後にアワードの予告が流れたが、中京版はカットされた。
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