00年2月29日 クイズ名曲殺し! アゲイン
ゲスト:なぎら健壱、クリス・ペプラー、YOU、萩原健太
「♪私としたことが…」の九重佑三子「また一人」を世に紹介して大反響を呼んだ「クイズ名曲殺し」。前回この企画で、すんでのところで優勝をさらわれたなぎらが雪辱戦を申し入れてきた。しくみも前回と変わらず、2対2のチーム戦で日本人による洋楽カバー曲を鑑賞、歌っている人を当てる。ついでに言うとチーム構成も、濱田マリの場所がYOUになっただけである。正解するたびにカバヤのお菓子がもらえる。前回は鰻蒲焼だったのだが…なんでもタモリによると「予算を使いすぎた」らしい。「あれでテレ朝は移転が決まった」(笑)のだとか。さて、問題としてオンエアされたのは石川秀美の「ビート・イット(オリジナルはマイケル・ジャクソン)」、フォーリーブスの「宇宙のファンタジー(アース・ウインド&ファイヤー)」、あいざき進也の「ハート・ブレイカー(グランド・ファンク・レイルロード)」、伊藤咲子の「ラヴ・イズ・ブラインド(ジャニス・イアン)」、川崎麻世の「ジンギスカン(ジンギスカン)」、林家三平の「史上最大の作戦のマーチ(ミッチー・ミラー合唱団)」、雪村いづみの「火の玉ロック(ジェリー・リー・ルイス)」、田中健の「ウィー・アー・オール・アローン(ボズ・スキャッグス)」。優勝のゆくえは4対4となり最終問題(田中健のやつ)までもつれたが、最終的にはタモリ・健太チームがまたしても優勝。なぎら、雪辱ならず。優勝賞品は布団カバー、おむつカバー、便座カバー、枕カバー、…。今回は雪辱戦のわりにはなぎらが目立ってない。それを食っていたのがYOU。年代で歌手を当てるし「畑中葉子!」「斎藤清六」「穂積ペペ?」とか言って、歌謡曲と洋楽をとにかく聴いていたらしい実力を遺憾なく発揮。まあ前回の再来を期待した人も多かったろうから期待したほどは面白くなくてがっかりした人もまた多かろうけど、客観的に見るとやはり面白いとは思う。平均点よりは上でしょう。「誰が持ってるんですか?」と言うYOUには多くの人が納得したに違いない。B。なおOPでタモリは「サンタナがあんなに賞を獲るとは誰も思わなかったですね」と言っているが、収録は明らかにグラミー決定前である。結果はご存知のとおりサンタナが史上最多受賞となったわけだが、もし4部門程度に終わっていたらあのOPはどう扱われたのだろう。あと、わたしは洋楽を知らないからなんとも言えないのだが、モーニング娘。「恋のダンスサイト」って「ジンギスカン」がモチーフなのか?タモリもちょっと歌ってたけど…。(追記…どうやらやはり「ジンギスカン」が元ネタになっているようですね。音楽誌を読んでいるとそうした記述がよく目につくし)

空耳アワーの結果

視聴者のリクエストでボン・ジョヴィ「ディーズ・デイズ」が流れた。今後もリクエストを募集するらしい。ちょっと待て!リクエストなんか流したら新作が流れなくなってしまう。過去の名作は新作をはるかに凌駕するものが大半だから。新作2本を確保してくれるならまだしも、ただのリクエストコーナーになりはしないかと心配。これが空耳の寿命を縮めるものでなければいいけど…まあ「リクエストが来るからといって怠けたらいいということではありません」とタモリが言ってるしなんとかなるんだろうか。

ミュージシャン 曲名 賞品
イングヴェイ・マルムスティーン ウィールド・マイ・ソード 手ぬぐい
ビースティ・ボーイズ ザ・ネゴシエイション・リマリック・ファイル 手ぬぐい

 

00年2月22日 タモリ倶楽部 官能小説読み切り訛り美人大賞!!
ゲスト:浅草キッド(進行)、みうらじゅん、三上大和、風俗嬢4名
近年は、というまでもなく進む活字離れ。エロの世界にもそれは言え、アダルトビデオの普及がその最たるものである。とはいえエロには想像・空想もまた重要であり、官能小説はそれを喚起するにふさわしい媒体である。しかし常に標準語で書かれる官能小説は「リアリティーがない」(キッド談)そうな。そこで今回は地方出身の風俗嬢に出身地の訛で官能小説を朗読してもらい、地方色豊かな官能世界を体験しようという企画。もっとも原本も出演者に渡されている状態で朗読されていたようなので、いかに方言版がオリジナルからかけ離れているかを楽しむだけのような気もしないでもないけど。登場するお国言葉は熊本弁、京都弁、北海道弁、名古屋弁。官能小説はすっかりおなじみのフランス書院文庫群。訛によってより劣情が催されるかというと、どうだろう。むしろ笑える方向に行ってしまっているが…。読んでる風俗嬢が自分でウケてしまう場面もあったし。最後には名古屋弁のみさとさんと津軽弁の三上とで「名古屋の女 VS 津軽の男」なる構図で朗読対決もする。訛り美人大賞はいつのまにか審査委員長となっていた(理由は「方言王だから」)三上から発表され、京都弁のかなさんとなる。賞品は4色ナムル詰め合わせ。特別賞に今回小説に登場した人物の中から河北なる人物が選ばれ、カルビ1kgが贈られた。代理としてその小説を読んだ風俗嬢に贈られた。その後どうするんだろう。今回は訛で笑えるかどうか、がひとつのポイント。ただこの訛、実際にはそれぞれの地方でどれだけスタンダードなものかよくわからない。京都はほぼそれっぽいような気がするけど。三上を含めた5人のうち誰かと出身が一緒だったら楽しみはまた増すだろう。時折繰り出されるみうらの小ネタがよかった。特に饅頭のくだり。また、朗読パートでレンズにフィルターをかけるという妙に安っぽい効果のかけ方がらしくてすごく良いと思った。あと訛といえば日よう子、というイメージができつつあるので彼女が読むのかと思ったりもしたが、官能小説のせいかさすがに出ませんでしたね。B

空耳アワーの結果

2本目はジャンパーになりかけたなかなかの名作。第7回空耳アワードノミネート確定か?

ミュージシャン 曲名 賞品
R.E.M. ウエスト・オブ・ザ・フィールズ 手ぬぐい
パトリシア・カース はかない愛だとしても Tシャツ

 

00年2月15日 夢空間サミット! ラブホテルを考える
ゲスト:ジョーダンズ(山崎が進行)、山田まりや、亜美伊新
この不景気の中にあっても好況を保つラブホテル業界。不況知らずとも言われている。そのラブホテル経営を山田まりやは副業として行いたいという(他番組でも言っていたからおそらく本気だろう)。そこで今回はそんな彼女への情報提供も兼ねながらラブホテル経営の実態に迫りさまざまな視点から現況を総括するという、題材はともかくなかなかに硬派な企画。さて、講師のような位置付けにラブホテルデザインの大御所、亜美伊を迎えてまず見るのが女子大生50人に聞く泊まってみたい部屋。もちろんデザインは全て亜美伊によるもの。上位にランクされた部屋は亜美伊の解説つき。利用者の心境を知る彼の狙いがよくわかる。また、部屋の所在も記されていて、これが全国津々浦々。亜美伊の仕事の広さが実感できる。次に現在ラブホテルで人気のグッズを見て、最後に利用者から「こんなサービスを作ってくれ」、経営者から「これだけは勘弁してくれ」、という双方の「お願い」がいくつか。利用者からは「屋上でしたい」「ローション置いて」「休憩を短く安く」(屋上は実用化されてるらしいけど)。経営者からは「トイレ以外で排便しないで」「パーキングだけを利用するのはやめて」「従業員をプレイに巻き込まないで」「部屋以外では裸にならないで」、と。なるほどねー。今回はとにかく山田と亜美伊がよく喋る…。「…」なんてつけてはみたけれど、うんざりというよりはあまりに豪快で感嘆、という印象。あっかるいあけっぴろげトークはなんだか楽しくなってきます。ラブホテルファンとはいうものの具体的なイメージを描けないのか、タモリはあまり絡めないでいた。ちょっと珍しい構図かも。ともかく、誰も突っ込まないシーンでも地味に過激なことを言う山田はすごいと思う。C。なお、現在はラブホテルという表現はあまり見られずHホテルであるとかファッションホテルであるとかブティックホテルであるとか、そういった表現が主体になってきているが、番組にならい「ラブホテル」と記した。

空耳アワーの結果

安齋、泥棒に間違われたとか。宛先は元に戻った。何だったんだ、先週は。

ミュージシャン 曲名 賞品
エクストリーム ポルノグラフィティ Tシャツ
スライ&ザ・ファミリー・ストーン スモール・トーク Tシャツ

 

00年2月8日 二階堂姉妹に挑戦! われめDEスッポンポン
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、杉作J太郎、二階堂瑠美、二階堂亜樹、BOOMER、デンジャラス
近年麻雀人気が再燃しつつあり、特に女性に浸透しているらしい。そんな中評判なのが美人プロ麻雀士の二階堂姉妹。巷で噂のトータルライフコーディネーター(だったっけ?)の叶姉妹の次に「来る」姉妹らしい。しかし安藤満に師事したということなど、ごくわずかなプロフィールしかわかっていない。そこで今回は麻雀をしながら姉妹に隠された秘密を暴いていこうという企画。タイトルは明らかに「われめDEポン」からいただいたものだが、本家を見たことがないので内容までパロディかどうかはわからない。試合は東風戦のアリアリ。タモリが起家となり以下姉・瑠美、妹・亜樹、杉作という流れ。BOOMERとデンジャラスはただの野次馬、観客という位置付けで、ここまで無駄に芸人を使う回も珍しい。また、各局の前にあらかじめ恥ずかしい質問が出され、振り込んだ場合はその質問に答えなければならない。なお、ツモアガリの時はアガった人が質問に答える人を2名指名できる。恥ずかしい質問というのは「ファーストキスの思い出」とか「きょうの下着の色」とかで回が進むにつれだんだんオヤジ趣味がエスカレートしていくし、ツモアガリの時の指名の仕方を見ても明らかに二階堂姉妹が答えることを前提としたルール設定である。最初はいきなり姉の瑠美が振り込み周囲の思惑通りに。でも杉作が振り込んだりしても誰も聞きたくないんじゃないだろうか、などと思いながら見ていると期待通り(?)次で彼がやらかした。しかし中盤のなかなか厳しい質問で2回連続ツモを繰り出し賞賛を浴びる。もちろん指名は姉妹。このときのふたりの恥じらいなどはまさに意図通りと思われる。タカやタモリはオヤジギャグを連発するし、「最近いつHした?」の質問では場内騒然。もっとも最後は彼がタモリに振り込むという最悪の幕切れとなるのだが。とくに賞品がついたわけではないが最終的な1着はタモリ、2着は出入りの激しい麻雀を展開しながらも杉作、3着に一度もアガれなかった妹の亜樹、4着が最初の振り込みが効いたかもしれない姉の瑠美。今回は杉作がかき回した感。こういう企画になるといろんな意味でいい味を出す杉作の本領発揮か。無闇に興奮するところとかね!でも姉妹からするとイジメに近い状況だったしオヤジギャグのあまりの多さに、女性は見ていてあまり気分がよくないかも。あのギャグ攻勢に耐えられるかどうかで評価の分かれるであろうところ。B

空耳アワーの結果

募集のテロップがなんだかいつもと違う、と思って見ていたらば住所が変わってた。移転したのか?六本木のあの社屋じゃなくなったのか?新しい応募先は

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 テレビ朝日 タモリ倶楽部「空耳アワー」係

ミュージシャン 曲名 賞品
デ・ラ・ソウル ベッタ・リッスン 手ぬぐい
シャム69 コックニー・キッズ・アー・イノセント Tシャツ

 

00年2月1日 大20枚争奪! タメになるH 完全マスター計画!!
ゲスト:伊集院光、岡元あつこ、やるせなす、360゚モンキーズ、アンタッチャブル、ファンキーモンキークリニック
最近は素人のチャレンジ番組が多い。朝日系なら「炎のチャレンジャー」、他局なら「しあわせ家族計画」あたりが代表か。それに注目して今回は性欲に溢れた若手芸人に目をつけ、彼らに課題を与えてスケベな夢(風俗店のハシゴとかビデオを揃えたいとか)を実現させようとする。課題というのはもちろんエロ絡み。挑戦する4組には撮影前日にそれぞれ別個の課題が課せられ、課題をクリアすると夢をかなえるための賞金20万円をプレゼント。完全なパロディというわけではないが基本的に「しあわせ家族計画」のシステムを使っているとみられる。まずはやるせなすが風俗店の電話番号30軒暗唱に挑戦。ランダムに3人(タモリ、伊集院、岡元)から出される店に電話をかけて実際に店の人が出たら成功というもの。かけて、「はい○○です」と出たら「ありがとうございます」と言ったきり切ってしまうのは失礼なような気もするけど。それはともかくとして順調にこなしながら達成直前まで行ったやるせなすだが、27軒目でアウト。続いて360゚モンキーズがAV両手挟みに挑戦。両手に挟んだビデオを軽く浮かせて落とす前に挟むビデオを1本増やすというもの。これを繰り返しビデオが20本になると達成。これは最初から達成が危うかったが意外に健闘、それでも結局は16本目で失敗。3組目はアンタッチャブル。目隠しをした状態でお尻に鞭を受け、計12本の鞭の名前を当てるというもの。鞭を受ける山崎のリアクション(タモリがアドリブで加えたスリッパまで当てた!)に対する観衆の反応も上々でなかなかの盛り上がり。六条バラ鞭はソフト・ハード・ミニと3種類あるという難関も乗り越え彼らが見事に高級SMクラブの会員になるための賞金20万円を獲得。4組目はファンキーモンキークリニックが四十八手の再現に挑む、が…アンタッチャブルが獲得した20万円が唯一用意されていた賞金ということで挑戦すらさせてもらえず。ちょっともったいないような気はするが、まあいいか。今回は山崎ひとりがおいしいとこを持ってったような気もする。やってる側が笑いなしの真剣勝負なので笑うというよりは「すごいねぇ」というだけ。C

空耳アワーの結果

放送されなかった。アンタッチャブルの鞭当てが盛り上がっているためお休み、とのこと。確かにそれもあるけど、安齋が来なかったからではないか?という気もしないでもない。

 

00年1月25日 世界の一流食材を一流シェフが調理する(タイトル提示なし)
ゲスト:川村ひかる、松尾貴史、周富輝
たまにある気がする料理関係もの。海外から一流シェフを呼んで料理をしてもらう。その一流シェフというのは周なのだが、まあ何だかんだで彼が一流であることは間違いないですな。海外から、ってのも完全に間違ってるわけではないですな(神奈川県出身だけど)。さて、今回周が取り組むのは世界の伝統料理で、周も知らないような食材を数多く利用して調理する。川村がその手伝い。タモリとキッチュはサロンエプロンを着けている(不釣合いでいい)わりにはやる気なさげに喋ったり見たりするだけである。それでもキッチュは周に頼まれ仕方なく味見したりするが、タモリは食べる以外の行為を全くといっていいほどしなかった。ところで、それぞれの料理にはレシピがない。提示された食材を使って周が自分風に作るのだ。一食できるごとに本物と比べながら試食する。もちろん、いわゆる「周富輝風」と本物は似ても似つかぬもの。作られるのはナイジェリアのウォンムウェン・オヘレ、タイのゲン・シャッアム・ケッムン・プレヤーン、バングラデシュのセマイ。料理を作る前には「世界の国からこんばんは!」と称する、国について学ぶちょっとしたコーナーがある。進行自体は「世界の国から〜」→調理→食べる、を3回繰り返して終わり。今回は思いのほか川村がよかった。手伝いをしていたせいか初めてのわりには積極的に絡むし、登場シーンなんかを見ても橋本志穂的地位に座れるかも。周も味見をした時の反応など、意外によい。「俺は作る係(実際には作ってない)」「俺は食材調達係」などと食材を遠ざけようとするタモリやキッチュのやる気のなさもいい感じ。キッチュの「セマイ」に関するボケはベタ過ぎたけど、全体的に会話の端々に絡んでくる小ネタは非常に良かった。ただ、企画は弱い。B

空耳アワーの結果

ロケ弁のエビフライで安齋の歯が欠けたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ショーラ・アーマ スティル・ビリーブ 手ぬぐい
セパルトゥラ プレヌーンシオ 手ぬぐい

 

00年1月18日 第6回空耳アワード
ゲスト:クリス・ペプラー、BOSE(スチャダラパー)、松田純、安齋肇
前回からおよそ1年半ぶり、6回目の空耳アワードである。例によって季節の区切りなどを気にしない開催時期。英語を喋る機会の多いDJ、SDPから一名、女性という顔触れも前回と同じ。ただ今回趣が違うのは、安齋が遅刻(!)していることである。安齋の遅刻自体は何ら不思議なものではないが、アワードで遅刻する(少なくとも遅刻している状況を見せる)のはおそらく初めてだからだ。もっともスタッフ側は彼が遅刻してきた場合も想定して「正式版」と「遅刻版」の2つの台本を用意していたらしい。結局彼は入り時間に1時間遅れで登場。罰として空耳ミュージシャン名を使った駄洒落を言わされることに。何回か言ったが苦しかった。さて空耳本編は、前回のようにジャンル分けして流される。編集段階でカットしたのか、歌詞との照合は全曲で行ったわけではない。ただ、それによってテンポがよくなった気はする。全ての空耳がレビューを書き始めてからのものなので放送日(関西地区)も付した。ノミネート作は以下の通り。
  1. キース・スウェット「アイル・ギヴ・オール・マイ・ラヴ・トゥ・ユー」(ノンジャンル、98.5.18.)
  2. ブルー・マグース「恋する青春」(98.9.7.)
  3. トイ・ドールズ「キッズ・イン・ザ・タイン・アンド・ウェア」(99.9.28.)
  4. ウータン・クラン「ザ・クロージング」(ここからヒップホップ、98.6.8.)
  5. ビースティ・ボーイズ「フリーク・フリーク」(99.8.24.)
  6. ウータン・クラン「チェス・ボクシンの闘い」(98.12.8.)
  7. ブラインド・ガーディアン「ザ・スクリプト・ウォー・マイ・レクイエム」(ここからメタル、98.5.25.)
  8. ハロウィン「キングス・ウィル・ビー・キングス」(99.2.2.)
  9. タラス「ヒット・アンド・ラン」(99.3.23.)
  10. セパルトゥラ「ウォー」(99.3.2.)
  11. ペレス・プラード楽団「テレシタ・ラ・チュンガ」(ここから非英語圏、99.7.6.)
  12. ジョアン・ジルベルト「波」(99.5.18.)
  13. ミッシェル・パジュ「俺たちの時代」(99.6.22.)
  14. リッキー・マーティン「ポル・アリーバ、ポル・アバホ」(98.8.24.)
  15. ジェイムス・ブラウン「ラッキー・オールド・サン」(ここから新旧大物、99.2.2.)
  16. ナット・キング・コール「枯葉」(99.6.8.)
  17. TLC「ウィスパリング・プラヤ」(99.12.7.)
  18. リッキー・マーティン「アシ・エス・ラ・ヴィダ」(ここから下ネタ、98.8.10.)
  19. アース・ウィンド&ファイアー「ヘリティッジ」(99.9.21.)
  20. グラディス・ナイト「007/消されたライセンス」(99.11.30.)
  21. フランク・ザッパ「ユー・アー・ホワット・ユー・イズ」(ここからホモネタ、99.11.2.)
  22. エマーソン・レイク&パーマー「用心棒ベニー」(99.4.27.)
  23. ガンマ・レイ「アルマゲドン」(99.9.28.)
  24. サイモン&ガーファンクル「コンドルは飛んで行く」(ここから飲食もの、98.8.17.)
  25. ランシド「ネーム」(98.8.17.)
  26. ブライアン・フェリー「トーキョー・ジョー」(99.8.24.)
  27. ラムスティン「ヘイレイト・ミッシュ」(99.5.25.)

ウケが非常によいのはやはり良作が多いからか。自分も見たことがあるはずなのについ笑ってしまうし。大賞は今回は1本に絞り切れなかったとのことで2本。TLC「ウィスパリング・プラヤ」とラムスティン「ヘイレイト・ミッシュ」。賞品は空耳スウェット上下だったが、1着しかないのに受賞者2人ということで上下に分けて贈られることになった。また、最後には前回アワードから今回までの間の安齋の遅刻歴を見せ猛省を促した。今回は空耳はもちろん安齋の遅刻と絡めたのが上手いと思った。保存版。A。なお、台本によると本放送日1月14日金曜日に対して撮影日は昨年12月11日土曜日。どうやら本放送日の1ヶ月ほど前に撮っているようだ。確か2本撮りのはずだが、午前中であることが番組内で語られたので2本撮りの内の先の1本と思われる。


空耳アワーの結果

企画が企画なだけに今回はなし

 

00年1月11日 輝け! 第1回日本AV女優大賞
ゲスト:プリンプリン(うなが進行)、ビビる、D・ヤマダ、麻倉かほり、本城小百合、大石ひかる、小室友里、河村奈々
アダルトビデオを見る一つのポイントとして、カラミに突入するまでのドラマ部分が挙げられるらしい。ドラマ部分の演技が下手であるほどすばらしいビデオ女優だと。なぜなら、ドラマの演技が上手いとカラミも演技なのでは、と思わせてしまうからなのだそうな(これにはタモリも納得してた)。そこで今回はドラマ部分を見てビデオ女優の大賞を決定。男性陣が審査員となり委員長はプリンプリン田中である。基本的な流れはドラマ部分を見て本人にちょっとした質問、カラミを一瞬鑑賞といったものである。やはりビデオ云々よりその場のトークに時間が割かれ、意外な一面やちょっと深刻な部分が明るみに出る一幕もあった。ノミネート5名の中から選ばれたのは大石。賞品はトロフィーとごく普通だった。もっともこの結果の基準がドラマ部分の下手さなのかという点はあまりはっきりしなかった。まあ、基準が何でも誰が選ばれてもいいんだけど。わざわざ男性陣がタキシードに着替えてたりといった意味なく大仰に構えるところは好きだがプリンプリンやビビるが苦しかったせいか、さして面白かった印象がない。でも端々で聞くことのできるタモリの小ネタはよかった。うなの進行もスムーズでよかった。また、ついにディレクターのヤマダ氏が映り込みなどでなくあからさまに表舞台に登場(記憶では初)。しかし喋っているシーンがほとんどなかったのはやはり本業は裏方であるがゆえか。C。なお、今回からOPとEDのお尻から名前のテロップが消えた。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
チルドレン・オブ・ボドム トワーズ・デッド・エンド 手ぬぐい
ビーチ・ボーイズ シャット・ダウン 手ぬぐい