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つれづれのたば

2007年 1月分  / 2月分  /  3月分








































2007年3月


2007年03月20日
本日の更新:

@ 2006年度 2年1組 手紙―となりでトロトロに最後の手紙を収めました。そこに載せた詩を修羅の行列にも収めました。
A 記事紹介N354 子どもの自殺 2007年に記事紹介を追加しました。
B 記事紹介N333&N173 教師・教頭・校長のセクハラ特集に記事紹介を追加しました。


つれづれ
また一度、修了式を迎えました。
いま名古屋のホスピスに横たわる、軍国少年から会社人間として生きた父は、息子の仕事を区切りのつくまでさせようとしたようです。
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2007年03月04日
本日の更新:

@ 図書紹介B144 服飾・装飾・化粧・裸体・人形の各コーナーに、これまで紹介しそびれていた図書の紹介を追加しました。

つれづれ
知らない間に息子が、妻の遺影に雛あられを飾っていました。
毎週世話をしに行く妻の墓に、今日はフリージアと淡いピンクのアスター濃いピンクのスターチスを活けました。墓標の周りにめぐらしてあるツル薔薇の鉢植えも、このところの陽気でぐんぐん新芽が出て、ミニ薔薇とムスカリは満開。冬の間、彩を添えてくれたミニシクラメンは、そろそろ役目を終えそうです。
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2007年03月03日
本日の更新:

@ 図書紹介B127 大人の自殺・心中・殺害・傷害黄a淑著『すぐ「死にたい」という人たち』、雨宮処凛著『すごい生き方』を追加しました。
A 図書紹介B354 子どもの自殺田中喜美子著『大切に育てた子がなぜ死を選ぶのか?』を追加しました。

つれづれ
今日は、3月3日の雛祭り。
毎年飾り棚から出してピアノの上に飾っていた掌に乗るほどの雛人形を、今年は出しそびれていることに、朝気が付きました。

学校に行くと、多くの生徒たちが利用している駅近くで「人身事故」があり、電車延着で遅刻の生徒が出る予想との連絡。
WEBニュースで確かめると、東福寺駅近くの線路にしゃがんでいた20代の女性が轢かれて死亡との事。
枕木の上でに記録した鉄道事故は、今年に入って既に46件。とても気がかりで胸が塞ぎます。
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2007年03月01日
本日の更新:

@ 記事紹介N354 子どもの自殺 2007年に記事紹介を追加しました。
A 記事紹介N333&N173 教師・教頭・校長のセクハラ特集に記事紹介を追加しました

つれづれ
今日は、昨年度教えた生徒達の卒業式でしたが、「授業に支障がない日」なので年次有給休暇を取って、名古屋のホスピスでまもなく臨終を迎える父を見舞い、主治医から予後についての話を聞きました。どうやら春休み前に忌引きを取らなければならない様子。ただ、来週火曜から学年末考査なので「授業時間の確保」には支障が出ないことが“さいわい”となるんでしょうね。

そうした事情を知るよしもない何人もの卒業生の保護者の方が、携帯に挨拶のメールを下さったことは教師冥利につきます。

先日、25年間行きつけのラーメン屋に一週間ぶりに行くと、なんと店のガラス戸に「事情により閉店致しました。長年のご愛顧ありがとうございました」の張り紙。呆然。仲睦まじく店を切り盛りしていたあの夫婦と二度と会えないかと思うと胸が熱くなりました。
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2007年2月


2007年02月25日
本日の更新:

@ 記事紹介N354 子どもの自殺 2007年に記事紹介を追加しました。
A 記事紹介N333&N173 教師・教頭・校長のセクハラ特集に記事紹介を追加しました
B 2006年度 2年1組 手紙―となりでトロトロに25枚目の手紙を収めました。

つれづれ
今日は、卒業間近の高3の生徒二人と宇治川マラソンの10kmレースに参加。
ろくな練習もせず、肥満の解消もしないままに参加しましたが、なんとか1時間41秒で完走。
これでまた、一つの区切りをつけることができました。

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2007年02月12日
本日の更新:

@ 記事紹介N354 子どもの自殺 2007年に記事紹介を追加しました。

つれづれ
立春も過ぎ、あちこちから梅の便りが聞こえるますが……心身失調、サイトの更新も一ヶ月ほおりっぱなし。
何とか授業をやり繰りしつつ、映画をボチボチ見に行く日々が続いています。
12月からの二ヶ月ばかりで観た映画は、「硫黄島からの手紙」「麦の穂をゆらす風」「リトルミスサンシャイン」「無花果の顔」「ヘンダーソン夫人の贈り物」「長い散歩」「愛の流刑地」「それでもボクはやってない」「魂萌え!」「幸福な食卓」「ユメ十夜」世界最速のインディアン」。

昨日観た「世界最速のインディアン」(62歳になるアンソニー・ホプキンズ主演、1962年、バート・マンローがボンヌビルの塩平原でのバイクのスピード記録に挑戦した実話が元)には、「男のロマン」に胸が熱くなりました。

年を取り病気を抱えながらも、ひたむきに「夢」を追い続けるバートを支えたのは、隣家の少年、はみ出し者の暴走族、独身のまま年をとったキャリアウーマン、たぶん性同一性障害の青年、ヒスパニックらしい中古車業者、どうやら居留地の外で暮すインディアン(ネイティブアメリカン)、夫の墓を守りながら荒野の一軒家で暮らす老女etc.
彼らがバートを支えていったのは、彼が社会的な弱者や異端者に対する偏見や差別意識を全く持たず、常識はずれな夢を追い続けていく、彼の純真さに共感したからでしょう。

彼が語った幾つもの味わい深い『格言』の内、「足は焼け焦げてもスペアがある」という一言にドキリとしました。年老いた自分にとって夢をかなえるチャンスは、今失ったら取り返しようがないのだ。
残り少ない時間の中で、自分にとってスペアの効かないものは何なのか?
夢を追うために必要なのは、世間的な欲望を捨て去り、世間的な常識にこだわらないこと。人生の豊かさを得るのに必要なのは金や物ではなく、「世間並みを求める欲」を捨てる勇気なのです。


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2007年1月


2007年01月11日
本日の更新:

@ 記事紹介N354 子どもの自殺 2007年に記事紹介を追加しました。

つれづれ
何をもなさぬままに年だけが変わり、 ProjectGは今日で開設まる6年。
変えようもないまま変わって行くばかりの社会の息苦しさに耐えられなければ、変える力を失ったまま変わって行くばかりの自分に、読点ではなく句点を打つ。
生々流転。
今ある形が失われても、何かしらが何処かで何かに受け継がれ、新たな物語が紡がれる。
そうした思いは、決して安っぽい慰めなどではなく、一つの真理です。
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