Top Pageへ戻る

N144  服飾・装飾・化粧・裸体・人形
服飾一般はこちら 「下着・靴下」の特集はこちら (別室)
(別室)  「制服一般」の特集はこちら 「化粧・装飾」の特集はこちら (別室)
(別室)  「学校の制服」の特集はこちら 「人形」の特集はこちら (別室)
「裸体」の特集はこちら (別室)
分類表に戻る

記事紹介の留意事項











N144 服飾一般
紹介記事目録
N144の目次にもどる 分類表に戻る

記事紹介の留意事項









朝日
20015/01/19
朝刊 特2
No .N144a150119xxx
東京都




シリーズ・特集;http://digital.asahi.com/articles/ASH1G64WFH1GUTIL03F.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH1G64WFH1GUTIL03F
見出し:
女装で学ぶお客の気持ち 経営者ら向けのセミナーに注目
メモ :
  女装してマーケティングを学ぼう――。企業経営や商品開発などに携わる人たち向けの、そんなセミナーが注目を集めている。女装すると、何が分かるのか。

 東京都内で昨秋初めて開かれたセミナーには、コンサルタントや広告会社の経営者ら10人ほどが参加。女装は鏡の持ち方の説明から始まった。

 まずメーキャップ。参加者らはひげが目立たないようにファンデーションはプロに施してもらい、全員に化粧ポーチが配られた。

 「アイラインは目の上に3ミリの太さで」。女装コーディネーターの立花奈央子さんから指導を受けて挑戦すると、口が開きっぱなしになってしまう参加者も。かつらやワンピースを身につけ、約2時間かけて女装を完成させた。

 セミナーを企画したのはコンサルティング会社「ひみつきちJ」(大阪市)。講師役を務めた同社の北岡秀紀社長(35)は冒頭、「マーケティングは顧客の立場になって理解することが大切です」と説いた。

 興味深いデータがある。内閣府が発表している「男女共同参画白書」(2010年版)によると、家族で共有する物(耐久消費財)の購入を決めるのは「夫婦2人」との回答が60・4%で、「夫」の19・6%、「妻」の16・4%を大きく上回る。だが「日常的な買い物についての決定」になると、「妻」が74・2%を占め、「夫」と回答した人はわずか4・4%だった。

 北岡さんは「家庭で買い物の決定権は女性が握っている。医療、介護の分野でも女性が意思決定することが多い」と指摘する。「女装は顧客理解の一例にすぎない。お客さんのことがわかっているようで、わかっていないということに気付くきっかけにしてほしかった」と話す。

 広告会社経営の男性(35)は化粧品やダイエット用品を手がけることもあり、「実際、女装してみることで女性の気持ちがわかるのでは」と参加した。アイラインを引くのに悪戦苦闘し、「付けまつ毛は思いの外、まぶたが重かった」。ほかの参加者の提案で、女装のままでコーヒーショップにも行ってみた。店員さんから「かわいいですね」と声をかけられ、うれしくなった。「時間をかけて化粧をする女性たちの気持ちがわかった。周囲の女性にも優しくなれそう」と話す。

 都内の医療関係者の50代の男性は「スカートで椅子に座った際に股下がすかすかするのが気になった」。治療台に座る女性にはひざ掛けが必要だと身をもって実感したという。

 生活者と企業の共創による商品開発などを提唱するマーケティング会社「ボイスビジョン」の代表、大高香世さんは「使う人の立場になってみるというのは、取っかかりとしては面白いチャレンジ。頭で考えていただけの時とは発想が転換されたはず」と評価する。

 「女装で終わりにせず、さらにスカートでの車の乗り降り、長い爪でのドアの開け閉めなど、シチュエーションを考えてみることも必要」とアドバイスする。

 参加者アンケートには「役に立った」「知人にも勧めたい」など高評価が並ぶ。北岡さんは「女装セミナーは今後も続けていきたい」。2月にも都内で開く予定という。


もどる









京都
2013/01/30
No .N127k130205xxx
フランス/パリ




シリーズ・特集;http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20130205000009
見出し:
パリ女性のズボン「解禁」 1800年の条例無効に
メモ :
パリジェンヌのズボン禁止令は無効―。パリの女性市民にズボンの着用を禁止するとした200年以上前の条例について、フランスのバロベルカセム女性権利相がこのほど、無効であることを正式に確認した。フランスメディアが2013年2月4日報じた。

条例は、1800年に制定され「女性がズボン着用を希望する場合は、警察署の許可が必要」と定めている。当時、女性の社会進出を阻む狙いがあったとされる。1892年と1909年には、自転車や馬に乗る場合は着用を認めると条件が緩和された。

もどる










朝日
2000/01/01
朝刊 特2
No .N144a000101ms2

服飾評論家


深井晃子
シリーズ・特集;衣 2000 CLOTHING パンツPANTS・SHORTS・TRANKS
見出し:
素肌に装う時代感
メモ :

薄れゆく男女の違い「  」内は服飾評論家・深井晃子さん
古代ギリシャやローマでは、男女ともローブのような衣服を着ていた。それが十字軍が始まる前の頃に異変が起きた。

「過去の1000年、西洋の衣服にとって最も大きな事件は、キリスト教の影響を受けて、男女の性差によって服装が別れたこと。この1000年は、ファッションによって男女の違いを明確にする歴史と言えます」

ところが20世紀後半、男女の区別がないユニセックスな服が登場した。

「一般に男らしさ、女らしさとは何かという考えが変わってきた。ファッションは今後、ますます性差がなくなっていくのではないか。たとえばヨーロッパで高く評価されている三宅一生や川久保玲といった日本のデザイナーの服も、ユニセックスとして映っている」

もう一つ、この1000年の間に、草食性を追及するファッションは、大きな曲がり角に来た。
「欧州では18世紀ごろのロココ時代、日本では江戸時代に、着飾る文化は頂点に達してしまった。細部を装飾する歴史は終わりつつあると思う。また、誰でもブランド品が買える現代では、ファッションによる差別化は意味を失っていくのは当然のこと。」

では未来はどうなるか。
「自分自身を表現するためにピアスとかタトゥー(入れ墨)のように直接身体を装飾するとか、整形、あるいは遺伝子操作など、体自体が装飾の対象になっていくのではないか。人類は、コルセットをはめた中世の女性たちのように、苦痛と引き換えにエレガンスさを手に入れてきたのだから」


    管理人:続きはこちらへ


もどる