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日本で育った大半の人は、教育は「学校で受ける」ことが自然・当然なことだと思い込んでいるようですが、教育と学校をストレートに結びつける地球人は、この世界でどれほどの割合なのでしょうね。

日本国憲法は、国民が教育を受ける権利を保障していますが、あくまでも、「学ぶ」主体は国民です。ところが、世間では国が国民に何をホドコスのかといった論点が目立ちます。学ぶ人ではなく、国や企業にとっての利益が優先されていることに違和感を感じる人も多いでしょう。

学校現場でも教育基本法より、公立では文部省や教育委員会の意向が、私学では「学校経営」が優先し、様々な生徒の権利や成長の目をつんでしまうこともあります。時には、管理職や経営者の地位が一番大事にされているのではと思わずにいられないことすらあります。そうしたことを、肌で敏感に感じ取っている子ども達もいます。

学級崩壊・いじめ・不登校etc.教育制度を改善することも大切ですが、まずは、親や教師自身が国家や学校から自立し、一人の人間としてものを考え、発言し、行動していく力を、互いに付けていくこと求められているのだと思います。

そして、中学生や高校生の方も、テストのため、進学のための勉強に追い立てられたり、羊のように管理に従順であったり、むやみな反抗やしらけに埋没するのでもなく、自らを一人の人間として成長させるために、自ら学ぶ場を求めていってほしいと思います。
とりあえず明日の教育の棚≠ヨどうぞ

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