この世には、少数≠ナあることによって無視され、あるいは力を持つものによって虐げられ、救いも求められずに孤立させられているのもの達が、人知れず数知れずいます。
私たちが、自らの存在に自信と誇りを持ち、互いを認め、手を繋ぎ合うためには何が必要か?
この世で思いこみ≠ルど恐ろしいものはありません。そして、自分を身動きできなくさせ、社会を閉塞状態に追い込むものが、一人ひとりの思い込みだということほど、気付きにくいことはありません。
一生かけても直接出会える世界はほんの一部。そして、目の前にありながら見えないものは人の心。だからこそ、想像力≠養うことに値打ちがあります。
多くを知り、かつ疑い、そして闘うことで自由を得る。そのために欠かせないものは、多様な言葉に耳を傾けるゆとり≠ニ、安心して語り合える“仲間”ではないでしょうか? |