中国電影文化城-その2

日本の映画村には行ったことがないので比較できないんですがそこそこの広さでしょうか。
でもきれいじゃないのがちょっと難です。
行こうとか思ってる方はちょっと覚悟した方がいいかも。
カサカサという音で形容されることの多い家庭内害虫とか
パソコンの付属品にもなっている小動物とかに不意打ちを喰らいますので。
それがOKならまあ行ってみてもいいんじゃないでしょうか。

2軒だけ建物を利用して営業している店があって、そこはきれいでした。
変わったカキ氷を売っていたので悩んだ挙句思い切って買ってみました。
(大陸では屋台のオレンジジュースで腸炎おこしたので)
カラフルでたくさん種類のあるゼリーとがグミみたいなぷるぷるしたものをとりあえず好きなだけ器に入れて、
その上に氷をのせてかき混ぜて食べるというものなんですが、
味が薄かった。
お腹は壊さなかったので変なものではないんでしょう。
やけに代金が高かったけど。

ちなみに長いので2ページに分けました。その1はこちらへどうぞ。

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  酒楼、かな?

壁はほとんどないので家ではなく店舗なのでしょう。
月明かりの夜とか、二階の席で酒と肴と音楽を楽しみながら下の通りを見下ろすとか、そんな情景が浮かびました。ちょっと叙情的ですが。
     
  酒楼、二階へ上がる階段

上の建物の中です。二階へ上がる階段の上り口。窓枠と階段の手摺なんかの装飾が統一されています。広く見せるためか、できるだけ空間があるようになってます。
向かいの家の窓が、丸い枠に格子柄なのもおもしろいです。
     
  お屋敷の塀

池とか楼台とかもあるちょっとしたお屋敷の外壁。拡大するとわかりますが波打った形になっています。板橋市の林家花園にあった
を思い出します。鬱蒼とした樹木がなんとも言えない雰囲気がありました。
     
  道端のかまど

なぜか道端にありました。かまどにしか見えないんで多分かまどでしょう。家の中だと危ないからでしょうか。やっぱりブロック塀ですけど。
     
  家の中

茶色地にオレンジが映える室内装飾です。ドアの彫刻も面白いんですが、なんと言っても窓枠が美しいです。中央にあるのは雲と蝙蝠をデフォルメしたものだと思いますが、他ではちょっと見られないきれいな装飾でした。
     
  大酒楼(パンフレットにそう書いてあった)

一番きれいにしてあった建物です。床がきれいだったので妙にほっとしたものです。
つい窓枠と手摺に目がいってしまいます。屋根は庶民の街らしく普通の瓦です。
     
  大酒楼の店内

吹き抜けの二階になっています。1階は土産物屋なのかよくわからない状態でしたが2階は茶色で統一した内装がちょっとした浪漫の空気を漂わせていて、ジャズとかが似合いそうでした。20世紀初頭の上海とか(偏見かな)。
     
  大酒楼の窓

どうやら窓好きらしいです。かすかに城門が見えるんですがそれがまたいい感じです。
     

 

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