中国電影文化城-その1

(台湾の)故宮博物院からバスで二駅ほどの距離にある観光スポットです。
時代物の映画とかで撮影に使うために明清時代の町並みを再現したところという事です。
(日本にもある映画村みたいなもの)
が、
全然人がいませんでした。
まあ、観光のためだけのものじゃないんでしょうから・・・。
なぜか恐竜の等身大(らしい)模型があって、そこで人工雪みたいなのを降らせてるのが
近所の子供に大人気のようでした。

ivyはうれしくて半日居座ったんですが。
写真撮るにはよかったんですけどね。
ここでフィルム3本使い果たした日本人てあんまりいないかもしれない。

ちなみに長いので2ページに分けました。その2はこちらからどうぞ。

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  城門前の堀

ま、入り口です。こんな門なんでしょか。
中国の城門ていうとどうも三国志(しかも横山○輝調で)が浮かんでしまうんですが、明清代でもほとんどが城郭都市なんだから当たり前です。それにしても街に入るのに壁だの門だのに阻まれるというのは知識としてはわかるんですが、実際どんなものなんでしょう。
     
  城門

城門は2つありましたがそのうちの北よりの門。「正陽門」というらしいです(・・・。)小さな街だとこれくらいなんでしょうか。大陸には街ごと当時のまま残ってるところなんかもあるようですが、行ったことがないし。
     
  城門から場内を覗いたところ

朱雀大路みたいなのではなく、細い道と両脇にすぐに店とかが並んでます。ヨーロッパの城みたいな落とし格子とかはないようです。
     
  堀にかかる橋(城壁上から

石造り風。橋の袂に雲形の装飾があります。
     
  城壁上の櫓

ブロック塀、という感じですが、雰囲気はなくもないです。
それにしても、すぐ向こうに堂々とマンションが建ってたりして本当に撮影なんかできるんでしょうか?
     
  民家の窓

ひょっとしたら一番感動したところです。こういう感じなんですねえ、趣があります。
ちゃんと観音開きみたいに開くようになってます。左と右で枠の形が違うのが残念ですが。他のところもそうでしたが、内側から薄い紙を貼り付けて風除けにしたみたいです。日本の障子と同じように。
     
  民家の扉(上)

別に注目するようなところではないのですが、こうなってます。穴に出っ張りを差し込んでるだけ。単純ですが一番実際的なんでしょうね。透かし彫りがしてあるのでそれをふさぐ紙が貼ってあります。
     
  民家の扉(下)

上の写真とセットですが、下は重さに耐えるようにか石でできてます。これの名前ってあるんでしょうか。
     
  前庭を囲む回廊

前庭と言っていいんでしょうか。
北京の頤和園でも見ましたが、壁ごとに形の違う穴を空けてます。壁の白と柱の黒のコントラストが落ち着いた感じを出してます。柱間に渡した透かしの装飾がいいです。
植木とか芝生とかをちゃんと手入れしてあればもっといいんですけど。
     

 

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