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No.70: 今日はレッスン (2006.11.28)

今日はフルートのレッスンに。
だいたいは仕上げていったものの、やっぱりちゃんと仕上がっていないという意識があるからか、大量の汗を流しながらレッスンを受ける。
すました感じのちょっとかわいいフランス人の女の子とか、他の生徒も何人か見てる。
大汗をかきながら必死で吹いてる日本人。ちょっとはずかしい。
(このフルート・クラスには、日本人は、ぼくしかいないようだ。)

もう、言うまでもない、というかんじだが、今週も宿題たくさんもらってくる。
「次はこれとこれとこれとこれね。いい?」と言われたときに、「はい」と答えるからいけないんだろうか?
ノーと言えない日本人。(でも、「ノン」と答えたらどうなるんだろう?)
今度は、新しいメソードとエチュード、それからカルメンの仕上げに加えて、椿姫ファンタジーももって来るようにとのこと。

自分のレッスンの後、ついでに、そのすましたフランス人の女の子のレッスンも見てくるが、先生が「それはダメだ。」と言うたびに、「どこがダメなのよー!」という感じで、いちいちえらい剣幕で突っかかっていく。
見てて、いったいどういうことになるやら、気の弱い日本人はハラハラ、ドキドキだ。

学校から戻ってから、ピアノのYさんのところで室内楽のトリオの練習をする。
(ちなみに音楽院の練習室、有料な上、3人でアンサンブルやるには狭すぎる。)

岐路、マリ橋から並木をみると、もうほとんどの葉が散ってしまっている。
来年の夏に帰国するから、もうこの金色の葉っぱを見るのはこれで最後だな。
落ち葉を何枚か拾って帰る。



なんとなくメトロ写真集。学校の最寄り駅周辺。(左がメトロ入り口)
こういう雑誌店、いたるところで見かけるが、壁面にエロ雑誌がディ
スプレイされていたため、最初、それ系の店だと勘違いしていた。
情報収集のために雑誌を探していたのだが、本屋に入っても雑誌
はみあたらない。ためしにここを覗いてみると、新聞・ファッション誌
・音楽情報誌・観光案内などなど、あらゆる雑誌がそろっていた。


地下鉄構内。たいてい狭くて暗くて臭い。
どの駅でもホームレスの人が紙コップを持ってお金を乞うている。
ポスター、面白いものをよく見かける。(手前はゴミ箱。)


メトロ構内は、迷路みたいに入り組んでいるところが多い。
モグラの穴みたいだ。駅によっては、どれだけ歩いても同じ
所を堂々巡りしてしまうところもあって(特にシャトレ駅!)
最初のころは、メトロの乗り換えにはさんざん苦労した。


地下鉄内はこんな感じ。車掌ではなく、お金を乞う人
がいつも車内を回ってくる。お金の乞いかたは、ストレ
ートにお金をくれといってまわってくるのや、演説してま
わってくるのや、楽器を演奏しながらまわってくるのや
いろんなのがいる。ちなみに、車内もたいてい臭い。


ポン・マリ(マリ橋)出口。


マリ橋の上から。金色の葉っぱ、なくなってしまった。


家につくと不在通知がポストに! モデム、やっときたか!?
ま、とにかく、ちゃんと送ってくれただけ偉いとしよう。
明日の10時からシテ島の郵便局に取りに来いとのこと。
ちなみにこっちの人特有のクセがある手書きの数字、
やっと普通に読んだり、書いたりできるようになった。
この数字、読めますか?  (→回答はこちら。)

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No.69: 明日はレッスン (2006.11.27)

モデム、今日も来ず。
うーむ、だんだん本格的に困ってきたぞ。
今月末までに家賃も払わなきゃいけないし。

早起き、とりあえず3日連続記録達成。
今日は朝からずっとかなり長時間練習した。(お隣さん、ごめんなさい。)
絶望的に見えた大量の宿題、なんとか9割がた仕上がったかも。

アリアンス・フランセーズ(フランス語学校)は、今週、授業料を払って更新しなければいけないのだが、もうやめてしまって、しばらく独学でやってみようと思う。
フランス語、どういう方法で習うのがいいのか、とか、そもそもお金を払って教えてもらないとできないのか、とか、しばらく自力やってみてから、また考えてみることにする。

・・・そういえば、昔、フルートのT先生がこんなようなことを言っていた。
「技術を磨いてから音楽を作ろうと思っていてはダメだよ。自分の技術的な持ち駒が少なくても、それでなんとか音楽を作ろうとしなきゃ。いつも、そうするしかしょうがないんだよ。アマチュアの人、君より技術的な問題はあるかもしれないけど、君よりいい音楽作っている人いるよ。」
語学もいっしょかどうかはわからないけど、でも、うまく話せるようになってから話そう・・・、なんて思っていたら、永久に話せない。



台所用洗剤だと思って一昨日買ったもの。
今日使ってみたら、泡がまったく立たない。
え~っ、でも洗剤って書いてあるじゃん!
辞書でよく調べてみたら、その下に「食器洗い機」
と小さく書いてある。・・・ま、使えないこともないか。
泡が立たないから、なんか洗った気がしないけど。


今日、フランスパン「パリジャン」を買ったついでに・・・


じゃーん。小さなエクレアです。
中はチョコレート・クリームだった。
濃厚な甘さで、カカオのいい香りがする。
ちなみに、1.7ユーロ(\255)。

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No.68: 日曜日 (2006.11.26)

今日も早起きしたのだけど、やはり体調が重く、練習したり、ごろごろしたりの1日。
いや、どこか悪いわけではないんだけど、体が重くて・・・。リポビタンDが欲しい感じ。
本当は、今日は昼に美術館に行くつもりだったんだけど、やめておいた。
毎度の事ながら、宿題が片付いてないから、どっちにしても出かけている場合じゃないけど・・・。
なんだか、パリにいて部屋に閉じこもっているのももったいない感じだが、まあ、体を休ます時期も必要だろうということで、おとなしくしていよう。

来月の23日から、クリスマス・バカンスということで、2週間半、学校が休みになる。
いろいろなところに行くのは、そのときになってからでもいいかな。
寒そうだけど。



昨日から煮込んだポトフ。
ぼくの頭の中では、完全に「おでん」という位置づけになって
しまっているため、たまごも入っている。(ちなみに、たまご、
うまかった!) 大根の代わりに、カブを多めに入れてみた。
あと、厚揚げとコンニャクがあれば完璧か?? (というのは
冗談だけど、ひょっとしたら案外大丈夫だったりして???)
あと、肉がいまひとつ。もっと合う肉があると思うんだけど。

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No.67: モデム、はやく来い! (2006.11.25)

こちらのアパートのドアのシステム、日本のオートロックが二重になっているようなところが多く、うちのアパートもそうなっている。郵便局員や清掃局員は、1枚目のドアのロックは解除できるが、2枚目のドアはあけられない仕組みになっているようだ。
ポストは1枚目のドアの内側にあるので、手紙は受け取れる。
小包の場合は、インターホンで郵便局員であることを確認して、2枚目のドアを部屋の中から解除するようだが、そのやり方がいまだによくわからない。(仮に開けられたとしても、郵便局員は、ぼくがどこの部屋に住んでいるのかわからない。)
そんなわけで、小包が来ると、「いま行きます! ちょっと待っててください!」と言ってあわてて下に降りていくのだが、もたもたしていると帰ってしまう。

そんなわけで、モデム、今日も朝早くから着替えて待ち構えていたのだが、こなかった。
(ちなみに、郵便局員、朝の8時半にきたりする。)

モデムを受け取りたいから・・・という理由で、昨日から早起きしているのだが、もう今後ずっと、早起きしようと思っている。ちょっと体調が変なのは、時差のせいもあるんじゃないかと言う気がしてききた。日本ではかなり夜型の生活をしてきたから、こちらで早寝早起きしたら、時差がだいぶ縮まる。

とりあえず今日、いつものスケジュールを反対にして、
7:30~ 朝食・フランス語
10:30~ 練習
2:00~ 洗濯と買い物
5:00~ 練習
6:30~ 家事・食事
というふうにしてみたら、けっこう能率よかった。
練習も、連続してやるよりはかどるようだ。
3日坊主でおわらなきゃいいけど・・・



ああ、あと一ヶ月でクリスマスだね。


クリスマスディスプレーの店、増えてきた。


買い物がえり、いつものマリ橋より。きれいな夕焼け。


マルシェに行く余裕はなかったが、とりあえずスーパー2件で
ポトフの材料をそろえる。自力でそろえるの、けっこう大変。
早めに行くと、スーパーでも新鮮な野菜があるようだ。

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