2003 02(February) ←←  →→


01(sat) もう2月になりました。

びっくりします。
ついこの間、正月だったような気がするんですが・・。

あらゆることがせわしなく、テレビニュースのように現れては消え、現れては消えていきます。
それは時には物質であったり、時には心象であったりするのですが。

誰にでも同じように与えられているはずの時間が、自分とは全く関係のない感じで、お構いなしにふわふわと時間が流れていくような気がします。
気のせいでしょうけど・・。

1秒1秒があっという間に流れていく。
10年ぐらい前、漠然とした不安を具体化せずに、頭の片隅に押しやっていたものが、
引きずり出されて展開されていきます。
引きずり出されたものが手ぐすねをひいて待っているようです。
引きずり出されたものを、がっつり向き合って解決するには、ちょっと今の状態は厳しいです。
だからなるべくもうちょっと片隅に追いやっておきたいと今は考えています。
心に余裕ができたら少しずつ解決していこうと。

まあいい面としては、少しだけですが、今まで見えなかったいろんな見えないものが見えてきたり、
言葉が素直に心に浸みこんできたり、いろんな考え方が変わったり、すごく勉強になってます。

先のことはわかりませんが、ひとつひとつの物事になるべく真摯に向き合っていこうと思います。

06(thu) 最近ワケあってバスをよく利用しています。

ウチの近辺には小田急バスと東急バスが走っているのですが、これらは電車でいう相互乗り入れのような感じで、同じような路線を走り、収益率を高めているのです。
これらのバスには都内の私鉄で利用できるパスネットのような共通カードがあるのです。
パスネットと違う点はハイカのようなお得分がついていることです。

バスというのは電車が運行している地域では収益が望めないので、当然のことながらそのスキマを埋める交通手段であるわけです。徒歩がきついお年寄りや、丘陵地帯の住宅地では貴重な存在です。
路線図を見ていると意外な場所へ運行していたり、電車で行くより明らかに便利だったりするので、面白いです。
時刻表を手に入れ、机上旅行で鼻をふくらませていたころを思い出しました。ちょっと大袈裟かな?

普段よく見ていたはずのバスですが、これらからもわかるようにかなり便利な交通手段だということを最近知りました。

んでもって、バスから見ているとバイクっつーのは非常に厄介な存在ですね(笑)。
バイクが文化として成熟していない国なのだということを客観的に見て痛切に感じました。
「人の振り見て我が振り直せ」です。

まっ、バスの黒煙もどーにかしてほしいですけどね。

07(sat) 一日中、畳の部屋でゴロゴロして、
腹が減ってはビビンバチャーハンをモリモリ食い、
喉が渇いては川根茶をズズッっとすすり、
活字をむさぼるように読んでいた次第です。

先日dog earだらけになり、四隅のくたびれた文庫本を本棚からひっぱりだしてきて、
何じゃこりゃあ!!
と項をめくるたびにガツンガツンと感嘆し、久しぶりにハマっている次第であります。

活字から吸収できることは、社会に身を置いて様々な人に接することと比べてとてもちっぽけではあるのですが、それなりには刺激を受けます。
まあね、でも書店にごまんとある本の中で、一冊も手にすることなく一生涯終えていく人と、そうでない人の間にさほど大きな違いは無いでしょう。

あたりまえです。
なぜならベストセラーが店頭にうずたかく平積みされ、売れない本はすぐさま淘汰されていく今の時代に、その中に埋もれた綺羅星のごとく輝く本を見つけだすことは容易ではないからです。

いい本に出逢うのはなかなか難しいですな。

15(sat) またまた奇行。
奇行っちゅーのはJH日本道路公団。

高額ハイウェイカード(5万および3万円券)の販売中止である。
ハイカ廃止の背景にはETC云々・・(省略)・・というわけである。

http://allabout.co.jp/auto/touring/closeup/CU20030125/index.htm

納得がいかないのは当然である。

簡単に言うとバイクにはETCが付かないのに、その「金銭的」代替案のハイカを
「ハイカ偽造対策も金かかるし、ETCは普及しやしねーし、面倒だからやめよ〜。」
ということなのである。
「ライダーなんて所詮少数派だから文句もいわんだろ?喫煙者みたいなもんだ。」
とそーゆーことなのである。
実際トラック協会なんかに比べれば二輪車協会なんてのは無力に等しい。

まずETCについて。
支払いに最も時間のかかるバイクであるゆえ、ETCが最も有効なのがバイク、だということは疑う余地がない。
のんびりと財布から支払いでもしようものなら、背中越しにクルマのプレッシャー・・。
が、ライダーもETCを無理にとは言わない。
振動・防塵・防水対策などは技術的には可能だけど、バイクの市場規模を考えると1台あたりはかなりの高額になり普及は不可能だから。

次にハイカの廃止について。
これは納得できない。
ETCを搭載できないのを前提に話をすると、代替案のハイカは残すべきだと思う。
ただでさえバイクの通行料金は高いというのに。

偽造対策・ETC普及が名目であれば、ライダーのみに高額ハイカの使用を認めればいいのではないか。
料金所の目視確認でクルマとバイクは判断できるわけだし、ライダーにしか使えないとなれば偽造する価値が極端に下がり、皆無となるハズ。設備投資もゼロ。ETCの普及にも影響はない。

時間を金で買う意味合いで高速道路は社会人ツアラーにとって必須
自分はこれまで長期的見地で最もお得な5万円ハイカを数枚使ってきたが、コレが無くなるのはかなり痛い。

来年の2004年2月末で使用中止となるため、残額が1万円以上ある場合は1万円以下のハイカに分割してくれるというのだが、どのように行われるのだろうか?
極端な話、5万円券を買い置きしておけばお得分も還元してくれるのだろうか?

高速道路の二人乗り以上に頭の痛い問題・・。
相も変わらずこの国、「バイクは子供の乗り物」らしい。はぁ〜・・。

17(mon) 忍者が橋の上で燃えていました…。

こんな事を書くと、パッとしなかったVシネマor戦隊もののロケかのように思われますが、バイクがです。

もうもうと煙が立ちのぼる渋滞の原因はカワサキGPZ900Rが燃えていたからでした。
ニンジャくんの前後には事故ったトラックとセダン。
片側二車線道路の中央あたりに、本体はどてんと転がり、タンク周辺からメラメラとした炎と真っ黒い煙をあげていました。
何故かシートが外れて別の場所に転がっていました。
まだ燃えて間もないらしく駐在さんが自転車で駆けてくるのが見えました。
ジェッペルにライダージャケット姿のオーナーはほとんど無傷らしく、所在なげにバイクを見て笑っていました。
人間っていうのはやっぱりこーゆー時は笑うしかないんだなと。

「爆発したら怖いな」と思った直後、「パンッ!」という乾いた音がしましたが、トラックの影に隠れて見えませんでした。
何かがはぜたような音でした。タンクが爆発したのでしょうか。
恐ろしいです。バイクってのは可燃物だったんですねぇ。

明日は我が身です。

続きまして、電車に轢かれそうになった老人を見ました。
軌道の手前でよたよたと足がもつれ、倒れてしまいました。
すぐさま近くにいた人が駆け寄りましたが、一人ではどうにもならず、電車の運転手さんも飛び出てきました。
わらわらと大人がまわりを取り囲んだので助けにはいきませんでしたが、あのあとおじいさんは大丈夫だったんでしょうか?

立て続けにこんなものを見ました。

何だかイヤな予感がします・・。

20(thu) 我がサイトのディスクスペースが不足していたのですが、余分なファイルを削除した結果、
2Mほどの容量を確保することに見事成功致しました。

神業です。

単にトップの変更したjpgのゴミを消しただけなんすけどね、ほとんどは。
そんなわけでまだ作ってないツーレポを上げられそうです。
四国はテキストの記録が全くないので、写真メインでテキストはそれから繋げる感じになりそうですが。

この2回目の四国はすごく楽しかった印象があります。

今改めてスキャンした画像を眺めているのですが、当時の写真を見るとなんと頭が「カズヘアー」になってるじゃないですか!

「カズヘアー」と言って解る人は極まれだと思いますけど。
「外れるのは市川・・、カズ、三浦カズ、北澤・・」で一世を風靡した三浦知良。
ちょうどその頃(というか記憶は曖昧だけど)そのカズがパーマをあててた時期があったのです。
そのパーマは明らかに失敗でカッコ悪かった。
自分も失敗してそんなパーマをあててた時期だったんです。
社会人になった年で、慣れない生活が続く中でようやく有給休暇もとれ、ツーリングというものが毎日のモチベーションとして強く存在した時期です。

結構無茶な日程だったのですが、楽しかったですね、ホントに。
先導者の吉田拓郎カップスターの歌と踊りが映像で蘇ってきますもん。
顔を洗った川の水の冷たさも、小豆島で食べたそうめんの味も。

まあネタばらしはこの辺にしときましょうか…。

今年は予定していたガッツリした遠出のツーリングに行けないと思います。
行けても近場だけかと。

そんなわけで新しい場所のツーレポは多分増えませんのでご理解の程宜しくお願いします。
まあ一番手抜きで有益情報ゼロのR6メンテページが一番人気みたいなんで、大勢に影響はないかと思いますけど(泣。

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