2003 01(January) ←←　　→→

03(tue) 遅くなりましたが・・

みなさま、あけましておめでとうこざいます。
旧年中はAround the "Nippon"をご覧戴きありがとうございました。

渋滞情報に辟易し246を久々のオール下道で帰り、御殿場の寒さにやられ、
いつの間にか年を越え、元旦は楽しいお酒を飲み、２日目は初蹴りを楽しみ、３日目は雨なのでのんびりと本でも読み、いまだ筋肉痛で体が痛いといったところです。

バイクの方は、昨年念願の金沢ツーリングも果たし、最後の乗鞍も快晴に恵まれ、勢いで行った５年ぶりの北海道も良かったのでした。
過去と比較して回数や距離的にはまあまあよく走っていますが、自分の中の印象では、何か「くすぶった火種」のようなものを感じてしまうのです。

その火種に再び火がつけられるのか？
さらに燃え上がっていくのか？
火種のままなのか？
そのまま消えてしまうのか？
別の火種に火がつくのか？

その答えが出る１年になりそうな気がしています。
と大袈裟に書いてみましたが、別に「そーゆーこと」じゃなく、純粋にバイクライフのことです。
答えは出てみなければわかりませんが、「セレクトするバイクが変わる」かもしれません。
まあ、ハーレーのファットボーイとか、BMWのRシリーズに乗ったりすることはありえませんけど・・。

夏までにはおおよその答えが出るかと。

というわけで、本年もAround the "Nippon"をよろしくお願いいたします。

#このページ、お気づきの方もいると思いますが、書いた日が日付になっており、アップした日付にはなっておりません。

13(mon) ある国で起こった怖い話をひとつ。

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あるアパートに一人のバイクの好きなAくん（←いいひと）がおりました。
Aくんはバイクが好きで、大切にしているバイクのプラグ交換をしようと思いました。
Aくんの乗っていたバイクは、プラグ交換が大変なので、交換手順をネットで探しました。
それが見つかったのですがプリンタがありません。
「どうしたらいいんだろう、うーん、うーん。」
Aくんはいいことを思いつきました。
「そうか、パソコンをもっていけばいいんだ！」
Aくんは清水の舞台を飛び降りながら買った大切な、それはそれは大切なパソコンをもっていって作業を始めました。

パソコンは直射日光の下では見にくいので作業している場所から少し離れた住人共同ガレージの中に。
Aくんはガレージと作業場を往復して作業をはじめました。
しばらくすると作業に夢中になりました。

そのとき同じアパートに住むもう一人のクソガ・・いやBくんが自転車に乗ってどこかから帰ってきました。
Bくんはガレージの中に、開いているノートパソコンを見つけました。
「おやっ、こんなところに高そうなノートパソコンが。ヒッヒッヒッ・・」
Bくんは嬉しそうな笑いを押し殺してぱたりとノートパソコンを閉じて、何食わぬ顔で作業をするAくんの横を通り、少し離れたアパートに歩いていきました。
そう、このガレージとアパートは歩くとちょっとだけ大変な、少し離れた場所にあるのです。
Bくんは不自然にも２分ほどですぐにガレージに戻ってきました。

「おやっ？」
そのときAくんは気が付いたのです。
「ノートパソコンがあぶないっ！」
すぐにAくんはノートパソコンを取りに行きました。
「開いていたハズのノートパソコンが閉じてるっ！」
でも何とかAくんはノートパソコンを盗まれずに済んだのです。

Bくんはノートパソコンを盗みに来たのですから、Aくんに持って行かれてはやることがありません。
しかたなくBくんは携帯電話で、盗めなかったパソコンの話を友達にメールで打ち、さも何か用事があったかのように振る舞いました。
そしてBくんはあきらめて再び離れたアパートに戻っていきました。

おしまい。
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怖い話ですね〜。
「Aくん、パソコン盗まれなくて良かったなあ。」
と僕は心底思いました。
「Bくんは何て悪いやつだ！」
と強くうなずきながら思いました。
「この国はどこかわからないけど大変危ない国だな。」
と思いました。

「Aくんが無防備すぎるんだよ！盗まれても仕方ないんじゃない？」
と思ったお前！！
「死刑！！」

追記：
あー、R6のプラグ交換疲れた・・。作業時間５時間。
日没によりエアクリ清掃断念・・。ついでにメンテ更新も延期・・。

22(wed) 全然更新ないじゃないかとお嘆きの皆さん。

こっちにもいろいろと事情があるのですよ。
毎日見たってちっとも更新されないサイトが星の数ほどあるんですから、ちょっとぐらい大目にみてください。
そんなわけで一つネタを。

スズキさんから新スクーター「チョイノリ」発売！

主要諸元は明らかではありませんが、あらゆるパーツを簡素化し原価を抑え、ボルトの数を減らし製造工数を抑え、59800円という超低価格を実現したとのこと。

５，６年前のオレならすぐ買ってるかもしれない超低価格！
この発売を見て「コイツで日本一周してやろう！」と思うやつがこの国には１００人ぐらいはいるハズです。
そんな一人がオレです。５，６年前ならね。

この「チョイノリ」、完全に近場限定の文字通りチョイノリ仕様なので、リヤサスペンションが無い！
スズキさんもなんと思い切ったことを・・。

しかしながら初めて行った金沢ツーリングではリジット化したディオで500kmを走破できたのですから、この「チョイノリ」で日本一周も不可能ではないのかもしれません。
やってみてえ！
コイツで日本一周！

30(thu) バイクの免許を取ってから約８年。

以来ほぼ毎日のようにバイクに乗る生活を送ってきた。
８年×３６５日＝２９２０日とすると、おそらく２５００日ぐらいはバイクに乗っていたと思う。

従順な弟子であり、厳格な師匠であり、気の合う相方であり、気まぐれな息子であり。
いつも傍らにいたバイクである。

そんな自分だったが、ガレージのバイクには全く触れず、部屋に置かれたヘルメットは１ミリも動かずうっすらとほこりを被り、今日で一週間が過ぎた。
バイクに乗り始めてからこんなことは初めてである。

いつもより３０分以上も時間をかけ、いつもより３倍以上のお金をかけて会社に通う日々。
街を走るバイクもほとんど目に止まらない・・。
今まで必ず目に止まったバイク達が、歩いているとほとんど目に止まらないのだ、不思議なことに。
「ペケジェイ」なのか「ブラックバード」なのかだとか、今の自分にはどうでもいいことのように思えてきた。

いつまで続くのかわからないこの「バイクのない」生活に、しばらくすると慣れてしまうのかもしれない。

あまり先のことは考えない性格ではあるが、少しだけ先のことを考えるようになった。
いや、考えさせられたというのかな？

バイクとの距離を含め、いろいろと考える時期なのかもしれない。
この世に神様というものがいるならば、今の状態は「のほほんと過ごしてきた天罰」なんだろうなあと思ったり。

なが〜い独り言（笑）。

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