2002 11(November) ←←  →→


01(fri) 憤怒なできごとをひとつ。

長らく住んでいる仮住まいに帰ると一通の封書が届いていた。
要約すると「契約更新にあたり家賃を値上げします」という内容であった・・。
「!!」




はらわたが煮えくりかえりそうになったが、ソーセージになって食されるのも御免なので抑えた。
理由が全く書かれていないというのがまず腹が立った。
何らかの理由が書かれていれば、その場ですぐさま納得するかもしれない、
もしくはせざるを得ないかもしれないが、知りたいヤツは問い合わせなさいというのはあまりに乱暴だ。
ぼったくりバーだって内訳をちゃんと出すのにまったく情けない・・。

最近テレビやベランダを補修したりと出費が増えたから
「共益費をちょっと上げたいんだけど・・」
というのならまだ話はわかる。
だが家賃とはなあ・・理解不能・・。
2階だけじゃなく全部屋と言ってるし。

賃上げする要素が見あたらない。
相場価格が上がってるのかな?
こんな不便な場所ならむしろ下がっていいぐらいに思ってるのに・・・。

まあいきなり来月からってわけじゃなく時期はまだ未定。

次期マシンより引っ越しか?
砧・用賀あたりが理想なんだけど高いしなあ・・。
悩みどころ・・・。


03(sun)
■来年のシート■ ライダー名(上段がエース)
レプソルホンダ バレンティーノ・ロッシ
ニック・ヘイデン
ホンダグレッシーニ 加藤大治郎
セテ・シベルナウ
ホンダポンス 宇川徹
ホンダプラマック マックス・ビアッジ
フォーツナヤマハ カルロス・チェカ
マルコ・メランドリ
テック3ヤマハ アレックス・バロス
オリビエ・ジャック
ヤマハダンティン 中野真矢
チームスズキ ケニー・ロバーツ
アプリリア コーリン・エドワーズ
芳賀紀行
ドゥカティ ロリス・カピロッシ
トロイ・ベイリス
カワサキRT
プロトンKR 青木宣篤
ジェレミー・マクウイリアムス
いやいやいや・・・・

大変なことになってます、来年のシート。

詳細は右の表を見てもらえばわかると思います。
来年はこの21台(+α)で争われることと思われます。
モリワキがRC211Vのエンジンを使い、オリジナルシャシーでの参戦が噂されている。

んなこたあともかく実績のあるライダーがかなり減っているのにお気づきだろうか?

名前を挙げると、

ギャリー・マッコイ(500cc優勝3回)
レジス・ラコーニ(500cc優勝1回)
原田哲也(500ccPP1回・250cc王者2回<1回は非公式>)
阿部典文(500cc優勝3回)

といったところ。

理由はいろいろあると思う。
受け入れなければならない問題ではあるが、このクラスも悲しいかなF1同様「スポンサード」の問題が色濃く浮かび上がってくる。
フランスのゴロワーズが付くテック3ヤマハのジャックに弾き出されたのは中野真矢。(ジャックはフランス人)

昨年ルーキオフザイヤーを獲得した中野真矢でさえ一転阿部とのシート争いという格好になってしまった。

残るシートはポンス、スズキワークス、カワサキの3つ。
個人的な意見。
ポンスのシートはフォンシ・ニエトか?
スズキは全くわからない。日本人なら梁明、加賀山就臣、渡辺篤。
大穴で今季スーパースポーツで活躍した藤原克昭。
カワサキはP・F・キリ、井筒仁康、柳川明、A・ピットあたりか?

いずれにしても原田にシートはなく引退の公算が大きい。
ポジティブに考えればアプリリア復帰でメランドリの代わりに250ccとも考えられるが・・。
阿部は最終戦で大逆転といきたいところだが、怪我が癒えず再来年のシートを目指すことになりそうだ。
カワサキは誰が乗っても大して結果は変わらなそうだが(失礼)・・。

日本人は加藤以外降格人事・・。
他のクラスでも宇井陽一は未定、上田昇は引退、青木治親も未定・・。
若い世代では高橋裕紀、嘉陽哲久、小山知良あたりがいるがすぐに世界へとはなかなか難しい。

「日本人が表彰台9人のうち8人を占めたこともあった」
などと遠い目で語る時代が来ないことを願うばかりである。


04(mon) GPに衝撃が走った!

原田哲也、引退!!

こらえきれず会見の席で大粒の涙を流したという。
「思うように結果を出せないもどかしさ」と「もう走れない現実という寂しさ」が
一気にこみ上げてきたんじゃないかと思う。

ビアッジ、旧くはGP参戦時のヤマハスタッフ、アプリリアの社長のコメントを読んだだけでも、
原田のライダーとしてはたまた人間性の偉大さが伝わってくる。

■マックス・ビアッジ
「今日の自分があるのは彼(原田)のおかげだといっても過言ではない」

■桜田修司ヤマハGPマネジャー
「我々はこの功績を永遠に忘れることはない」」

■I・べッジョ・アプリリア社長
「彼との思い出はたくさんありすぎて語り尽くせない。イタリア人にとっても誇りだった」

■中嶋康二HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)取締役
「彼の存在なしにGPは語れない。彼は我々の宝だ。」

バイクに興味を持ち始め、友達がチャンネルを合わせたTV東京のGPを見たとき、そこにビアッジと激しく争う原田の姿があった。
500ccのミックや岡田忠之よりも、125ccの坂田和人や治親よりも、世界でトップ争いを演じる原田にすぐに夢中になった。

部屋には昨年もてぎで勝った原田の背中がある。

昨日まで果敢なフォームに見えた背中がほんの少し寂しそうに見えたような気がした。


23(sat) このページも更新頻度が低くなっております。

更新頻度が低くなるのは、「忙しい」というのがよく理由として挙げられるのですが、
自分の場合はそうではなく、「モチベーション」。
忙しかろうが更新したければするし、いくらヒマでもやらないときにはやりません。

モチベーションというのは、和訳すると「動機付け」。

自分にとっての動機付けというのは、何かを公開したいという気持ちと、
それが自分にとって外に放ちうるクオリティを持ち合わせているかということ。

どちらかが欠けていたならば、決してアップロードすることはないのです。
そういうわけで、ローカルにはボツになったファイルが山ほど転がっているのです。

なんだかわけのわからないことを書いてしまいましたが、結局は久々に更新してみたってことで(笑)。

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