2001 11(November) ←←  →→

03(sat) 「ライテク小話」

壁にぶち当たってしまった。

やはりバイクは難しい・・。奥が深いというのだろうか?
タイヤを換装したら飛躍的に速く走れるだろうと思っていたのだけど現実は甘くなかった。
確かに以前に比べて明らかに速くはなっているし、倒し込みの安心感も前のタイヤの比ではない。
しかし自分が予想していたフィーリングとは違う。乗れている感じがしない。
以前より速いが以前より気持ちよくない

イチローが崇拝し落合博満が認める広島東洋カープの前田智徳が、こすったフェンスぎりぎりのホームランより、完璧に打って野手の正面をついたライナーの方がうれしいというようなことを言っていたけどまさにそういう感じ(ちょっと違うかも)。
(タイヤのパフォーマンス)−(今のライテク)=(前と今の速さの差)
となって現れているだけだ。
気持ちよく乗れるときは、
・バイクの挙動が自分の想像に近い
・自分の手の内に常にバイクがある
・挙動が急激に変化しても比較的冷静に対処できる
のだと思う。

課題はおぼろげながらも見つかった。
乗り方を変えるのが一つ。
うしろのサスペンションを変えてみるのが一つ。

具体的に言うと、
乗り方:リーンウィズ→ハングオフを積極的に取り入れる
効果はブレーキング時のホールド性向上、向き変えをクイックに(曲がり始め)、立ち上がり時に荷重をかけやすくする。
サス:立ち上がりのトラクションのかかりが悪いのでまずはイニシャルとその後減衰力をいじってみる。

これを乗り越えたら楽しくなるだろうなと思う反面、抜けられなかったらどうしようという不安もある。
ともかくやってみようと思う。
でももう箱根は極寒なんだよねえ・・。



08(wed) 青山通りにある赤坂見附の陸橋自動二輪車通行禁止が解除されたらしい。

以前からあそこを通れないのは不便だなあと思いつつも、永田町側でにんまり笑みを浮かべて待ちかまえている警官にまんまと捕らえられるのは勘弁だな、と毎度毎度側道に下りていたのであった。

バイクの免許取りたてのころは、まだ神奈川の田舎町に住んでいたので東京に来ることは滅多になく、何も知らずに上を通っていたから、今考えるとよく捕まらなかったなと思う(笑)。

あそこが二輪通行禁止になったのは、その昔バイクが転倒してそのまま陸橋の下に転落したからだという。いかにも日本の警察らしいやり方だ。
で今はというと少しだけ側壁の高さを上げたのでOKということらしいのだが・・。
まあまあともかくも通れるようになって理不尽さを感じなくなるのはいいことだ。
ついでに言うと白山スーパー林道も通行可能にして欲しいところだ。あれが通れるか否かでルーティングの自由度がかなり違うからね。何とかならないものだろうか?

ちなみに赤坂陸橋は原付はいまだ通行禁止なので注意!


15(thu) 朝いつものようにKSRで出勤して会社の近くに停める。
てくてくと会社に向かって歩いていくと、鮮やかな真っ黄色のドゥカを押したライダーが向こう側から歩いてきた。マシンはSS900FF。

上は渋いジェッペルに、バイク用ジャケット(これはちょっといただけないけど)。
下はアクセントの入ったスタイリッシュな革パンを履いている。
平日に箱根にでも行くのだろうか?

「うわっ、かっこいい!」
と思うと同時に、
「オレも行きてー!」
と思った(笑)。

自分もさらりとM900-S4なんかに乗れる日が来るのであろうか?

「・・・・・。」

想像できん(笑)。


23(fri) 来年のWGPに向けてHRC加藤大治郎がツインリンクもてぎでNSR500のテストを行った。

23周ほどラップを重ね加藤のベストタイムは、今年行われたパシフィックGP宇川徹の予選タイムを上回ったらしい。
今回が初乗りだったというからこの結果はなかなか期待できる結果だといえると思う。
オフのテストタイムはシーズンに入るとあまり意味をなさないことが多いから、あまり過剰な期待はしないようにしようと思うのだが・・。
今回は久しぶりにGP復帰するダンロップのタイヤだったということだがシーズンで使うかはまだ未定とのこと。

まだシーズンが終わったばかりだけど、早くも来年が楽しみになってきた。
2年目となる中野真矢も加藤に刺激されることは間違いないと思う。今年のロッシを見ているとチャンピオンは難しいかもしれないがランキング2位になる力は十分持っているはずだ。

原田哲也がホンダ移籍という噂もあるし。

さてさていまさらだがヤフオクでアナログ衛星放送のアンテナでも探すかな・・(笑)。


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