伊予灘で「青物が好調」らしい。 そんな話が出始めたので、少々不安になった。 「え、マジ?そんなんでタチウオできるん???」 普通なら青物好調と聞けば迷わず青物狙いとなるところだが、 今回のメンバー(gachapin、マコチン、フジワラ、カネミツ、私)は、 青物よりタチウオが釣りたい者達(マコチンは1本だけでよいとのこと)で構成されていた。 当然、狙いはタチウオなのである。 青物を狙っているヒマはないのである。 安心して(笑)タチウオが狙えるように、サンマリンさんで船をチャーターすることにした。(^^;) 去年高知の桜花さんとご一緒させてもらった伊予灘の船イカもおもしろかったので、 タチウオジギングに加えて船からエギングもする予定で準備を進めた。 さて、当日になって・・・。 タチウオの状況はよくないらしい。(-_-) エギング中心のプランに移行することになり、朝イチから島周りをキャストで攻めることになった。 情けないことに偏光グラスを忘れてきた私(汗)にはちょっぴり厳しい展開となった。(^^;) 潮通しのよい島周りに船を近づけ、みんなで一斉にキャストする。 実はこのゲームも楽しみにしていたモノの1つだ。 以前山陰で1度試みたのだけれど、強風のためあまりできなかったのだ。 ワクワクしながら、岸に向かってキャストする。 沈ませた後、エギをダートさせてひいてくると、後ろからイカがワラワラワラ〜っと・・・。 ・・・ついてこない。 何度やっても見えない。(汗) そんな中でもカネミツ氏が続けて2ハイ釣り上げたが、それっきりだった。 シャローからはイカが消えたのだろうか? 心残りではあったが、シャローのキャストゲームに見切りをつけ、 50〜60mのディープエリアへ移動することにした。 ポイントに到着して早々、私にヒット♪ 「やっぱ深場に落ちてたのね〜♪」 重量感はあるものの、アオリっぽくないファイトで上がってきたのはモンゴウイカ。 結構大きいけれど、アオリじゃなかったことがちょっと残念。 まだタモの用意ができていないのに、すでに浮かせてしまって余裕をかましていると、 リーダーのテンションが抜けてバレてしまった。(^^;) タモを差し出しても届かない場所でゆっくりと沈んでいくモンゴちゃん。(笑) 「アレは刺身で食うと美味いんよ〜っ!!もったいない〜っ!!」 船長の残念そうな声を聞きながら、「スンマセンでした!」と私。(^^;) 「きっと、またすぐ釣れるさ〜♪」 内心そう思っていた私にまたアタリが♪ アワセを入れるとグイーングイーンとアオリ独特の引き♪ 急いでラインを巻いていたら、またバレた。(-_-) 気を取り直して、モゾモゾとしたアタリにシャクリを入れると、グイーングイーンとまたヒット♪ やったー!!と思ったら、またまたバレた。(T_T) なんだかとってもヤバイパターンにはまったような・・・。 3連続バラシをして運に見放されたか、その後はアタリが遠のく。 昼前になってやっと小さなコウイカを釣るのみ。(汗) gachapin、フジワラ、カネミツ3名がアオリを手にする中、私とマコチンはコウイカのみ。 「ワシら、コウイカブラザーズじゃもんね。」 寂しい時間が過ぎていく中、自虐的な言葉を吐いてしまう私。(笑) 昼を過ぎて、潮止まり目前でなんとか乗せたのは1kg弱のモンゴウイカだった・・・。 その後アオリが釣れないまま、タチウオポイントへ移動することに。(T_T) タチウオポイントに移動して来たもののまったく反応が無い。 ジグにコツリとも当たらないどころか、周りに浮いているたくさんのエサ釣り船にも釣れていない。 まるで釣れる雰囲気が感じられない中、時間だけが過ぎていった・・・。(T_T) た、タチウオ釣れね〜っ!!(>_<) このまま続けてもラチがあかないので、もう一度エギを投げに行ってみるコトにした。 朝はダメだったので、ダメモト的な気持ちでキャスト。 偏光グラスを忘れた私は、目を細めながらエギをダートさせる。 ラインテンションをゆるめてフォールさせていく途中、わずかだけど茶色い物体がエギと重なった! なんとかアオリをキャッチ♪ 釣り人の活性も上がり、他のメンバーも続いてヒット! いくらかヒットパターンも見えてきたおかげで、日没までいくつかのポイントを回り、 楽しみにしていたエギキャストゲームをやっと堪能することができた。(^o^) 日没前の最後のポイントでは、再びディープエギングをした。 根の荒いポイントだったので、気を抜くとすぐ根掛かりしてしまう。 となりでさっき根掛かりしてしまい、gachapin氏が懸命に仕掛けを組んでいる。 タナ取りに細心の注意を払いながら誘っていると、 ズンッ!グイ〜ングイ〜ン! 気持ちよくアオリが乗った♪ 船が瀬の近くなので、船長が「すくってあげて〜!」とgachapin氏に声をかけた。 当然いつものようににこやかに「任せて〜♪」と彼は網を構えると思ったら、 「嫌ですっ!」 (キッパリ)と断られてしまった。(驚) 「本当に焦っているのね。」と思い、仕方がないのでアオリを自分で掬った。 フジワラくんの竿も曲がり、キャッチしたのはアオリ♪ この後、最後までgachapin氏の竿が曲がるコトはなかった。(^^;) やはりバチが当たったようだ。(笑) タチウオは不発、アオリも船中20杯に届かずで結果はイマイチだった今回の釣行。 ちょっと物足りない気もするが、船エギはやっぱり面白い♪ 島に向かってキャストで楽しむのもヨシ! ディープゾーンでズシッと乗せるのもヨシ! なのである。(^o^) ちなみに、モンゴウイカの刺身は船長の話通り、 「モンゴー美味かった。」(笑) たまにはモンゴウもイイかもって感じでした♪ |