PMF2007応援日記! その4


2007年7月14日 00:30 Massa-'s House

いやいや午前様だね。
思ったより苦戦したね、PCのリカバリー。
(今時98SEで頑張るわが社事務部門=そういえば積算&CAD部門は皆XP!である。)

あや?ずいぶん色落ちたね、Tシャツ。
漂白剤でも使ったんじゃないかしら?

明日、じゃない今日は昼には出かけようか、モエレに比べれば場所は広いが、
よい場所で聴くには早い時間に行かないとならないだろう。

3時に終ってそのあとどうやって過ごそうか・・・。


2007年7月14日 12:50 北海道立近代美術館脇

おー、駐車可エリアはがらがらだね、楽勝楽勝。
・・・ん?「駐車禁止・・・日曜休日をのぞく」・・・土曜日って駐車禁止ね・・・。


2007年7月14日 13:00 北海道立近代美術館エントランス・ホール

まー、「駐車禁止・・・土曜日曜休日をのぞく」って通りもあるわけでよかったね。
おっ、早くも案内カウンターにチラシ置いてあるね。

・・・何?
「Program R.シュトラウス:13の吹奏楽器のための組曲 変ロ長調 作品4」

それだけかい?モエレも同じだったらここに来た意味ないじゃん(-_-)q


2007年7月14日 14:00〜 北海道立近代美術館エントランス・ホール
  PMF木管アンサンブル・コンサート  チェン・ウェンピン指揮

モエレ行きを考え、すわり心地の悪そうなな特等席の椅子を避けて吹き抜けの2階に陣取る。
300人ほどは集まったろうか、Kitaraの大ホールのキャパの2割近い人数になる。

今日のアカデミーは男性6、女性7と女性上位のアンサンブルである。
セッティングが一昨年と変わって、エントランスの中央にステージ。
センターには立派な金屏風とついたてが据えられ、その前に4本のホルンが並んだ。
そのホルンが派手に鳴り渡った。派手にと言っても、きつさのない響きなのは立派。

木管は強力なホルンにマスクされがちで、少し遠めで聴く限りでは全体的に地味。
特にフルート、オーボエは表情があっさりしているように思えた。
オーボエはやはり音が小さい。

なんと終演14:30、モエレで特等席を狙って聴きなおそう!


2007年7月14日 15:00 Massa-'s House

一度ただいま〜。
頭洗って出かけるわ。


2007年7月14日 16:00 モエレ沼公園 ガラスのピラミッド

ちょうどセッティングが終ったところだね。
人もまだ少ないかな?
アカデミーの一部(ホルンパート?)は売店スペースで、ソフトクリームを食べていた。
自分もジンジャー・エールを一杯。
道立近代美術館でガムを噛んだけれど、今日初めて胃袋に落ちるものだ・・・。

とりあえずは今度は間近で木管の響きを聴いてみたい。
・・・で1列目ほぼセンターを確保。

出演するアカデミーの名前が入ったプログラムと顔写真入りの二つ折りが配られる。
先の美術館コンサートとは格付けが違うのだろうか?
やはり曲はR=シュトラウス1曲だけ、中座せずにすむ。


2007年7月14日 17:00〜 モエレ沼公園 ガラスのピラミッド
  PMF木管アンサンブル・コンサート  チェン・ウェンピン指揮

今度はホルンの後ろに金屏風はない、ある程度のスペースが広がっている。
自分のポジションは2メートル先には指揮者のお尻という近接。

気になるオーボエパートは確かに悪くない、いい音、美しい音を出していた。
この位置で聴く限りはオーボエが全体の中に沈むようなことはなかった。

ただ、チェンの指揮振りを見る限り、翌日を含めた屋外での演奏を意識してか、
全体のバランスや細かいニュアンスを重視していない感もあり、大味な演奏だと感じた。
それでも最後のフーガの堂々たる盛り上がりなど立派。

場内は昨年に比べて土曜日のわりには家族連れが多かった。
子どもたちの声が(聴き手にも送り手にも)音楽の妨げになったのは残念。

パブリックスペース故の難しさもあろうが、スタッフによるコンサート直前の根回しも必要だろう。

終演 17:30


2007年7月14日 18:15 すすきの Massa-'s Car

いやいや、頑張ったねー。
途中ちょっと渋滞したけれど、40分足らずで着いたよ!

無理して運転しながらサンドイッチ食べること無かったよ・・・。


2007年7月14日 19:00〜 
 札幌コンサートホール  PMFウィーン演奏会

今宵のPMFウィーンはブラームスのクラリネット五重奏曲とシューベルトの八重奏曲。
昔の自分の趣味からは聴きに行くこと自体考えられないプログラムだ。
そういえば今は寝しなにこの二人の曲をかけている。

席はちょっとセンターからはずれているが、セッティングされた椅子を見る限り不満は無い。
と思ったら、前半はドレツァル、後半はシュミードルとウェルバがクロイザマーの影に隠れた。

ブラームスは、このグループとしては?精度の高いアンサンブルが聴けたと思う。
中ではヒンクの熱演で力のこもった第1楽章が見事。
例によって力の入れ所で腰をふっと浮かせるのはもちろん、
コーダでは椅子の後ろ側の足を浮かせて微動だにせずというシーンがあり、
思わず息をのんで見守ってしまった(上手に静かに「着地」するもんです)。
肝心のシュミードルのソロは強い押し出しのない穏やかなもの。
第2楽章の細かいパッセージの危うさは、時折言われるように年齢的なものだろうか?
シューベルトの軽快なソロのノリも以前に比べると、おとなしくなっていた。

後半のシューベルトは編成が大きい分やや精度が落ちるのが残念。
しかしこれもウィーンの音楽家たちならではの響きが聴けた。
シューベルティアーデというのはこんな雰囲気だったのだろうという感じ。
活気のある第1楽章、各パートが活躍する第4楽章の変奏曲が聴きどころ。
いつも気になるウィンナ・ホルンはヘーグナーが無難に聴かせた。
ただこの曲、かなり長い。本当に長い。
編成が小さい分、メリハリの差も落ちるからその天国さは「グレート」よりも高い。
はっきり言って途中で集中力切れました、私・・・。

アンコールは無しか、せいぜいシューベルトの第3楽章を繰り返しと思ったら、
ドレツァルの日本語の前説(この方、奥様は日本人だったはず)で、シュトラウス父子の2曲。
ポルカ「浮気心」(子)、中国人のギャロップ(父)と少人数ながら活気のある演奏で楽しめた。

終演21:10


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