目が覚めると5:50、加賀荘駅を通過したが河南省の4分の3程は通過しているようである。 車窓には遠い山腹に段々畑が広がる風景(右写真)近くの市街の郊外には建設工事の現場見られる。間もなく三門峡駅を過ぎるも三門峡ダムは見えない。この付近にはトウモロコシ畑やリンゴの果樹園が広がっている。かつて長野県の農業関係者とこの地を訪れたという人が言うには、中国でも有数のリンゴの生産地帯であるという。 |
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食堂車のウェイトレス、ベストはポタラ宮殿の赤い宮殿の色を模してしているか、民族的なデザインを取り入れたユニフォームは落ち着いて、清楚な雰囲気に好感を持たれ写真のモデルにと声を掛けられる。 |
食堂車の朝食メニュー、饅頭と卵ハムなど、時には卵が2個付くことも、車窓を流れる風景を見ながら食堂で過ごす時間も楽しいひと時である。 |
山岳部に入るにつれてトンネルが多くなる。黄土色に濁って流れる河川が現れる。陝西省の西の端、甘粛省に近い宝鶏駅を過ぎて間もなくの地点で、地図で見ると渭河らしい。川を横切って橋梁の建設工事が進行中、鉄道か高速道路か?
周辺の山地には樹木林相も貧弱となり裸地化した山地が多くなる。 |
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甘粛省の首府の蘭州駅を過ぎて間もなく右側の車窓に油井が見える。蘭州石油公司の宿舎が見える。
蘭州から列車はしばらく黄河に沿って進む。 |
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