6月3日
南湖を訪れた水鳥たち、冬の間2月から4月、此処で羽を休めた水鳥は10種類を観ることができた。湖の周囲を巡る遊歩道を歩きながらの観察である。バン、オオバン、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギなどであった。中でも数が多かったのはオナガガモ、ヒドリガモ、次いでカルガモの順であったようだ。これらの種類は人が近づいても警戒感が薄く岸辺や陸上にも上がって採食している光景がよく見られた。
白鳥とオナガガモ、白鳥は昨年白河市に合併した旧表郷村の渡来地から飛来するようで数は少なく5から10羽ほど出会った。オナガガモが一番多いように見える。 | オオバン、全体に黒く泳ぎは体を上下する感じで下手くそだと思ったらカモの仲間ではなくクイナの仲間だということを知った。顔の一本の白い筋が特徴で目立つ。 | ||
尾の長いオナガガモと頭部が茶色のヒドリガモ、一緒に陸上散歩、餌を拾いながら人を恐れる様子もない。これでも野生かと思うほどに警戒感が薄い。 | バンは逃げ足が早い、陸上で餌を拾っているのを見つけカメラを向けたが一目散に水に向かって走った。体の横の白模様が目につく。 | ||
頭と背中が黒く腹が白いキンクロハジロは岸から遠い位置に群れて遊泳、潜水すると2分間も潜ったままでいる。頭の茶色のホシハジロも時折見えた。 | ある日突然大型の水鳥が現れた。カワウだった、3羽が先行し続いて6羽が加わり9羽の群れは湖を横切って飛び去った。滞在しなかったのは餌がないとみたか。 | ||
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