ふるさと自慢大集合
10月25日)

第20回ふるさと自慢大集合が去る10月15,16日の2日間にわたって長野市のビッグハットで
開催された。県内の各地から自慢の農林水産物や特産品などを一堂に持ち寄って展示即売
や栽培きのこの品評会、郷土芸能の披露が行われ、隣接の市民文化ホールでは懐かしの映
画祭が行われるなど盛り沢山のメニューであった。
屋内外に設けられた60のブースには農林畜水産業の特産品、名産品が出展即売され、来場
者はおもいおもいのコーナーにに足を止めている。出展者は、市町村が18、農林水産関係団
体が24、県外の友好都市からの参加5、その他企業やボランティア関係などである。
参加市町村は、発足当初は、120市町村
の内その大部分の参加があったと記憶するが、最
近は大分少なくなっているが、内容的には、バラエティに富んで楽しませてくれる。市町村は、
平成の大合併により現在92、今年度末には81市町村に減少するときく,長年聞きなれた町村
名がなくなるのはさびしい。

今回も今年1月長野市に合併した旧戸隠、鬼無里、、豊野、大岡の4町村は合併記念として地
区の名を掲げて伝統工芸の竹細工や伝統の道祖神の展示、特産品の即売を行っていた。
来場者は、一頃より減少傾向にあるように思うがこの時期は、同様なイベントが各地域で繰り
広げられて地域間競争の結果客足も分散傾向にあるのではなかろうか。

20回を迎えて定着した行事を毎年心待ちする市民も多い、これからも市民総参加の楽しい催し
として発展していくことを願っ
ている。
今年長野市に合併した旧戸隠村は、合併記念コーナーとして、伝統工芸のネマガリダケの竹細工を実演と販売している。 同じく合併の旧大岡村、鬼無里村、豊野町も地域の農林産物や漬物加工品などの展示販売コナーを出展している。
木曾地域の特産品、木曽ヒノキを主体とする木材加工品は毎年、欠かさず出展されている。実用的な小木工品に人気があるようだ。 創業20周年を迎えた小川の庄のおやきは、半額の値引き広告、記念セ
ールに人の列が伸びた。お焼きは他のブースでも人気商品。
秋の味覚、野生きのこの山、一本2万円のマツタケは山のダイヤモンド、クリタケ、ナメコ、シメジ、マイタケと今年は豊作のようだ。 農業後継青年の出展する農産物コーナーも毎年の定番、新鮮さと安さが売り物だが、この時期スーパーの野菜も対抗して値下げしていると聞く、値段で勝負。

       前ページへ     次ページへ