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G.W. フィリピン鳥見日記


 

Philippines, 29 Apr.-08 May


Celestial Monarch、Philippine Eagleを訪ねて

参考書・図鑑: R. S. Kennedy 他4名著, Oxford University Press (2000), "A Guide to the Birds of the Philippines"

(準備編)フィリピンは八重山諸島のすぐ南に位置し地理的には隣国と言えるし、人の交流も盛んであるが、いざ鳥見に出かけるとなると東南アジア諸国のなかで最も訪問し難い国ではないだろうか。その理由は幾つかあるが、やはり治安の悪さが一番のネックとなっている。特にミンダナオ島やパラワン島ではアルカイダ系のアブ・サヤフをはじめとする反政府組織がテロや外国人の誘拐事件を引き起こしている。セブ島の様なリゾート地は例外として、外国人が旅行するには訪問地を選び、現地に詳しいガイドのエスコートが不可欠となる。米英の会社が催行する探鳥ツアーは期間が長いこともあるが、非常に高額である(もちろん、仮に手の出る範囲内の価格帯であったとしても年末・年始と重なりでもしない限り参加できないのではあるが・・・)。行くのは無理だろうと半分諦めながらも、欧米のバーダーの探鳥記を見つけては目を通して情報収集を続けてきた。ドイツ人バーダー A.G. Kellyさんの探鳥記を読んだ時、かかった費用の内訳が書かれていて、宿や食事のチョイス次第では探鳥ツアーの数分の一の費用で行けることを知る。こうなるともう抑えが効かない。今年のゴールデンウィークは曜日の並びに恵まれているので、何としてでもフィリピンに出掛けなければいけない気になってくる。自分が読んだ探鳥記の著者達は皆、ツアー参加・個人手配の別に関係なくTimothy Fisher (Tim) のことに触れていた。Timはマニラ在住の英国人で、旅行会社を経営しており、フィリピンへの探鳥ツアーの現地コーディネートを一手に引き受けている。また、自分やKellyさんの様な個人のBirding tripの手配も行っていることを知る。Timは上述の図鑑のlast authorでもあり、探鳥記の著者達は彼のことをフィリピンの鳥について世界一詳しい人物として"Mr. Phillipines"と呼んでいる。また今回の旅行中に知ったことであるが、フィリピン在住のバーダーは彼のことを"Mr. Bird"と呼んでいるようだ。Timにメールで相談するが、2月をピークとした1月下旬〜4月上旬はフィリピンの探鳥”シーズン”なので、フィールドに出ていることが多く、1週間〜10日位連絡がとれない状態が何度も続く。それでも何度かメールのやり取りをして、計画を練る。こちらの優先順位 {<(1)冠羽がカッコイイ小型のヒタキ Celestial Monarch、(2)フィリピンの国鳥 Philippine (Monkey-eating) Eagle、(3)カワセミ類、(4)HornbillやFlycatcherのうちフィリピン固有種、(5)Pitta、Sunbird、Peacock等、バーダーなら誰でも見たいカラフルな鳥>} を斟酌して、パラワン島、ミンダナオ島、ルソン島の三島を訪れる今回の旅の日程表ができ上がった。

4/29 マニラから50分程のフライトでパラワン島の中心都市 Puerto Princesa に到着。距離的には近いが、鳥相は他のフィリピンの島々とは大きく異なり、むしろすぐ南に位置するボルネオとの共通項の方が多い。この街に住むガイドのArnelの出向かいをうけ、空港の近くのビーチへ向かう。パラワンに来た日本人バーダーは80年代に一人来て以来、お前が二人目だと言われる。数年前、日本映画”きけわだつみのこえ”のロケ隊が来たとき彼がガイドをしたそうだが、生憎自分はその映画を見ていないので会話が続かない。が、すぐに目的のビーチに到着。欧米人の探鳥記でも皆空港に着いたら真っ先にここに立ち寄っている。越冬しているシギ・チを見る為もあるが、彼らのお目当ては世界的希少種であるChinese Egret(カラシラサギ)である。マングローブ林の間のトレイルを通り、水際へ進む。最初に出迎えてくれたのはWhite-collared Kingfisher(ナンヨウショウビン)だったが、すぐに飛び去ってしまう。Arnel がカラシラサギを見つけるが、マングローブの根の間から覗き込んでよく見える位置を探しているうちに飛ばれてしまう。もう少し進むと別の個体がいたが、木の根が邪魔しないで写真がとれる場所を見つける前にまたしても飛ばれてしまう。Arnelがここはカラシラサギが確実に見られる世界で数少ない場所なんだと自慢ゲに話すので、東京湾にも来るよと言うと、彼も敗けじと何羽だと聞く。1羽と答えると、勝ち誇った様にここでは汐が引くと何羽も餌をとるのが見られるよと言う。だが残念ながら、ちょうど満潮で干潟は出ておらず、1羽の鳥も見えない。しばらくしてArnelが遠くのマングローブの根の方を指さして、あそこに何か鳥がいるよという。双眼鏡で覗くとGrey-tailed Tattler(キアシシギ)だった。もう少し近いとイイ感じの写真が撮れるのだが、思いきりトリミングすれば記録写真にはなるだろうと、この旅で最初のシャッターを切る。キアシシギを眺めながらArnelと食事のことについて相談する。彼が食材を買って行って、向こうで調理を依頼した方がずっと安上がりだし、バーダーの早い朝にも都合がいいというので、アドバイスに従うことにする。見えない所のマングローブの根でも色々な鳥が休息しているのだろうが、時間がないので市内の大型スーパーに向かい、2泊3日の二人分の食料を買う。ちょっとしたキャンプ気分で楽しい。次に市場の魚屋に行き、東京では何千円もするような立派な魚を買う。東京の百分の1くらいの値段だった。さらに氷とマンゴを買い込んで、目的地のSabang村へ向かう。パラワン島は南北に細長い島で、Puerto Princesaはその真ん中あたりの東岸に位置している。Sabangは中央の山を越えて西岸にでてから100キロ (?) 位北上したところにある村で、St. Paul 国立公園の最寄りの町である。この移動の道自体が素晴らしい探鳥地だとTimが言っていたが、途中から雨が降り出して来たので、下車探鳥したのは一ヶ所だけだった。そこではDark-throated Oriole、White-vented Shama、Sunbird sp、Fiery Minivet等を見る。Fiery(炎の様に真っ赤な)という名前がついたベニサンショウクイをファインダー越しに追うが、絶えず動きまわる上に暗いので黒っぽくしか見えない。たまに光りの加減で一瞬だけ真っ赤に見える時にシャッターを切るが、顔が隠れていたりお腹だけの写真しか撮れなかった。枝から枝へ飛び写った時に広げた翼の裏側のオレンジ模様が綺麗に撮れた写真が唯一まともだったが、お腹は黒っぽくしか写っていない。Photo Shopでお腹の赤が出るまで補正すると、翼の先が消えてしまう。難しい。Sabangの宿に着く。コテイジが幾つか点在しているが、なかには崩れかけて使用不能のもあった。ちょうど乾季で水不足の様で、近くの雨水を貯めるタンクはほとんど空で、宿の人が少し離れた所から大きなバケツで水を運んでくれている。水洗トイレのタンクに水をいれたら、大きなバケツの水が残り半分以下になってしまった。水の大切さを実感する。Arnelに水が足りなくなったら別の水場まで自分で水を汲みに行かないといけないと言われる。指さす方を見ると往復5〜600メートルはありそうだ。日没までまだ10分か20分位ありそうなので敷地内を散策する。見られたのはアカモズ、コウライウグイス、ナンヨウショウビン、アマサギの日本国内でも見られる4種のみだった。7時から夕食をとり、8時にOwling に出掛ける。ロッジの裏から山の方へ向かってなだらか上り道を進む。乾燥した土が三日月に照らされて白く浮き立ち、懐中電灯を消しても歩けた。20分程汗だくになりながら歩いて、Palawan Scops-Owlのポイントに到着。しばらく待つが気配が無いので、先程から鳴き声が聞こえているガマグチヨタカを探すことにする。かなりの時間費やして何とか1羽を見つけることが出来、枝の上で鳴いているJavan Frogmouthを堪能できた。Wood Owlがこれが正統なフクロウの鳴き方という感じで鳴いたいたので探しに行くことにするが、先程のPalawan Scops-Owlのポイントの前まで来た時に鳴き声が聞こえたのでその場で待つことにする。時折地啼きのような小さなうなり声と薮の中を飛ぶ気配がしたが、結局見えるところには出て来てくれなかった。Wood Owlの声も聞こえなくなったので引き返すことにする。部屋の前まで戻って来た時、Arnelにヨタカは見たかと聞かれる。そういえば、部屋の前からも見えるから夕食前に見ておけと言われていたのだが、すっかり忘れていた。”明日の朝見とけよ、杭に止っているから、例えばあそこの杭とか”といってArnel が懐中電灯で照らすとまさにその杭にLong-tailed Nightjarが止っていた。双眼鏡でしばらく観察した後、灯を消して写真が撮れる位置までそっと近付くが、再び灯を点けた時にはもう消えていた。しばらくしてずっと奥の方の杭に止っているのを見つけるが、近くに来る気配がないのでギブアップ。10時20分フィリピン1日目の探鳥を終了。

4/30 朝5時、まだ暗いうちに起き部屋の前の田んぼを見るが、Grey-tailed Nightjarは見当たらなかった。Arnelと一緒に昨夜の道をちょっとだけ上り、Javan Frogmouthを見てその後、ロッジの近くに戻りGrey-tailed Nightjarを見る。明るくなった5時半過ぎに朝食。6時過ぎに港へ向かう。途中、自転車の少年が迎えに来る。5時半に出港予定だったのに我々が一向にやって来ないので様子を見に来たらしい。港にはカラフルな小旗で飾られた小型船が20艘ほど停泊していた。見た感じ漁船ではないようだ。こんなに渡し舟があって商売が成り立つのか?それだけの観光客がやってくるようには思えないのだが?少年とその父が操船する船でSt. Paul 国立公園の中のUnderground River Parkへ向かう。ここは山の下の洞窟を2キロ以上にわたって流れる川が見物なのだが、バーダーにとってもいい所の様だ。一番の目玉は小さめのパラワン島固有のクジャク Plawan Peacock-pheasantで、早朝にレンジャー・ステイションの前に現れるらしい。自分が読んだ探鳥記の著者達は100%観察出来ている様だが、運・不運がやはりあるようだ。行ってすぐに見れた人やデイスプレイを何度も観察出来た人がいる一方、一日目に振られ2日目に3時間待ってやっと見れたと書いている人もいた。出来ることなら今日は早めに出て欲しいところだが・・・。公園の前のビーチに上陸し、すぐにレンジャー・スティションへ向かうが今朝はまだ出ていない様だ。地面に撒かれた残飯を食べにオオミズトカゲが来ていた。ボルネオやシンガポールで見たものよりずいぶん小柄だが、それでも大きい個体は1m50以上はあるだろう。森の中を散策出来るトレイルとボート乗り場へ向かう木道との2つの道があったが、とりあえず木道を行くことにする。すぐにYellow Wagtail(ツメナガセキレイ)を見る。驚いてArnelにここでは留鳥なのか訪ねると冬鳥だと言う。ここのツメナガセキレイの繁殖地への渡りはずいぶん遅い様だ。木道の上をTabon Scrubfowlが歩いていたが、我々に気付いてすぐに林のなかに駆け込んでしまう。アカショウビンの鳴き声が聞こえて来たが、姿はなかなか見えない。その時、レンジャーの大声が聞こえてきた。Peacockが出て来たのを教えてくれている様なので、急いで戻る。庭にPlawan Peacock-Pheasantが出て来ていたが、残飯にはあまり興味がないようですぐに林床部へ入り餌を探し始める。公衆トイレ等の建物の影から撮影するが、草樹が邪魔をするのと、暗いので低速シャッターになるので納得の行く写真が撮れない。30分程して、Arnelがもう満足しただろう、行こうと促す。観察という点では大満足だが、写真はまだなのでもう少し粘りたいと伝える。レンジャー・スティションのバルコニーから再び庭に出て来てくれるのを待つことにする。だんだんと近付いて来てくれたが、結局庭にはやって来ずに建物の裏の方へ行ってしまった。そこで今度はレンジャーの台所の窓からシャッターチャンスを狙うが上手くいかない。そのかわりEmerald Dove(キンバト)とTabon Scrubfowlを目の前で見ることが出来た。Arnelが森の方からHooded Pittaの声がするからすぐに行こうと強く促すのでPeacockは諦めて、森のなかに入る。最初にAsy-headed Babblerを見た後に、Palawan Blue Flycatcherをじっくり観察する。そこへHooded Pittaが飛んで真上の枝に止ってくれる。背中の見える低い位置に止ってくれたら最高なのだが、そう思い通りにはいかない。戻る途中で白い蜘蛛を見ているとPeacockがやって来たので、もう少し観察する。レンジャー・ステーションまで戻ったところで、Chestnut-breasted Malkohaを見つける。緑色の羽がとても綺麗だが、顔をこちらに向けてくれない。White-vented Shamaを観察後、再び木道に戻る。先程の場所の近くでアカショウビンの声がする。ビーチ際の大木の上にいるようなので、砂浜に出て探すが、どうがんばっても見えない。仕方がないのでビーチにMalaysian Ploverを見に行く。広いビーチにひと番いだけで他の鳥は全く見えない。”千鳥足”にも色々なタイプがあるが、この種は前方に真っ直ぐ、物凄いスピードで駆けては急に立ち止まる動作を繰り返している。見ていて思わず笑みがこぼれる。カニクイザル(Long-tailed macaque)が岩の上にいて、その近くにクロサギ(Leaf Egret)もいたので順光側に回り込んで写真を撮ろうとしたら、Arnelにサルは後から行く所にいっぱいるから時間の無駄使いはやめてKingfisherを探そうと、叱られた。カニクイザルは東南アジアで一番ポピユラーなサルだし、クロサギは房総に行けば見られるので、彼に従う。アカショウビンのポイントに戻って声を頼りに姿を探すが、結局視認できず。ツカツクリspの巨大な巣(塚)を見てから、ボート乗り場に向かう。Arnelがこの樹にはよくコウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher)が止っているんだと教えてくれるが、その木にも周囲にも見当たらない。

ここのコウハシショウビンもこの公園の他の鳥も一般の観光客がやって来るまでの時間が勝負で、それ以後は駄目だとArnelが話しているそばから、中国系の観光客の一団とレンジャーがやって来てボートの準備を始めた。お前もunderground riverのcruiseに行きたいかと聞かれたが、コウモリとツバメぐらいしか見られないだろうと思いノーと答える。そう言うと思ったよ、これまでに行きたいと言ったバーダーはたった1人しかいないよとArnel。木道を戻る間にも何組かのフィリピン人観光客とすれ違う。ビーチには我々が乗って来たのと同じ渡し舟が10艘程に増えていた。再び乗船し、Sabangとの中間にあるビーチに上陸する。Central Parkと呼ばれている場所である。Arnelがこの木は2月に花が咲いて鳥がいっぱいやって来るんだと指さして教えてくれるが、当然のことながら花もさいてないし鳥もいない。公園の記帳簿にも2月はヨーロッパの国の名前がずらりとならんでいる。最初にYellow-throated Leafbirdを見た後に、標高20m位の小山に登る。ちょっと登った所でPlawan Flowerpecker、Gray-cheeked Bulbulを観察し、その後 Palawan Tit、Rufous-tailed Tailorbirdを見て、目的のポイントに到着し倒木に腰掛けて、鳥の来るのを待つ。そのままの体勢で30分程熟睡してしまい、何の鳥を待っていたかも忘れてしまった。下山し、お弁当を食べた後シエスタ、ビーチ前の木陰にあるピクニック用テーブルの上で昼寝をする。Arnelがさっき言ったように、カニクイザルはいっぱいいるようだ。3時に探鳥再開。はじめにビーチ沿いの木々をStork-billed Kingfisherを探して歩くが収穫なし。次に小型の赤いカワセミ、Oriental Dwarf Kingfisherを探すことにする。パラワン島でのNo.1 ターゲットに据えている鳥である。ボルネオ島ダナンバレーのレインフォレスト・ロッジのパンフレットに写真が載っていて、いつか見たいと思っていた。レインフォレスト・ロッジのガイドに聞いた話しでは、他のカワセミと違って川沿いには居らず、森の中のトレイルを歩いている時に、地面で虫を捕まえている姿を目にしたり、地上数十メートルにある樹冠部観察用の吊り橋の上から目にすることが極く稀にあるそうである。そして彼は最後に、あんたが "相当" 運が良ければ見ることができるよ、と付け加えた。ダナンバレーには2回行っているが、姿はおろか声すら聞いていない。探鳥記を読むかぎりではボルネオより見れる確率は高そうである。ボルネオの話しとは少し違い、Arnelが案内してくれたポイントは森の中の小さな川沿いのトレイルだった。ただし、乾季で川の水は完全に干上がっていた。凄い早さで飛ぶから、見逃さないように双眼鏡をすぐに覗けるよう準備しておけと言われる。途中何度か声を聞き、深い薮の中を "飛ぶ気配を感じる" が、姿をまともに見ることは出来なかった。彼が2月に英国人と来た時は、まだ川の水が所々、水たまり状に残っていて、10分間ぐらい間近で水浴びを繰り返す姿をビデオ撮影していたそうである。羨ましい。Red-bellied Pittaを5m程の距離で見るが、シャッタを切るまで待っていてはくれなかった。倒木に腰掛けて、Brue Paradise-Flycatcherを待つことにする。ArnelがGarnet Pittaの声がすると言う。ここでは珍鳥で彼もこれまで一度しか 見たことがないと言う。彼の態度(緊張感)が一変したのを肌で感じる。フィリピンの図鑑には載っていないが、自分はボルネオで一度見たことがある。しばらくして彼が居場所を見つけるが、彼の説明を手がかりに自分が視認するまで何分もかかってしまった。彼は板根の発達した樹だといったのだが、自分は少し奥にある板根のある樹を見ていた。自分が見つけるまでの数分間、低い枝の丸見えの場所にずっといたそうであるが、双眼鏡で捉えることが出来たのは地面に降りた瞬間で、その後10秒程しか見える場所にはいてくれなかった。その後40分ぐらいの間、移動する鳴き声を頼りに先回りしては待ち伏せる作戦をとるが、結局二度と姿を見ることは出来ずに時間切れ。下りきった所でニワトリの原種、Red Junglefowlに遇うが、ニワトリも林のなかで写真を撮るとなると難しい。カニクイザルの大きな群れが移動中で、赤ちゃんをつれた母親が何匹もいた。Lovely Sunbirdが低い枝でさえずっていて、いろいろな角度からじっくり観察することができた。他にはSpangled Drongo、Ashy Drongo、Little Spiderhunter等を見てCentral Parkを後にする。歩いてSabang村まで戻らなければいけない。隣のビーチとの間にある小さな岬状に突き出た小山を真っ暗になる前に登って下りきらねばならないので、道を急ぐ。隣のビーチに着いた時には日は完全に沈み、かなりの体力を消耗していた。真っ暗な中、3つのビーチを歩き、港の一つ手前のビーチにあるレストランにたどり着く。コーラを飲んで休息して、自分たちのロッジまで歩く体力が戻るのを待つ。普段から身体を鍛えていないと "スペシャル・バーダー"にはなれないぞとArnelにからかわれるが、夕食後のパラワンオオコノハズク再挑戦はキャンセルする。

 

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