('03/12/28-'04/1/3)この時期、パプアニューギニア(PNG)は雨期であり、極楽鳥
Birds of Paradise (BOP)のディスプレイの時期ともちょうど逆の季節で、鳥見には適していないのは重々承知の上だが、年末年始、何もいいことの無い日常から逃避するにはPNGが最適と考え直前になって計画をたてる。前回の旅で14種類のBOPを見ることができたが、まだ見ていない
King BOPや Twelve-wired BOPの生息する北部や南部のlowland forestに行きたかったが、直前に個人で手配するのは難しく断念する。今回はリゾートホテルがあり個人でも比較的旅行しやすい北部のMadangとニューブリテン島のKimbe(Walindi)、それに首都Port
Moresby近郊の3ヶ所を訪れ、カワセミKingfisher (KF) 類を中心に見てこようと考えた。
参考書:旅行ガイドとしては唯一の日本語ガイドブックである日地出版の赤本と英語ガイドブックの定番、Lonely
Planet。図鑑は
1) Beehler, Pratt & Zimmerman著, Princeton
University Press, "Birds of New Guinea"
2) Coates & Peckover著, Dove Publications,
"Birds of New Guinea and the Bismarck Archipelago: A
Photographic Guide"。
1)は唯一の総合的図鑑であるが、学名や英名にタイプミスなどの誤りがあり、図も猛禽・ツバメ・カモが白黒なのが難点。2005年に出る第2版に期待!
2)は収録されている種が少ないので、あくまでも1)の補助として利用。ただし、BOPの写真は一見の価値あり。その他、BOPの写真集として、前回Port
Moresbyの空港で買ってきたW T Peckover著, La Galamo Books, 1997, "Birds
of Paradise"。
KFの図鑑としてFry & Fry著, Princeton University
Press, "Kingfishers, Bee-Eaters, & Rollers"。
しかし、やはり一番の情報源はWeb Site上で公開されている個人のBirding
Reportである。私がしばしば訪れているサイト "Fat Birder"等にリポートが載っているが、そのほとんどはツアーで行ったものなので、情報の価値は半減。その中で2000年のCooper兄弟(?)のレポートは自分と同様個人で出かけているので参考になった。その他にTrans
Nuigini toursのサイトに所有4ロッジのBirds
Listがある。
12/28 早朝5時にポートモレスビーの空港に到着。ホテルの送迎サービスに乗り今晩から二泊するHoliday
Innに到着。前回、泊まったIslander Travelodgeと同じホテルであることに気付く。経営が代わり、フロント・ロビー等の木彫りの置物の数が減り、シンプルに変わっていた。機内でほとんど寝れなかったので仮眠をとろうとするが、眠れぬまま一時間が過ぎる。温かい朝食を摂ると元気が出てきたので、庭を散策することにする。前回、泊まった時にはナンヨウショウビンを見ているので、カメラテストにはちょうどいいと思ったのだが、いない。前回もいたWillie
WagtailやYellow Oriole等がいたが、カメラや双眼鏡が曇って役に立たない。そのうち、ホテルの人が迎えが来ていると呼びに来てくれた。今日から2日間はParadise
Adventureという会社 にガイド兼ガードを頼んである。棲んでいる鳥の凄さは文句無しの世界一だが、他の国の様にタクシーやレンターカーで気軽に鳥見が出来ないのがPNGの最大の難点である。車で1時間程のVarirata
National Park へ向かう。Raggiana BOP(アカカザリフウチョウ)で有名な場所だが、Kingfisherの種類も豊富で欧米のBirding
Tourでは常に5, 6種類は観察されている。前回も1度来ているが、その時はポートモレスビーの1日観光の1部として、自然観察には全くの素人のドライバーと2人で真昼の1時頃にやって来たので、Raggiana
BOPをちらっと見ただけで、KFは"0"という悲惨な結果だった。そのリベンジが今回の旅のテーマの1つである。公園への分岐点を過ぎた所で、Yellow-faced
Mynaがいたので最初の撮影。インコ・オオム類が飛んで行くのを何度か目にするが飛翔姿だけでは見慣れないと識別が難しい。全身が緑色一色にしか見えないものがほとんど。識別出来たのは、Eclectus
Parrot, Rainbow Lorikeet, Little Red Lorikeet, Red-cheeked
Parrot。公園の入り口のゲートの前でクラクションを鳴らし、レンジャーが鍵を開けに来てくれるのを待つ。その間にHelmeted
Fraiarbird、蝶々、Brown
Cuckoo-Dove、Wompoo Fruit-Dove, Superb Fruit-Dove等を見る。Yellow-billed
KF の鳴き声がすると言うことでしばらく探すが、結局姿を見ることは出来なかった。ピクニック広場でBraminy
Kite(シロガシラトビ)等を見た後、Tree House Trailへ入る。ここはBrown-capped
Paradise-KF等、色々なKFが目撃されている所なので期待が高まるが、急に湿度が上がり、蚊の猛攻を受ける。聞こえてくる声がParadise-KFの声だと教えられるが、そばには寄って来てくれない。Tree
Houseの前まで行き、しばらく待った後、広場に引き返す。結局、Kingfisherはおろか、他の鳥もBlack-billed
Brush-turkeyを1羽見ただけで、蚊に刺されただけの悲惨な結果に終わった。広場でWhite-bellied
Cuckoo-shrikeを撮影していると、その近くにRufous-bellied
Kookaburra (チャバラワライカワセミ)がいるのに気付く。ワライカワセミと名がついているが、思ったよりずっと小さい。図鑑で見るより、白いeye-browが目立ち可愛さを増している。15分くらいじっと観察していたが移動する気配がないので、車にのって展望台への道を進む。途中、枝に止まるカワセミ系のシルエットが目に飛び込んできたので、車を停めてもらい、一人で近くまで確かめに行く。Yellow-billed
KF(キバシショウビン)だった。今回の旅で一番見たかった鳥である。向こうからこちらが丸見えなので、飛んでしまわないかヒヤヒヤものだったが、写真を3枚程撮る間じっとしていてくれた。目線が合ったのを嫌って反対側を向いてしまったが、チャームポイントである後頭部の焦げ茶色の模様がよく見えて、かえって好都合だった。数分後に飛び去ってしまったので車に戻ると、そこに止まっているよと教えられる。さっきの個体が道路から少し奥に入った所の枝に止まっていた。さらに10分程、愉しませてもらう。余韻冷め遣らぬまま、道を数10m登った所で、Raggiana
BOP(アカカザリフウチョウ)が目の前をかすめて斜面下方のブッシュに飛び込んだ。ここにいるR. BOPは尾羽の横の飾り羽が赤ではなく茶色の別亜種であるので、和名はどうもしっくりこない。飛び込んだあたりをしばらく見ていたが、まったく見えない。道の反対側、すなわち彼らが飛んできた方向に、20メートルほど入った所にあるDancing
treeの方へも行ってみたが、見ることは出来なかった。 やはり求愛シーズンの夜明け直後に来ないとだめだと、上空を旋回するNew
Guinea Harpy-Eagleを眺めながら思う。道を上りきった所にある展望台でレフレッシュ・タイム。下方には公園まで上ってきた道、遠方にはポートモレスビーの街や海が見える。その後は、展望台の横からトレイルに入って先程の広場まで30分ほど歩くがあまり収穫はなかった。広場には20人程の白人のグループがピクニックに来ていて、Paradise
KFが出てくれそうな雰囲気ではないので公園をあとにする。公園を出た所の河原で昼食にする。対岸の木からYellow-billed
KFの声がするが見えない。他にはDollarbird(ブッポウソウ)とLorikeet spを見た程度で午前の部終了。
ポートモレスビーの町に戻る途中にあるPAU (Pacific Adventist
University)に立ち寄る。前回、PNGに来た時にはここのことは全く知らなかったが、その後欧米人達のBirding
Reportを読んで、この大学構内の池が(オセアニア系の)水鳥を見るには最高の場所であることを知り、今回ぜひ訪れたいと思っていた。ゲートの所でガードマンが無線で入構の可否を尋ねている間ちょっと停められたが直ぐに入れてもらえた。地元の人間が一緒でなかったら、こうすんなりとはいかなかっただろう。停車すると、俺達は車で寝てるから一人で見て来いと言われる。彼らも朝早くからの仕事で疲れているのだろうし、こちらも気ままに鳥見が出来る。校内は有刺鉄線と電流が流れる塀で囲まれ、監視塔もたっていて刑務所並だ。これならラスカル(武装した強盗団)の心配もない。バリラタ国立公園の中は比較的安全なのだが、それでも一人が自分と散策しているとき、もう一人は常に車のそばを離れない様にしていたし、日本からポートモレスビーへの探鳥ツアーなどは武装警官の護衛付きを売りにしている。一方、こちらは大学も休みで、広いキャンパスにいたのは、一組の家族連れと自分だけという実に長閑で贅沢な雰囲気だった。芝生の上にはWillie
Wagtail, Peaceful
Dove等がいた。水色の模様が綺麗だ。光の条件が悪かったら、ただの灰色の小型の鳩で片付けられ、直ぐに記憶から消去されてしまっただろう。池の中や周囲に何羽かのPurple
Swamphen (セイケイ)が見える。ヒナはすぐに薮のなかに隠れてしまったが、成鳥は20m程度の距離なら気にする様子はない。Masked
Lapwing (ズグロトサカゲリ) も何羽か見える。隣のもう一つの池に移動すると、こちらはもっと鳥が多かった。まず目に入ってきたのはリュウキュウガモの仲間
Wandering
Whistling Duckだ。ブロンズトキも一羽いた。昨年沖縄で国内初記録された時、せめて関西ぐらいなら直ぐに見に行くのにと思ったことが思いだされた。数枚、撮影したところで飛び去ってしまった。他にLittele
Black Cormorant, Pacific
Black Duck (マミジロカルガモ)、 ムナグロ、チュウサギ、コサギ。遠くの水面に白黒の小さい鳥が浮かんでいた。カイツブリ類だと思って確かめに行くと、黒く見えていた羽の部分は濃い緑色で、Green
Pygmy Gooseとわかる。想像していたのよりずっと小さい。こちらは警戒心が強くて綺麗な写真が撮れる距離までは近付かせてくれない。Comb-crested
Jacana(トオサカレンカク)もこちらが近付くと飛んでしまったが、池の畔でじっとしていると再び近付いてきて愉しませてくれた。キャンパス内の樹上にSinging
Starling, Glossy Swiflet, Grey-headed
Mannikinを見た後、車に戻りキャンパスの一番奥まで移動する。敷地の外に小さな沼地があり、フェンス越しにイソシギ、クイナsp、Pied
Heron等が見えたが、フェンスには電流が流れたワイヤが何本も走っているのでイマイチ集中できない。樹上にもPied
Heronが数羽とGrossy Ibis (ブロンズトキ)が1羽止まっていた。Pacific Black Duck(マミジロカルガモ)が後方に降りていくのが見えたので、奥の死角になっている所にも沼がいくつもあるのだろう。雨が降り出して来たので最後にニワシドリの巣を見に行く。極楽鳥のオスが自身の美しさでメスを誘うのに対して、ニワシドリは芸術センスで勝負する。これまでテレビで彼らの驚くべきアートをいろいろ見てきているので、これは緑色の木の実を突き刺しただけで、シンプル過ぎてちょっと物足りない。車に乗り込んだ所でどしゃ降りになってきた。雨は直ぐに止んだが、寝不足なので、2時で探鳥終了。帰路、ビールを買うために6軒ぐらいの酒屋に立ち寄ってもらうが何処も閉まっていた。クリスマスから新年までの1週間は酒類の販売が規制されているそうだ。ホテルの高いビールを飲んで、明日に備えて早寝する。
12/29 予定より30分遅れて、朝6時半にBrown Riverへ向け出発。途中、カワセミ類が見られるという池に立ち寄る。スコープで池の周囲を丹念にサーチするがいない。乾季ならここに何羽もいるんだけど、雨期の今はだめだよあっさり言われるが、簡単には諦められない。しばらく粘るがだめだった。確認できたのは、カイツブリ類
(Australasian Grebe)とバン類 (Dusky Moorhen)、後ろ姿だけで特定できなかったLorikeet
sp.とFruit-Dove sp. だけだった。諦めて戻ろうとしたとき、脇の方へ用を足しに行っていたガイドが何かを見つけた様なのでそっちへ行ってみる。はじめ目に飛び込んできた時は大きなカッコウ類かと思ったが、横を向いてくれたので
Pacific
Baza (Crested Hawk)とすぐにわかる。東南アジアのタカ類で最も見たかったものの1つに会えた。あわてて何枚か写真を撮るが暗くてスローシャッターなのに気付き、感度を上げている間に飛ばれてしまう。自分は外国の鳥の和名は長ったらしく分かり難いので、特別に興味のある鳥以外は和名を調べないことにしている。この鳥はカンムリカッコウハヤブサという凄い名前がついているが、名に恥じないだけの容姿を備えているので許せる。車のところまで戻ると、道の反対側の木にSacred
KF (ヒジリショウビン) が1羽止まっていたが、遠くて暗い。そのうち2羽になり3羽に増えたが、スコープでなんとか判別できる程度だったのと、こいつは前回も見ているので先を急ぐことにする。途中、Eclectus
Parrot, Whisttling
Kite, Braminy Kite, Torresian Crow 等を見て, Brown 川、Brown
村を過ぎて数分走った所で車を降り、徒歩で車道沿いに探鳥する。Yellow-billed KF, Common Paradise
KFの声がするが見えない。特に Common Paradise KFの声は何ヶ所かで聞こえ、すぐ道路脇の木で鳴いているのもいたので、その前でしばらく粘るが全く見えない。録音・再生機器を持っていれば何とかなったかもしれないと思うが、このまま指をくわえているわけにもいかないので林の中へ入ることにする。ブッシュの中は昨日以上の物凄い蚊だった。蚊の猛攻に耐えながら、近くに出て来てくれるのを待つ。30mから5mの距離でさえずっているが、細かな枝が邪魔して全く見えない。移動する時に”影”がちらっと見える程度。1時間近く粘って、ようやく飛翔時に白い尾羽と青いボディをはっきりと見ることが出来た。その後の30分は写真の撮れる位置に回り込もうとしては飛ばれてしまうことの繰り返し。ブッシュの中ではどうしても低木の枝や蔓植物にでかい身体が引っ掛かってしまう。そうこうしながら何とかCommon
Paradise KFを撮影しようと少しでも枝のかからない角度を懸命に探していると、いつの間にか近くにガイドが来ていて、”お前、何処をみてるんだ?こっちだよ。黄色い頭が見えるだろう。”と言われる。彼の指さす方を見るとBrown-headed
Paradise KFが止まっていたが、こちらも小枝に邪魔されて頭しか見えない。何とか身体も見える場所がないかとちょっと横にずれた所で2種とも飛ばしてしまう。飛んで行った方へ近付くためには低木の枝をぼきぼき折って行かなければ進めそうもないので、ここで諦めることにする。森を出ると鉛色の空が晴天に変わっていて、強い日差しが照りつけていた。
ポートモレスビーに戻る途中、昨日に引き続いてPAUに立ち寄る。ゲートを入ったすぐのところで、Black-backed
Butcherbirdを見る。続いて、昨日は庭だけを見せてもらったFawn-breasted BowerbirdやWillie
Wagtailの写真を撮った後、池の畔へ行ってみる。Pacific
Black Duck(マミジロカルガモ)等、昨日と同じ種を愉しむ。昨日のリストにないのは、Lesser Golden
Plover(アメリカムナグロ)くらいか? 昨日撮影したGlossy
Ibis(ブロンズトキ)は皆真っ黒にしか、写っていなかったので、ブロンズ色が出ている写真を撮ろうとしばらく没頭する。次に、Green
Pygmy-Gooseが近付いて来てくれるの待つが、真正面の対岸近くに来たのが、最短距離だった。ウ(Little
Black Cormorant)が集団で漁をしていた。個人的にはやはりここのスターバードはComb-crested
Jacana(トサカレンカク)だ、ずっと見ていても飽きない。昨日も見た、フェンスの外の湿地を見に行こうと池を離れて少し行った所でBlue-winged
Kookaburra(アオバネワライカワセミ)が枝に止まっているのを見つける。その先で茶色のクイナspが飛ぶのが見えたので、しばらく待つが出て来てくれなかった。フェンスの外側の湿地には、Pied
Heron等昨日と同じ鳥達が見られたが、昨日は1羽もいなかったCattle Egret(アマサギ)が沢山樹上に止まっていた。夏羽だった。小型のカワセミspが茂みに飛び込むのが見えたので、フェンス越しに何とか見える場所がないかうろうろするが駄目だった。諦めて、ガイド(ガード)が昼寝している車の所へ戻ろうとしたら、彼らの乗った車の方からこっちに来てくれたので、芝生の上でランチにする。キャンパス内には昔日立グループのCMに出ていた様な大樹が沢山ある。小学生のころよく見たこの番組とトヨタ提供の別の某番組の民放の二大害悪番組、それとNHKの自然番組の悪影響が30を過ぎてから出始め、40になって回復不能なまで症状が進行している。食事中オオム・インコ類の集団が何度も飛ぶが飛翔姿だけでの判定は見慣れていないと難しい。数羽のインコが近くの木に降りたので見に行く。Rainbow
Lorikeetだった。よく飼われている鮮やかな色のとは別亜種で、くすんだ色をしているが色の数は七色くらいある。アオバネワライカワセミが2羽飛ぶのを見る。さらに猛禽が2羽止まっているのを見つける。幼鳥の産毛がわずかに残った若鳥で、成鳥の絵しか載ってない図鑑だけで判定するのは難しいが、おそらくNew
Guinea Eagleで間違いないだろう。
次にゴルフ場に行き、マネージャーと交渉してコースに入れてもらう。芝生の上にはアマサギとズグロトサカゲリがいっぱいいた。一ヶ所でこんなに沢山のアマサギを見るのは初めてだ。お目当てのCommon
Paradise Kingfisher等カワセミ類はいずれも声のみ。次にCaution Bay方面へ向かう途中、Great
Black Coucal, アオバネワライカワセミ×2等を見る。海沿いの道に出ると、左手の海側にはマングローブ林、右手には疎らに木の生えた丘が続く。車窓から、そして見晴らしのいい場所では降車してマングローブ林を覗くが鳥はほとんど見えない。ココモ(Hornbill)が飛ぶのと、高い樹のてっぺんにチュウシャクシギが止まってるのを見た程度。こんなに高い所に止まっているのは初めて見た。一方反対の陸側の方は、木の枝にとまったアオバネワライカワセミを7羽見る。マングローブ林の間の小さな水場が見渡せる場所でしばらく待つが、小型のカワセミとナンヨウショウビンぽい中型のカワセミが飛ぶのをちらっと目にしただけで、確認はできなかった。同じ道を引き返す途中、道路脇のマングローブ林が少し後退して手前に草地が広がっている所で下車し、探鳥しながら数百m歩く。Yellow-bellied
Sunbirdのオス・メスをじっくり観察できた。他にはPied
Chat、Crested
Pitohui、Zoe Imperial Pigeon, Golden-headed
Cisticola、Fawn-breasted Bowerbird 等々。4時半に疲れたので探鳥終了。帰り道、マングローブが切れて海が見渡せる様になってから、イソシギ、チュウシャクシギ、ブロンズトキ等を見てホテルへ戻る。2日間お世話になったガイド(ボデイガード)はある程度の鳥の知識があるネイチャーガイドで、こちらのしたいことを理解してくれたので助かった。もっとも、小さな地味な鳥はみんなsmall
birdだったり、鳥を見つけるとあの鳥はなんだとこっちが逆に聞かれるといった場面が多かったが。これがバーダーという人種のことを全然知らないガイド(ボデイガード)だったら、フラストレーションばかりが溜まり、こんなに愉しめなかっただろう。Mr.
J., Mr. M. に感謝!
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