新しいバージョンが出ると知れば脊髄反射レベルで新しいバージョンを買いに走るくらい溺愛しているATOK。エロゲ1本分と大差ない金額で日本語の入力環境が最強といえる状態になるわけですから、これを買わずに何を買えって言うんですか!<やっぱエロゲじゃね?
もちろん発売日に買ってきて即インストールしたので、まずは旧バージョンのATOK17とどこが変わったのかを説明してみたいと思います。
一番の変更点はパッと見でも解るとおり名称。名称が変わりました。って、当たり前だろ!なめてんのかコラ!
その名称、今回はATOK2005になっているものの、実はバージョン的にはATOK18で内部の名称もATOK18だったりするんですが、ATOK17からATOK18だと大して変わってなさそうだよね?だったらバージョンアップしなくてもいいよね?ってことになると思うんです。でも、ATOK2005だったら次は2006じゃないですか。そうしたら、あ、2005?これ去年のじゃね?なんか古いんじゃね?バージョンアップしないとまずいんじゃね?ってなると思うんですよ。つまり、新しいバージョンを自然と買わせるようにしむけているわけですよ!チクショウ!やるなジャストシステム!俺はそんなことをしなくても買うけどな!
って、本当の理由はどうなのか解りませんが、やっぱりバージョン番号を西暦と同じにしておくと解りやすいからなんでしょうかね?
そして、新しく加わった機能と言えば訂正学習機能がありまして。これは何かと言うと、入力ミスを学習して本来の正しい入力に修正してくれる機能なんです。ATOKのサイトにあるように、例えば本来なら「おねがいします」と入力するところを「おねぎあします」と入力して変換したとするじゃないですか。この時に「尾根ギアします」を「お願いします」に一度修正すると、修正したことを学習して次回から間違って「おねぎあします」と入力変換しても「お願いします」に修正してくれる素晴らしい機能なんですよ。
俺なんかは頻繁に入力ミスをするので知らず知らずのうちにこの機能に助けられていたなんてことがあるんですよ。本当に良い仕事してますよね。
次に強化された機能を抜粋して挙げてみると、まずは変換エンジン・変換辞書の強化があるんです。通常の変換精度の向上はもちろん、ATOK17までに進化してきた話し言葉や方言の変換がさらに強化されてるみたいです。個人的に方言の変換はほとんど使わないんですが、話し言葉でも正確に変換できるのは更新で話し言葉で書くときなんかに重宝しているわけです。
それから、校正支援機能の向上。これは間違えた入力した時にその旨を案内してくれる機能なんです。例えば、ら抜き言葉で入力して変換するといちいち指摘すんじゃねぇよこの野郎!んなことは解ってるんだよボケ!なんて思わせるくらい正確に指摘するわけです。謙譲語と尊敬語の混在なども変換時に指摘してくれるのでビジネス文章を書くときにも大変頼りになる機能です。と言うか幾度となく救われてたりします。
さらに、ATOK17より搭載された連想変換の機能も強化されているんです。今回はなんと!英文にも対応するようになったんです。例えば「ありがとう」と入力して連想変換すると「お世話になります」などの類語後の候補の他に「Thank you.」などの英文の候補も出てくるようになったんですよ!もはやATOKは日本語を超えた変換が可能になってしまったんですね!素晴らしい!エクセレント!
それ以外にもパッと見では気づかないようなところまで手が届きまくるくらい様々な機能強化や機能追加がされていて、バージョンアップの度に着実に進化していることを体感出来るわけです。ただ見た目のバージョンが上がっただけじゃないんですよ。
結論:
新しいバージョンが出る度に進化しているATOK。自分が使う範囲で満足していれば現バージョンを使い続けるのも手ですが、毎年新しいバージョンになるたびに今回はどこが変わったのかな?と新機能を楽しむのも一つの方法ですね。ってことで、俺は買うね。毎回買うね。次も買うね。
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