杜氏の郷

   ハートブリングのデビュー作である杜氏の郷。店頭に置かれていたパッケージを手に取り、まず最初に思ったのは、なんかこのパッケージってD.O.っぽくね?って言うか、D.O.の雪桜っぽくね?って言うか、密かに良作っぽくね?ってことだったんです。って言うか、なにかこう一目見て良作の予感を感じたのでつい買ってしまったわけで。
   パッケージがD.O.っぽいのが気になっていたので後から調べてみたら、やはりハートブリングはD.O.の系列みたいで。そりゃあ似ていても不思議じゃないよね。

   さて、内容の方なんですが、ひと言で表すとやっぱりD.O.の雪桜に似てるって言うか、おいおい!パッケージだけじゃなくて内容までも似てるのか!パクリなのか!<パクリじゃありません
   どの辺が似ているのかと言うと、ゲームのシステムがほぼ同じなのを始め、画面の雰囲気とか、冬の田舎町が舞台とか、仲の良い友人達との日常がメインとか、くらきとか、とにかくイメージが被るんですけど。でも大丈夫!今回の主人公の父親役は至って普通の人なので!<え?

   ゲームのボリュームも雪桜と同じぐらいなのでこれも超大作ではないです。もちろん号泣系でも、萌え系でも、笑い系でもないんです。じゃあ何なのよ?と言われれば、それこそ雪桜と同じで友人達の日常の掛け合いを楽しむような展開がメインで、その中でちょっぴり切なかったり、時には笑いがあったり、まったりした雰囲気だったり、それらがうまくまとまった小粒の良作っていうそんな感じなんです。サクサクと手軽にプレイできるテンポの良さがあり、それでいて淡泊で単調な感じではないので最後まで飽きることなくコンプってしまいました。
   また、どろどろした嫌な展開も無く後味もスッキリしているので、これもまたコンプった後で「なかなか良かったな」と感じてしまう心地よい一作でした。

   雪桜が好きならこのタイトルもきっと気に入るはず。むしろ気に入れ。って言うか、どうしてD.O.のブランドで出さなかったんですかねえ。雪桜、海道、夏のひとしずく、という一連の田舎シリーズ(?)に杜氏の郷を加えても十分良かったと思うんですけどねえ。
   こういう作風のエロゲは俺的にはかなり好きなので、これからもどんどんリリースして欲しいですね。次回作も期待しまくり!D.O.でもハートブリングでもいいからキャモン!


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