Q この夏生まれて初めての旅行を計画しています。
気をつけることを教えてください
A 赤ちゃんにとって初めての夏ということで、
帰省に旅行にと楽しいお出かけの計画がいっぱいのことでしょう。
さて旅行といえば、
様々な交通手段をご利用されることと思います。



車での移動


月齢や体格にあった
チャイルドシートを選び、
移動中は
必ず装着しましょう。
そして
2〜3時間に1回は休憩をとり、
休憩中に水分補給や、オムツ替えをしておきましょう。
あらかじめオムツ替えなどのできるサービスエリアを
チェックしておくといいでしょう。

走行中
車内で飲み物や食べ物を与えたり、オムツを替えりするのは
危険なのでやめましょう。

また休憩中、
車から離れる場合
短時間であっても
車内に赤ちゃんをひとりにしないで下さい。
またおもちゃや赤ちゃん用
CDを持っていくと、
気分転換になります。



列車での移動

長時間乗っているとおとなでも疲れるので、
赤ちゃんの席も予約しておくとよいでしょう。

そして窓の外の景色を見せたり、
お気に入りのおもちゃを持っていってうまく気分転換しましょう。

また冷房のききすぎや乾燥にも注意して、
上着やタオルで調節し、水分はこまめにとりましょう。

また荷物が多いと移動するとき大変なので、
すぐ使わない荷物は宅急便などで送っておくと楽です。
またベビーカーが周囲の邪魔になっていないか気を配り、
急ブレーキやカーブなどではベビーカーは転倒しやすいので、
気をつけましょう。



飛行機での移動

3歳未満であれば国内線は無料ですが、
予約時に赤ちゃんが一緒のことを伝えましょう。

離陸時

気圧の関係で耳が詰まった感じがして泣き出す赤ちゃんがいます。
そのような時は
ミルクを飲ませたり、おもちゃで気分転換したりしましょう。

機内は乾燥しますから
こまめに水分補給するように心がけましょう。

機内は狭いので
周囲の方に一言「ご迷惑をおかけするかもしれません・・・」
挨拶しておきましょう。



旅先でのトラブルに備えて

急な発熱やケガなどに備えて、
すぐ病院にかかれるように母子手帳、保険証は必ず持参しましょう

旅行前にかかりつけのお医者さんに診察してもらって、
必要なお薬や解熱剤などいつも使っているお薬を持っていく
安心ですね。

何より赤ちゃんの体調が思わしくない時は、
旅行を中止・延期することも大切
です。

旅行から帰ってきてからは、
いつもの生活のリズムに戻れるように
家でのんびり休みをとるようにしましょう。

赤ちゃんを連れて遠出する場合、
月齢や体調に配慮しながら、
ミルクや離乳食、オムツ替え、昼寝、就寝時間など
家にいるときと同じような生活のリズムが
とれるよう心がけましょう。

旅行中赤ちゃんは寝ているだけであっても、
いつもとちがう騒音や振動、人ごみなどで疲れています。
安全でゆとりのある計画をたててお出かけしましょう。