Q | 冬場外出する時に気をつけることを教えてください。 |
A | 冬は外に出るのが億劫になりがちです。 そしてカゼ、インフルエンザ、嘔吐下痢症なども流行することもあり 確かに冬の外出は心配な点も多くあります。 でも家の中ばかりで過ごすと、 おとなもこどももストレスがたまります。 また冬はクリスマス、お正月などいろいろな年中行事もあり 外の冬の空気を直接肌に感じることは こどもにとって貴重な体験ではないでしょうか? なにかと出不精になりがちですが 以下の点に気をつけられて、外に出かけてみませんか? 公園などへ散歩する時 天気が良い日は 家のまわりをお子さんと散歩するだけでもよいので外に出ましょう ただ乳児の場合は体温調節が未熟ですから、しっかり防寒します。 @手足や耳などが冷えないように、 耳を被える帽子や靴下を使いましょう A乾燥を防ぐために 外出前に保湿剤などを塗りましょう。 B外出から帰ったら、手洗い、うがいをしましょう。 C乳児は湯冷ましを飲ませたりして 乾燥したのどの粘膜が潤うようにします。 街へ出かけるとき 乳児を人ごみに連れ出すのは カゼなどの感染症をもらうことになりお勧めできませんが やもえない時は以下の点に気をつけましょう。 @混雑が予想される時間帯はできるだけ避けましょう。 A乗り物は、なるべく空気の入れ替わる場所にいましょう B咳などの症状のある人には近づかない。 (1m以上あけると感染を防げます) Cこまめに水分をとって、のどが乾燥しないように 気をつけましょう。 暖房や人ごみで汗をかくような時は 着るもので調節して、 D汗のケアーをしましょう。 E帰宅したらよくうがいと手洗いをしましょう。 帰省などの旅行のとき 旅行日程、手段などに関して、こどもの年齢、、状態に応じて 判断する必要があります。 @あくまでもこども中心に日程・行程・毎日のサイクルを決めましょう。 最良のサイクルは自宅で過ごす時のサイクルです。 授乳、・睡眠のサイクルを乱すと、体調変化をきたすことがあります。 A遠出をする前に、体調の確認を事前にかかりつけ医に チェックしてもらいましょう。 その時解熱剤などいつも利用している薬を 処方してもらっておくと安心ですね 常に体調に気をつけ、 B不安があれば早めに帰宅しましょう。 C水分、ミルク、間食などの配慮も必要です。 年長児では絵本・おもちゃなどで飽きさせない工夫も必要です。 D年長児では、公共の乗り物を利用し、ごみの始末、 他人への迷惑な行為を慎むことを学ばせる機会 と考えましょう。 スキーに出かけるとき スキーウエアーは・・・ @上下のつながったものが便利です。 ただ中を厚着にしすぎると、運動して大汗をかいてしまうので 様子をみながら調節してあげましょう。 A耳の被える帽子、手袋、ゴーグルも必ず用意しましょう。 付き添いの方の準備・・・ リュックサック必携で、体温調節用の衣類、テイッシュペーパーや タオル、水分補給の飲料、チョコレートなど多少のお菓子 ビニール袋などをいれておきましょう。 その他 寒い中での運動は疲れやすいので、休憩はこまめにとりましょう。 もう少し続けたい、と思うくらい体力に余裕のある時に 切り上げて帰るのが、けがの防止につながります。 |