外伝 歴史の目撃者達
どっかの誰かさん's view:
地球上、香港某所。人類史上最大の偉業【注1】を注視する二つの影があった…
「いや〜、俺達もいいかげん人間離れしてると思ってたけど、上には上がいるもんだ。【注2】」
一人目は、某寮に義娘がいる一見人のよさそうな人物。名を陣内啓吾という、やり手のエージェントである。
「ええ、本当に…(いったい、何が彼をそうまでさせるんだろう……)」【注3】
もう一人は、とても高校生の娘を持つとは思えない、凛とした雰囲気を持つ美しい女性。
名を御神美沙斗といい、なかなか数奇な運命を辿って来た凄腕の剣士である。
「もし生きて帰ってきたらウチに欲しいなあ。」【注4】
「そうですね。」
そんな二人に忍び寄る影が一つ…
「はいはい、二人ともそんな所で油売ってないで手伝ってよ。満願全席定食【注5】、三人前あがったわよ!」
…彼女の名は一ノ瀬神奈。香港にて熱愛中の可愛い女性である。ただし、30代…
「へーい。」
「…すいません。」
なんだかいろんな所で注目を浴びてる真一郎【注6】であった…
外伝の注釈
【注0】この外伝は第5.5話相当となります。
【注1】無謀とも言う。
【注2】これ以上はないでしょう…
【注3】愛だろ、愛。
【注4】帰って来るのかなあ(爆)
【注5】今回のツッコミどころ。
【注6】カゲ薄いねえ〜
戻ることなく次へ行け