第7話 復活のしんいちろう


ナレーター:
真一郎復活の巻、らしいです。先輩、頑張って下さいね(はぁと)
…あれ? 忍? どこに行ったのかしら…?【注1】

しんいちろう's view:
ふ…ふふ……ふふふ………ふははははははは!!
幾億の苦難を越え、ななせよ! 私は帰って来たぁ!!
…って、何か柔らかいな? が…はて? この感触は七瀬【注2】よりはボリュームが足りないし…
「むっ!!」
当然、ななせ【注3】にしては大きすぎるし…
「小学生なんかと比べないでよぉ…」
なにを言う? 我が愛しのラブリーななせとくらべる、まさに乙女にしか成せない技…
「…いつから乙女に(汗)」
ところで、ここはどこ?
「ここは海鳴臨海公園。わたしは…」
君は……仁村知佳ちゃん…?
「そうだよ。相川君…」【注4】

現場リポーター【注5】:
なぜか知佳様のお声がするようですが…
どうしましょう、このまま撮影を再開してしまってもよろしいモノでしょうか…
……(←思考中)
…………(←更に思考中)
………(←纏まりつつあるらしい)
…(←行動決定中)
再開致しましょう(にこにこ)

TV司会:
あっ、映像が戻りました!! はたして、英雄は無事に大気圏突入を果たしたのでしょうか!?
さぁぁぁ、映像画面にご注目!!
……えっ? えっと……おおぉっ!!
なっ、なんと大気圏突入だけでは飽きたらず、美しい女性と雰囲気作ってますぅ!!
って、知佳さん!? なんでそんな場所にぃ??

某所:
「ちっ、知佳ぁ? いつの間に…」
「あららら?」
「十六夜…わざとだな…」
「むっ? 知佳ぼー、ずるいのだ。」

ナレーター:
…まったく、先輩はなにをやってるのでしょう…
さて、地上でこんな事になっているとは露とも知らない、軌道上の魔法少女達。
彼女たちはどうしているかというと…

衛星軌道上のななせ's view:
アリサ? ちょっと良い?
「なに、七瀬……ひぃっ!?」
なに怯えてる【注6】のよ? …まぁいいわ。一つだけ覚えて貰うだけだから…
「(ガタガタガタガタ)」
「…くーちゃん、先に降りてよっか?」
あっ、なのはも久遠も聞いて。
「はっ、はいぃぃ!!」(←直立不動)
「くぅん!!」(←やっぱり直立不動)
いい? しんいちろうを殴っていいのは私だけ、よ。わかった?
「(こくこくこくこくこくこく)」
「わっ、わかりましたぁっ!!」
「くぅん!!」
…次は…ないからね?
「「「(こくん!!)」」」

「いいわね。友情って。」
「フィアッセさん、それ違うと思う…」
「くぅん。」

第7話の注釈
【注1】『リリカルなのは』において、忍ちゃんの役割はなんだったでしょう?
【注2】大きい七瀬の事である。
【注3】小学生七瀬を彼の脳はななせと認識するらしい。
【注4】どうやらおいらは、知佳ぼーを壊せなかったらしい…
【注5】真一郎ともに落ちてきた模様…
【注6】え〜…みなさまご想像通り…夜叉モードです…



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