第2話 魔法少女、顕現?!



引き続き、どっかの誰かさん's viw:
「その【注1】お嬢さん!」
「なんでしょう?」
七瀬が振り向くと自分の「体」と同い年くらいの女の子【注2】がそににいた。
そして彼女は、有無を言わせずこう言い切った。
「あなたは魔法少女にならなくては逝けません!」
「はぁ?!」
いきなりだった。そして、彼女は唖然としているを尻目に、更に言葉を続ける。
「そうじゃ無いと…… あなたの恋人は大気圏突入で死んでしまいます。」
なかなか衝撃的な言葉である。
「えぇええ?! 突破できたのに突入できないの?」
…そもそも突破できた事に対して疑問を持たないのは何故であろうか?
「あれは…… あなたが一番良く解ってるはず。」【注3】
「え?」
七瀬があまりの疑問の多さに、頭を混乱させていると…
「あぁ、愛する人の為に自分の命を削る…… なんて美しいの。」【注4】
などとおっしゃる女の子が現われた。つまり、病の元が1人増えた。
「アリサちゃん、キャラ変わり過ぎ。」
始めからいた見知らぬ女の子が、これまた見知らぬ女の子に耳打ちする。
二人が耳打ちして居るのを良い事に、七瀬はその場「ゆっくり」と離れて行く…
「こほん。では、本題に戻りまして…… あぁ! 逃げられた【注5】」
七瀬がこれ幸いと隣の路地に逃げこむと、すでに「増えた方」が回りこんでいた。
「お嬢さん。困りますねぇ…… ちゃんと話位聞いてもらわないと……」
「くっ!」
七瀬嬢、ちょっとキレ気味。
「アリサちゃん、ナーイス。」
「当然。」
2人は得意顔でサインを送りあっているが…七瀬の感想としては、
(逃げたい)
であろうことは、想像に難くない。
「はいはい。なのは、あんたに任せたのが間違っていたわ。話が進まないんだから……【注6】」
後から現われた女の子は、先に現われた娘にそう言うと七瀬に改めて向き直る。
「でね。お嬢さん、あんたの魔(霊)力じゃあんたの恋人が宇宙で生きる事しか出来ないって、気がついてる?」
「えぇぇ?! しんいちろうが宇宙に居るのあたしの所為なの?!」
オイオイ、と二人の突込みが入る。
「「生身の人間が大気圏突破なんて出来(ないよぉ!)るかぁ!【注7】」」
…ヤツならやれるかも、というのは私の気のせいだろう、きっと…
「それで、私はどうすれば良いの?」
「「今の話信じるの?!」」【注8】
「そうしないと、話がぁ…」【注9】
七瀬嬢、なかなか進まない話に、半分キレているのである。
…もう半分は、麻痺、しているのだったりするが…
「あ、申し遅れました。私はリリカルなのは。」
「私はマジカルアリサ。」
「「そして、あなたは『テクニカル七瀬』になるのよ。」」
「そんな、Hっぽい名前嫌ぁぁぁぁ。」【注10】
「「なんでHっぽい?」」【注11】

第2話の注釈
【注1】脱字は使用…もとい仕様です。
【注2】要は7〜10歳。
【注3】当然女の子の勘違いです。
【注4】すいません。とゲ名物の壊れ仕様です(笑)
【注5】君でも逃げるよね?(笑)
【注6】書いてる私のの気持ちです(ぉ)
【注7】皆さん、出来ると思ってませんよね?(笑)
【注8】さすがと言うわけではなく、これ以上引張るネタが無かったのです(笑)
【注9】これも書いてる私の(以下削除)
【注10】これは七瀬が多分に耳年増(当たり前)の為に「テクニカル」の単語「Hテク」と結びついた為
【注11】当然、二人の女の子には何故Hなのかはわかりません。



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