『世紀末のお茶会』
「One's Birthday~あなたへの一歩~」
耕平にひとつ近付く日。始めっからあるその差を詰めることなんか出来ないけど、
ちょこっとだけ近付いたような気がする。
この差を大きいと思ったことも小さいと思ったこともないけど、
でも少しでも近付きたいと思う。
耕平が通り過ぎたその年齢に辿り着くたび、ほんの少しずつ、
俺は近付いているかな?
オレはまだガキだけど、耕平から見たらいつまでたっても子供かもしれないけど、
だけど早く側にいきたいよ。
だから今日、あなたに一歩近付こう。
One's Birthday~あなたへの一歩~
2001.May