ユーミンの本屋

最終更新2007.2.10.



公式本ユーミン研究音楽関連対談など小説・マンガユーミンの話題があがる本



公式本

十四番目の月
ペップ出版/1976年
980円
コアファンもほとんど持っていない、エッセイ+写真集。
結婚直前にユーミンの考えていたことがわかる。
学生時代のエピソード、「私は天才です」発言の真意なども語られている。
ルージュの伝言
角川書店/1983年
441円(文庫版)
ユーミン本人による自伝。単行本の巻頭にはカラー写真ページあり。
STYLE
講談社/1985年
1000円
ViVi別冊
企画デザインから広告まで本人が責任編集した一冊。写真多数。
ユーミンの着物スタイリングやパリダカレポートも。
THE COLLAR OF THE DOVE
扶桑社/1985年
4800円
モロッコ完全ロケの写真集。
YUMI MATSUTOYA SOUTH OF THE BORDER―松任谷由実in AFRICA
ソニー出版/1987年
??円
パリダカールラリー参加(走ってませんが)時のフォトエッセイ。
TIERRA
UPU/1990年
1000円
エスクァイア日本版別冊
1989年のペルー旅行全記録。カラー写真多数。
こいぬのタッカー ぼくって素敵
講談社/1997年
1050円
ユーミンが絵本の翻訳。かなりコドモ向け。
こいぬのタッカーはじめてのぼうけん
講談社/1998年
1050円
絵本の翻訳第二段。
五・七・五―松任谷由実選集
フジテレビ出版/1999年
1300円
めざましテレビレギューラーコーナーの単行本化。
yuming sweet
角川書店/2001年
1200円
松任谷由実詩集。甘い恋。
yuming bitter
角川書店/2001年
1200円
松任谷由実詩集。苦い恋。
136s of Yuming and illustrations
ぴあ/2002年
2800円
2002年夏に、銀座Creation Galleryで行われた展覧会「136人のイラストレーターが描く松任谷由実の136曲」(東京イラストレーターズ・ソサエティ主催)の作品集。
地球音楽ライブラリー 松任谷 由実
TOKYO FM出版/2003年
2000円
ユーミン初のオフィシャルデータブック
贅沢なおやつ
マガジンハウス/2005年
1365円
『anan』リレー連載「Gourmet」を再構成。
ユーミンの他、本上まなみ(女優)・藤田千恵子(フリーライター)・深澤里奈(フリーアナウンサー)・桜沢エリカ(漫画家)・はな(モデル・タレント)の、おすすめおやつ紹介。
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ユーミン研究

33回転の愛のかたち―あなたはユーミン? それともみゆき?
田家秀樹
CBSソニー/1984年
980円?
音楽ライターの田家秀樹氏がユーミンとみゆきを熱く語る。
有名なミスタードナツと吉野家のエピソードにも詳しく触れている。
ラヴ・ソングス―ユーミンとみゆきの愛のかたち
田家秀樹
角川書店/1988年
380円?
詳細不明(上記「33回転〜」と同内容か?)
ユーミンの吐息―メトロポリスの語り部…松任谷由実
深海遥
大洋図書/1989年
1796円?
詳細不明
クワタとユーミン―ふたつのサクセスストーリー
畠山憲司
サンマーク出版/1990年
1200円
桑田圭介(サザンオールスターズ)とユーミン、ふたつのサクセスストーリー。
クイズ・ユーミン全書―いま蘇る20年の軌跡 あなたの想い出がいっぱいの本
Night Walkers
ワニブックス/1992年
490円
祝デビュー20周年。人物相関図を初めに作ったのはこの本。デイスコグラフィーは『DAWNPURPLE』までだが、ひとくちメモがなんともリアル(ファンの記憶ってこんな感じ)。
ユーミン―愛の深層心理
富田隆
ブックマン社/1992年
1500円
社会心理学者の富田隆氏が、『With』『月刊カドカワ』などでの過去のユーミン発言を心理学的に分析。「ユーミン恋愛語録(解説付き)」といった感じ。
ユーミン・恋愛風景論
落合真司
青弓社/1993年
1700円?
『ひこうき雲』から『Tears and Reasons』までの全アルバム解説、それにに合わせて多くのエピソードが紹介される。
Tears and Reasons TOURの詳細なライブレポもあり。
シンデレラの迷宮―ユーミンとその時代
落合一博
読売新聞社/1995年
1000円
バービー、パルコ、ディズニーランド、Hanakoなど、女の子を夢中にさせたモノの波とユーミンの波。
『SURF & SNOW』『ダイアモンドダストが消えぬまに』のジャケット元ネタ写真も掲載。
ユーミン・松任谷由実の謎
恋愛歌人研究会
青谷舎/1996年
1000円
当時流行った「謎」シリーズのユーミン版。基礎的な知識の軽い確認用に。
ユーミンとマクベス
子馬徹
世識書房/1996年
2800円
『天気雨』の文化記号論的分析、らしいが、
分析の前に「荒井由実」は「荒井由」じゃないから>著者
探訪 松任谷由実の世界 Yuming World
深海遥
ゼスト/1998年
1400円
キャンティ、カテドラル教会、ジァンジァン、ドルフィンなど、縁の地の写真がカラーで多数。数は少ないが、秘境の旅のユーミン写真も掲載。
甦れ、ユーミン!―「シャングリラ」の悲劇とポップスの死
山下邦彦
太田出版/2003年
840円
題名は過激だが、内容はユーミン応援。がんばれー。
音楽誌が書かないJポップ批評 16 〜されど我らがユーミン
別冊宝島
宝島社/2003年
1280円
50人以上の執筆者がそれぞれの視点それぞれの熱さでユーミンを語る。ほめられたりけなされたりバカになれたりで忙しい。
ユーミン「愛」の地理学
蔦きうい
河出書房新社/2006年
1575円
歌人である著者がユーミンの歌詞の秘密を解き明かす、らしいが、実際は著者の妄想ストーリーの紹介に終始。だけどこれも愛の形。
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音楽関連

音楽機械論
坂本龍一+吉本隆明
トレヴィル/1986年
2400円
教授ファンもなかなか手に入れることができない貴重本。
「ユーミンは言葉をメロディーに近づける」の項がある。
女性シンガーの予感
キーワード事典編集部
洋泉社/1988年
1300円
「消費される音楽」の章でユーミンが紹介されている。
自暴自伝――ポンタの一九七二→二〇〇三
高岡英夫
文藝春秋/2003年
620円
詳細不明
音楽誌が書かないJポップ批評 24 〜大衆歌としての中島みゆき案内
別冊宝島
宝島社/2003年
1400円
やっぱりユーミンは出てきました。『ユーミンvsみゆき論争80's』で1ページ。21世紀に入ってもまだ語られるこの二人。
歌のなかの言葉の魔法
小貫信昭
ヤマハミュージックメディア/2003年
1400円
第十八章『五感を研ぎ澄まし、第六感にも届くユーミンの歌』で「卒業写真」と「あの頃のまま」が紹介されている。
読むJ-POP―1945-2004
田家秀樹
CBS朝日新聞社/2004年
980円?
音楽ライターの田家秀樹氏が戦後がら2004年までの音楽史を語る。田家氏はシャングリラ肯定派(絶賛派)。
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対談など

財津和夫の心のものさし―対談集
財津和夫
ソニー出版/1983年
???円
チャゲ&飛鳥、松任谷由実、正隆、イルカ、樋口可南子、森田芳光、松本隆ほか
若者たちの神々―筑紫哲也対論集〈3〉
筑紫哲也
新潮社/1985年
???円
***
片想い
中島みゆき
新潮社/1987年
505円
中島みゆき対談集。ユーミンとの対談は1982年の「週刊FM」に掲載されたものと同じ。
みゆきが「吉野家」ならユーミンは「ミスタードーナツ」、という有名なハナシはこの対談から。
LOVE
中島みゆき
ニッポン放送出版/1987年
1000円
中島みゆきのオールナイトニッポン初のゲストはユーミンだった。貴重な当時の二人の会話をたっぷり。
ちなみに当時の年齢は由実26歳みゆき28歳。
音楽遊戯
鴻上尚史
シンコーミュージック/1988年
1029円
第三舞台の鴻上尚史氏対談集。ユーミンの他には、忌野清志郎、泉谷しげる、ケラ、戸川純、デーモン小暮など
待ってました!勘九郎―中村勘九郎対談集
中村勘九郎
文藝春秋/1994年
???円
ユーミンの他には、ビートたけし、柴門ふみ、筒井康隆、伊集院静など。
地球交響曲(ガイアシンフォニー)第四番イメージブック
龍村仁
サンマーク出版 /2001年
2100円
龍村仁監督のドキュメンタリー作品『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』のフォトブック。監督とユーミンの対談を掲載。
時刊MOMOIKAORI Volume2 (2)
桃井かおり
学習研究社/2004年
648円
ユーミンの大親友桃井かおり編集の新雑誌第二段。ユーミンとの対談あり。
対談集 岡本太郎発言!
岡本敏子
二玄社/2004年
2310円
戦前から晩年までの全対談から厳選した25編を収録。芸術論のみならず、社会、文化、恋愛など多様な話題を時代の人34人と語る。
寺山修司、棟方志功、司馬遼太郎などにポツリと混ざってPOPなユーミン。
松本隆対談集『KAZEMACHI CAFE』
松本隆
ぴあ/2005年
648円
言葉の魔術師・松本隆と各界のニッポン代表者たち16人との対談。他に細野晴臣、谷川俊太郎、萩尾望都、町田康など。
スターバックス大解剖―スターバックスのすっごい真実、教えます。
エイ出版社/2007年
980円
ユーミンの写真入りインタビュー1ページ。ユーミンおすすめのカフェモカを日本一号店へ飲みに行ったファンも多いのでは?
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ユーミンの曲が登場する小説・マンガ

卒業写真
あさぎり夕
講談社/1989年
398円
同タイトルの短編マンガ。
卒業写真―ルージュの伝言
長川千佳子
立風書房/1991年
??円
***
情熱に届かない
石井まゆみ
講談社/1992年
390円
同タイトルの短編マンガ。
冷たい雨
北川悦吏子
角川出版/1999年
1500円
***
love history
西田俊也
メディアファクトリー/2000年
1260円
結婚を翌日に控えた由希子は、雪山で事故に遭い昔の恋にタイムスリップしてしまう。ユーミンの曲に導かれ次々と過ぎた恋を旅する彼女は、映画化されればよかったのに…
秘密
東野圭吾
文藝春秋/2001年
660円
突然の事故で妻を亡くし、奇跡的に助かった娘と二人で暮らし始めた平介だったが、そこには奇妙な秘密があった。そして最後に明らかになるもう一つの秘密…
1999年日本推理作家協会賞受賞作。「翳りゆく部屋」が別れのシーンで印象的に使われている。
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ユーミンの話題があがる本

ニセモノ
清水ミチコ
角川出版/1990年
1500円
業界のユーミンファンといえばこの人!イラストエッセイ「ダフ屋と私とユーミンと」掲載。
詩集 小さな手紙
銀色夏生
角川文庫/1993年
441円
「日よう日の夕方」という詩は、サウンドアドベンチャーのことだと、思う。(さゆ個人的見解です、意見ください)
ミキハウス症候群
緒方明
JICC出版局/1993年
440円
「ユーミンが非難されると怒る女の子たち」の項で、ユーミンに対し《自己愛的同一視》する人たちについて述べている。
日本人の鳴き声―声というメディアの快感
中野純
NTT出版/1993年
1937円
ユーミンの声をホーミーだといったのはこの本。
鴻上夕陽堂の逆上
鴻上尚史
新潮文庫/1994年
440円
「三つのからくり」の項で、ユーミンのライブにいった話。(名前が出るのみ)
ちいさならくがき
下条ユリ
ビクターエンタテイメント/1997年
1238円?
ユーミンのおともだちイラストレーター、ユリちゃんの初エッセイ。「ユーミンと松任谷体験」の項で逗子の思い出などを語っている。ユーミンから「出版によせて」のコメントも。
キャンティ物語
野地秩嘉
幻冬舎/1997年
550円
飯倉にいまもある伝説のレストラン「キャンティ」のオーナー川添浩史・梶子夫妻の生涯と、そこに客として集うアーティスト達の青春を描いた長編ノンフィクション。このメンバーの中ではユーミンは若手。
マンタの天ぷら
松任谷正隆
ニ玄社/1997年
1365円
ユーミンのダンナ松任谷正隆氏のエッセイ。「ユーミン」でなく「妻:由実」の顔が垣間見れる。
清水ミチコの顔マネ塾
清水ミチコ
小学館/1998年
620円
ユーミンの顔マネ写真掲載。写真よりも、ユーミンになりきって書いている長い長いコメントが見もの。
光のメティエ―林光政・照明デザインの世界
林光政
ギャップ出版/1999年
?円
現在のコンサートの照明デザイナー林光政氏の作品集。「U-live TOUR」(だったとおぼろげ記憶…情報ください)のステージ写真掲載。
身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法
高岡英夫
青春出版社/2003年
1365円
7つの身体意識のタイプから、《リバース》(人やものにかける放物線のラインの意識)の発達している人物例の中にユーミンの名が挙がっている。
PAハンドブック―コンサートを演出するPAとは何か
斉藤隆
ミュージックトレード社/2003年
2625円
「PAの実例」の項で、「天国のドアTOUR」PAの仕事が12ページに渡り紹介されている。口パク論争あっけなく終結。
即興演奏ってどうやるの―CDで聴く!音楽療法のセッション・レシピ集
野村誠・片岡祐介
あおぞら音楽社/2004年
2500円
NHKの人気幼児番組「あいのて」の赤いあいのてさん・野村誠(作曲家)+黄色いあいのてさん・片岡祐介(パーカッショニスト)の共著。
「なんちゃって巨匠」の中に「なんちゃってユーミン」がある。付録CDにも収録。他には「なんちゃって坂本龍一」「なんちゃって久石嬢」など。
もう書いてもいいですね。
廿楽正治
有朋書院/2005年
1200円
元東芝EMI宣伝部長廿楽氏の語るプロモーション裏話。今でもファンの語り草「MJ事件」(1993年)についても詳しく書かれている。
僕の散財日記
松任谷正隆
世界文化社/2005年
1680円
正隆氏が「MEN'S EX」に連載していたエッセイを一冊にまとめたもの。
「ユーミン手作りマフラー事件」の顛末も語られている。
私の10年日記
清水ミチコ
幻冬舎コミックス/2006年
1260円
TVブロスの10年分の連載が単行本に。
こまごまとユーミンが出てくるので探すのも楽しい。
むかつく二人
三谷幸喜・清水ミチコ
幻冬舎/2007年
1470円
J-waveの人気番組「Docomo MAKING SENSE」より、三谷幸喜と清水ミチコのトークを対談形式で再編集。
カラオケのイメージ映像への不満点を語る中で、シミチコが「ユーミン様が意図してることと違うじゃん!」とひと言。
職権乱用 (CG BOOKS)
松任谷正隆
二玄社/2007年
1680円
カーグラフィックTVの進行役も務める正隆氏のカーエッセイ集。
前著書(散財日記)に比べると少ないがユーミンの話題も。
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