プラドの祭典2

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2001年9月8日(土)、9日(日) 本栖ハイランドにて70POC、麦秋館(90系)
のオフ会「プラドの祭典2」が開催された。


参加総台数117台ものプラドが集まる壮大なイベントだった。



プロローグ

2001年8月11日土曜日
プラドの祭典まであと1ヶ月。退院はしたもののまだクルマを運転する許可は出ていない。
祭典には参加したいと思いつつ、本当に参加できるのか不安でたまらない。

8月27日月曜日
祭典まであと2週間を切った。クルマの運転も出来るようになり、仕事も元の職場である新潟に 復帰した。
どうやら大丈夫そうだ。

9月1日(土曜日)
遂にあと1週間。体は大丈夫そうだ。今回は今のところケガもなくこの調子を続ければ 祭典に参加できる。
みんなのHPでも話題は「祭典まであと1週間」という話題で持ち切りだ。
板オフの1週間前は病院のベッドの上でネットをし、みんなの板オフ関連のカキコを
羨ましく思っていたけど、今回は自分もみんなと同じようにカキコが出来る。
健康っていいなぁって再度実感した。

9月7日金曜日。
大阪組のヘッチー&ミッキーは21時に出発らしい。 祭典参加の最速出発みたいだ。
自分も副業をうまく組み合わせて、新潟の会社を昼に出て埼玉の家へと向かう。
19:00埼玉の家に到着。

21時過ぎ、☆ミくんから「今から出発するネ!」との携帯メールが入る。
ついに、やっとこの日が来るんだ!!

荷物の積み込みをして、みんなのHPに挨拶のカキコをして布団に入る。
が、眠れない・・・
やっぱり遠足を前にした子供のように興奮している。
天気は大丈夫かなぁ。。。
クルマ壊さないよなぁ。。。
悪魔のささやきってどんなのだろう。。。
みきおクンの正体は。。。
こんなことを考えていると余計に眠れなくなってしまった。



祭典初日
「補助エンジン始動!!」

ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!
目覚ましがわりにセットしてある携帯の音で目が覚める。

前日妻が作ったチーズケーキとコーヒーで簡単な朝食。
オッ、珍しく今回のは美味しい♪。思わずおかわりをしてしまった。
妻からは 「無理はするな!」 「コルセットははずすな!」等まるで子供扱いされ ながらも、荷物を持ってマンション下の駐車場で主を待つ「雄翔号」に向かう。
荷物を積み込み、エンジンキーを捻って、さぁ!!と思ったら、アレッ?
セルは回るのにエンジンが掛からない。
一瞬凍りついてしまった。。。
とっし〜さんが背後にでもいるのだろうか(笑)
思わず後ろを振り返りつつ、冷静になってみて気付いた。

そうだ!自作のセキュリティーシステム を解除するのを忘れてた(爆)

ちょこちょこっとシステムのスイッチを入れて再度キーを捻る。
今度はちゃんと掛かった!!

さぁ、今度こそ出発だぁ!!
と思いメーターに目をやると燃料系の針は半分以下のところにある。
そういえば、給油するのを忘れてた。

という事でただしさんの家の近所にあるうちの会社 の関連会社のスタンドまでわざわざ 入れに行く(一応社員価格になっている)

ここで雄翔号 におなか一杯ゴハンを食べさせて今度こそ、本当の出発だ!
時計の針は6:50分。
まずい、タケさん達 との第一次の合流予定の9〜10時に間に合わないかも・・・
まぁ、その後の合流が12時に道の駅鳴沢だから一応余裕もあるし・・・
と思いつつ出発進行!!

フィールドモニターの平均車速計のスイッチをオンにする。
山中湖まで、平均時速30kmで行って約3時間。
ナビでの距離は約90km。


「フライホイール作動!!」

R16を入間から八王子へ向かって走る。
横田基地を過ぎ、瑞穂の先の2車線が1車線に絞られるところで早速渋滞。
ここから多摩川を渡って八王子まで、込んでるんだろうなぁ。。。
当初45km/hだった平均速度は25km/hまで落ち込む。
あとでわかったことだが、この時どうやらたろうさん は私の2〜3kmくらい先を走ってた らしい。
無線で呼んでみればよかった。

多摩川を渡るも相変わらず渋滞は激しい。
渋滞情報の看板には「中央道八王子から6kmの渋滞」 などと出ている。
途中、ナビを頼りにR16から右にそれ、ダイレクトに高尾を目指すことにする。

高尾を過ぎ、R20を直進して城山ダム方面へ行く。
R413津久井湖の手前でまたしても渋滞。
再び、ナビを頼りに裏道に入り R413同志街道を目指す。
途中で酒屋を発見。
ビールと氷を大量に買い込む。

なんだかんだで同志街道に入ったのは9時になっていた。
ここから山中湖までは50km約1時間半。
ただし、これは昔(10年くらい前)のデータ。
今はどうなんだろうと思いながらもタケさん に携帯メールを打つ。
「到着予定10:30頃」と・・・

と、同時にかな♪さんから携帯メール着電。
「昼も夜も弾けてください♪」と入っていた。
今回かな♪さんと会えないのが残念だなぁと思いつつ
「只今移動中」と簡単なメールを返信して走行をつづける。

するとだんだん霧雨になってきた。
おいおい、大丈夫かよ?
でも、ここは山の中だから、現地に着けば大丈夫だろうと 楽天的に考えることにする。
そういえば、この同志街道を雄翔号で走るのは初めてかもしれない。
結婚する前、東京の大田区に住んでいる頃は山中湖方面へ行く時のお約束の道だったけど、
埼玉に移ってからはとんとご無沙汰だ。

昔はダートも結構残っていたけど、今や良い道に様変わり。
なんて考えながら、また「オッ、ここの橋は昔のままだぁ!」などと懐かしさと驚きとが 交叉しながらの走行だ。
おかげであっという間に山中湖到着。
時刻は10:10

忍野で釣りをしているタケさん に無線で呼びかけてみるも反応なし。
少し走って再度呼びかけるもやはり反応なし。

やっぱりハンディだと辛い(からいじゃないヨ)なぁ。。。

しょうがない、必殺の携帯攻撃だ!!
「もしもし、テイクですが」
「お疲れさまです、テイクさん」
電話からタケさんの声が聞こえる。
「どの辺にいるんですか?」

なるほど、忍野入口を右折だな!
「了解です。あと10分くらいで着くと思います」

と電話を切って現場へ向かう。
途中ちょっと迷ったがなんとか10:30頃に タケさん、mitsuraさん、のクルマを発見。
所沢からの平均時速ちょうど30km/h。
後ろに止めて、川のほうを見ると3人が釣りをしている。

らんらん、タケ号と雄翔号
手前からタケ号、らんらん号、雄翔号
音を立てないようにそぉっと近づく。
3人は川の向こう岸にいる。

「こんにちわ。どうやってそっちに行くんですか?」
「ぐるっとまわるんですヨ」とmitsuraさん
「了解です。じゃぁそっちへ行きます」
と橋を探して彷徨い歩くも見つからない。
相変わらず雨も降っている。

結局私はそのままクルマに戻ってかな♪さん へメールを打っていた(笑)

しばらくして会長さんが一足先に戻ってきた。

「こんにちわ〜、お久し振りです」
お互いに挨拶を交わす。
「会長さん、ビール持ってきたんですけど、飲みます?」
半ば強引にビールを手渡し無理やり飲ませてしまった(笑)
でも、会長は美味しそうにビールを飲んでいたようだけど・・・(笑)

僕はまだ運転があるのでコーヒーにしときますけど・・・

ホントはビールを飲みたいのをグッとこらえて、しばし歓談。

「で、釣れましたぁ?」
「前然ダメですぅ」
会長さんが釣りあげるところ見たかったなぁ(ボソッ)

途中雨が強くなってきたので、それぞれのクルマで タケさん、mitsuraさんを待つことに。

しばらくして、ふと窓ガラスをみると二人が笑っていた。

「どうも、どうも、お久し振りです&その節はありがとうございました」
挨拶の会話をしつつ、でも、このあと12時に鳴沢で第二次の合流が待っているため 移動を開始する。





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