31cmF4.5 部分ピッチ盤の製作

 


30cm位までは鏡材と同径の全面ピッチ盤を使いMOT(ミラーが上)で
整形できるようですが、小径のピッチ盤も必要になるかと思い製作しました。

ピッチを貼り付ける盤を石膏で作ります。

ピッチ盤の径は鏡径の1/2〜1/3で考えたのですが、内径114mmの塩ビ
部品(11.4cmDKセルの余り)が手元に有ったのでこれを使いました。

塩ビパイプの片面には石膏が漏れない様にラップをテープ留めします。
鏡面を上向きにして、ラップ側を鏡面に乗せ石膏を流しこみます。

硬化したら離型しますが、石膏が収縮しなかった為なかなか外せませんで
した。

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外した石膏は、厚みが不揃いだったためノコギリで削ってからカッターナイフ
で仕上げました。

このあと石膏表面には、ピッチ用の半田ごてで蜜蝋を全面に塗りつけました。

石膏盤にピッチ片を貼り付けます。

全面ピッチ盤と同様にKR−3(ウッド系ピッチ)を使用しました。

ピッチ片を全面に貼り終えたら、ピッチ用の半田ごてで周りを切り落と
します。

型取りをします。

ピッチ面を暫くお湯に付け、柔らかくなったところで鏡面に押してけます。
このとき鏡面もお湯で濡らしておき、貼り付かない様に動かします。
乾いたままだとピッチが貼り付きます。

磨きヘ続く