1 | 焦点距離1200mmを目標に鏡面製作します。 鏡材はシタール材:φ131mm×21.4mm。 同径のシタールがもう一枚有るのですが、盤にして 盤の径が鏡材の80%しか無いので上手くいくかわか |
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鏡材の使用面を決めます。 摺りガラスのため、水道水を流しながら気泡や異物混入がないか |
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砂ずりに入る前に、角の面取りをします。 以前はカーボランダム#120や、砥石で面取りをしていましたが、今回 ヤスリは鋸の目立て用のものです。ダイヤの粒度が適当との判断と、 |
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#120砂ずりに入ります。 TOT(盤が上)にて試して見 |
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目標の焦点距離になるよう、自作球面計で深さを測りながら進めます。 球面計の脚ピッチ円の半径がr=50mmなので、曲率半径R=2400mmに 【30分後】に測定すると【d=0.14mm】。思ったほど削れてません。 注、球面計での数値を凹面の深さ:d、凸面高さ:hとして今後進めます。 |
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今度はMOT(鏡材が上)に して、回転荒ずり法(※)で 【30分】。計60分 鏡材:【d=0.48mm】 盤:【h=0.44mm】 やはりこの方法が1番掘り 込めそうです。 盤の面取りもします。 ※川村幹夫著 |
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同様に回転荒ずり法にて さらに【10分】。計70分 途中削れ具合を見ると鏡の 中央、盤の周囲しか削れて ません。 鏡材:【d=0.53mm】 深さは良さそうです。 |
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掘り込みはこれくらいにして 今度は球面化をします。 回転荒ずり法で強引に掘り |
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上の写真のようにTOTにて”∞”、”V”や”W”のストロークで削ります。 ストロークは大きめです。盤と鏡は適当な間隔で(砂の補給のときに) 60〜90度回転させます。 【20分後】。計90分 鏡材:【d=0.51mm】 盤:【h=0.46mm】 全面にRが付いてきましたがちょっと浅目です。 球面化のとき一度貼りつきました。 |
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もう少し掘り込む為にMOT にてさらに【10分】。計100分 鏡材:【d=0.56mm】 ちょっと深すぎました。 |
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焦点距離を伸ばすために TOTにてストロークを短め で【10分】。計110分 鏡材:【d=0.55mm】 あまり伸びてません。 |
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10 | ちょっと強引に伸ばしま しょう。 TOTのWストローク(大きめ) と回転荒ずり法を混ぜて 【10分】。計120分 鏡材:【d=0.53mm】 |
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11 | これで#120は最後にしま しょう。 TOTでストロークを短くして 鏡と盤の曲率を合わせます。 【10分後】。計130分 鏡材:【d=0.52mm】 盤:【h=0.51mm】 平均で0.515mm FL=1214mm これくらいなら後で何とかなる |