山歩き記録[番外]

2012年4月15日    2度目の植物観察会に参加

【石鎚山麓散策】  愛媛県西条市大保木(おおふき)地区
 
 愛媛植物研究会主催の植物観察会が私の住む西条市大保木の「石鎚ふれあいの里」を中心に
行われるというので今年も(一昨年に続き2度目)参加させて頂いた。

 9時過ぎ集合場所の「石鎚ふれあいの里」に到着。既に数人来ており、事務局の方に本日の会費を
支払い受付を済ます。その内だんだんと参加者が集まる。総勢24名ほど。
松山からの知人も既に到着していた。久しぶりの再会。宇和島からもネットで見たと参加されていた。

 
 自己紹介や本日の行動予定説明中

 9:30主催者から挨拶。今日のテーマは”何でも食べてみよう”
予定の説明後、ふれあいの里周辺を食材を探しながら歩く。11:00過ぎ元の場所へ。

 テーブルに並んだ野草の説明をI先生より伺う。また最近TVニュースでもあったニリンソウと
間違えてトリカブトを食べた件の話。ニリンソウの葉はレイジンソウやトリカブトに似ている。
違いが判らない人は手を出さない方が良い。


 しかし色々有るものだ。ミツバ、イタドリ、ギシギシ、スイバ、オニタビラコ、ギボウシ、ハコベ、
タンポポ、アザミ、ラッキョウ、アサツキ、ユキノシタ、スギナ、ナルコユリ、ヨモギ、ツクシなどが集まる。
他には食べられるのかどうか怪しい物も、また、地衣類の専門家も居て、桜の古木に付くものも
並んだ。

 女性軍が調理に、男性軍が青竹を使って箸や湯呑作りに挑戦。

お寿司・てんぷら・あめごの塩焼き。山菜の和え物など次々に料理が運ばれてくる。

 ちらし寿司の上にのっている
 紫や青の花は
 カキドオシとオオイヌノフグリ
 

アメゴの塩焼き 手作りこんにゃく  野草のてんぷらや和え物

 ちらし寿司、アメゴの塩焼き、手作りこんにゃく、デザートのイタドリゼリーは、石鎚ふれあいの里の
スタッフでもあり、植物研究会のメンバーのH橋さんが作っていただいたものと思います。
大変お世話になりました。

 葉の硬いものはてんぷら、葉っぱは茹でて、クルミ和え、酢味噌和え、ゴマ和え、サラダなどで
頂いた。今回も大満足の豪華山菜ランチでありました。どれも大変美味しかった。

食後は、近くの散策。今回も植物学者に近い先生方がたくさん居られ色々と教えて下さる。

本日の食材 
トウカイタンポポ(旧オオズタンポポ)
 
 花をアップで
 オトメスミレ オオシマザクラ 

 石鎚ふれあいの里 
 周辺の景色

 前には清流 加茂川 

 スタッフの皆様、ご一緒に散策して頂いた皆様、本当にお世話になりました。とても楽しい一日を
過ごすことができました。

【メモ】
 ■「石鎚ふれあいの里」 西条市大保木地区(中奥)
    黒瀬ダム湖より少し石鎚登山ロープウェイ方面に行ったところにある施設。
    清流加茂川のほとりにありバーベキューや飯盒炊飯も楽しめる。宿泊ケビンもあり
    ゆったりとした自然を満喫できる。管理棟にある食堂で食事もできる。

    お問合せ TEL/FAX 0897−59−0203 営業時間:9:00〜18:00

 前回2010年の様子



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