2010年4月11日 初めて植物観察会に参加
【石鎚山麓散策A】 愛媛県西条市
大保木地区
ネットで知った植物観察会が私の住む西条市大保木の
「石鎚ふれあいの里」を中心に
行われるというので参加させて頂いた。
9時過ぎ集合場所の「石鎚ふれあいの里」に到着。既に数人来ており、事務局の方に本日の会費を
支払い受付を済ます。その内だんだんと参加者が集まる。総勢18名ほどだったろうか?
知った顔も見られる。
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「石鎚ふれあいの里」 駐車場と管理棟 |
ケビンなど |
時間が来て、主催者から本日の予定の説明後、昼食に使う山菜を調達しながら付近の散策。
イタドリ、ハコベ、タンポポ、アザミ、ユキノシタ、クローバー、?カンゾウ、ノビル、スギナなどが集まる。
植物の説明も聞きながらのんびり歩く。わずか1kmほど歩くのに2時間余り。頃合いを見て引返す。
今までじっくり見たことがなかった花ですが・・・納得!
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ミミナグサ
日本国産
茎はふつう暗紫色を帯び、花柄はやや長い
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オランダミミナグサ
ヨーロッパ原産の帰化植物
茎は紫色を帯びず、花柄は短い、全体の毛が多い |
戻ったら種類ごとに別け、イタドリやノビルの皮を剥いたり準備。食後のコーヒーカップや箸も竹を
割って作る。
調理は、参加のご婦人方も手伝って?「石鎚ふれあいの里」のスタッフでやっていただいた。
筍ご飯・てんぷら・あめごの塩焼き。次々に料理が運ばれてくる。
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ノビルの味噌和え |
タンポポの胡麻和え |
カンゾウとクローバーの炒め物 |
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イタドリの先端部、ニワトコの若葉、タンポポ、スギナ、オオバコなどの天ぷらを各自トレーへ |
これにミツバと豆腐、卵の入った吸い物 |
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食後のコーヒーとデザート
スコーンに特製イタドリジャムをつけて
いただきます。
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大満足の豪華山菜ランチでありました。どれも美味しいかったが特に私が気に入ったのは菜の花やスイバ、ワサビの葉などの材料を小さく刻み味噌、醤油、ラー油と一緒に容器に入れ何度も振ったという「即席フリフリ漬け」。
それにしても、雑草がこんなにおいしいとは。
きっと化成肥料も使わないから材料そのものの味がいかされるのでしょうか?
食後は、近くの散策。植物学者に近い先生方がたくさん居られるので次々に教えてくださる。
私など木については殆ど知らないので今日だけでも沢山覚えることができた。
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↑ ザイフリボク(シデザクラ) 花をアップで |
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↑ アオコウツギ(ヒメウツギの変種)の蕾と花 (蕾を見ただけではヒメウツギと思い込んでいた) |
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↑ コクサギ の花と葉(葉の付き方に特徴あり、2枚づつ互生している)
葉を光に透かすと白い明点(油点)がみえる。クサギというがミカン科なのでその臭いがする |
他には、ウラジロウツギやカヤ、イヌガヤなどの木やシダの仲間も沢山教えてもらった。
野の花も沢山見ることができた。
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付近の山々にはヤマザ
クラが多くあり賑わいを
みせていた。 |
フキ・ワラビ・イタドリの山菜はよく食べるが雑草の類は初めての体験。
子供さんの食育にも、このような自然と
ふれあいの体験ができる「石鎚ふれあいの里」。
行って良かった!!
オープン参加可だったので仲間に入れて頂いたが、こんなおいしい(笑)植物観察会ならいつでも
行きたいなぁ!
(今日の料理は「石鎚ふれあいの里」の出血大サービスだったと思います。)
スタッフの皆様、ご一緒に散策して頂いた皆様、本当にお世話になりました。とても楽しい一日を
過ごすことができました。
【メモ】
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「石鎚ふれあいの里」 西条市大保木地区(中奥)
黒瀬ダム湖より少し石鎚登山ロープウェイ方面に行ったところにある施設。
清流加茂川のほとりにありバーベキューや飯盒炊飯も楽しめる。宿泊ケビンもあり
ゆったりとした自然を満喫できる。管理棟にある食堂で食事もできる。
お問合せ TEL/FAX 0897−59−0203 営業時間:9:00〜18:00